アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎などに、おすすめの漢方薬が『小青竜湯(しょうせいりゅうとう)』です。
気管支炎・気管支喘息などにも使用されます。

つらい花粉症がやってきましたね⤵


鼻水・目の痒み!どうにかしたいですよね!
その様な時には眠くならない漢方薬がおすすめです!
西洋薬に比べると若干効果が弱い感じがありますが、西洋薬と併用することも出来るので随分症状が楽になることもありますよ!
アレルギー性鼻炎とはどのようなものなの?

「アレルギー性鼻炎」とは、特定の物質(アレルゲン)に対して免疫反応が起こり、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといった症状を呈する疾患です。
アレルゲンによって「通年性アレルギー性鼻炎」と 「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」の2つに分けられています。
ダニやハウスダストが原因であると1年中症状があるため「通年性アレルギー性鼻炎」と呼ばれています。
一方で原因が花粉である場合は一定の季節にだけ症状が引き起こされるため「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)」と呼ばれます。
アレルギー性鼻炎にはどのような治療があるの?
- 抗原の除去と回避
- 薬物療法
- アレルゲン免疫療法:抗ヒスタミン薬などのお薬の使用を減らすことが期待できる治療法の一つとして、免疫療法という治療法があります。
特に、アレルゲンを舌下に投与する “舌下免疫療法” が2014年からスギ花粉症に対して一般治療として開始され注目されています。 - 手術療法
気管支喘息発作にもなっているダニアレルギーを回避するにはどうすればいいの?


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アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎に「鼻うがい」の効果が確認されました!

2022年1月10日(月)NHK放送の ”東洋医学ホントのチカラ「健康の大問題 解決SP」” にて「鼻うがい」の効果について解説がありました!
見逃した方は「NHKオンデマンド」にて視聴できます!
また、放送後1週間は「NHKプラス」でも視聴が可能です。

「鼻うがい」について解説してくれた講師は、北里大学メディカルセンター耳鼻咽喉科の医師・大木幹文さんです。


「鼻うがい」とは、生理食塩水などを使って鼻の中を洗う行為で、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」がルーツとされています。
「鼻うがい」がなぜアレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎に効果を発揮するのかというと、鼻の中にある線毛(せんもう)細胞と粘液の働きが良くなるためであると考えられています。
生理食塩水によって、異物を排除する働きが改善するのですね。

「鼻うがい」のやり方について分かりやすく解説してくれている動画があったよ!

動画で使用されている鼻うがいの商品はこちらです!
自分も使用していますが、いい感じです!
【小青竜湯】の生薬構成(ツムラ)
半夏(ハンゲ)、 甘草(カンゾウ)、 桂皮(ケイヒ)、 五味子(ゴミシ)、 細辛(サイシン)、芍薬(シャクヤク)、 麻黄(マオウ)、 乾姜(カンキョウ)
【小青竜湯】の効能効果(ツムラ)
気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、感冒
【小青竜湯】の特徴・説明
- 『小青竜湯』は中医学的に ”水毒” と言われる状態に使用する漢方薬です。
朝に顔がむくみやすいなど水分代謝が悪い人や冷え性の人に効果的な方剤です。

”青龍” や ”白虎” は風水から来た命名ですね。
青龍の君薬は「麻黄」です。
「麻黄」は煎じると薄い青色になることから青龍になぞらえたと言われています。
(引用:漢方.jp)


「甘草」+「乾姜」=『甘草乾姜湯』という方剤になり、水のアンバランスを改善する作用が期待できます。
「甘草と乾姜」は「細辛」などの熱薬と協力して胃や肺を温めて裏水を取り除きます。
- 『小青竜湯』は実証~虚証まで幅広い体質の方に使用できます。
- 『小青竜湯』の味は表現法が難しいですが、わずかに酸味があって甘いです。

『小青竜湯』についてもっと詳しく学びたい場合は、大泉病院医長である増山浩一先生が古典も含め解説してくれています!
【小青竜湯】のクリニカルパール
クリニカルパール(Clinical pearl)とは、経験豊富な臨床医から得られる格言のようなものです。


呼吸困難時には『小青竜湯』がある程度効果が期待できますが、効果がいまひとつの場合には『麻杏甘石湯』または『桔梗石膏』を合方するとよいです。
(引用:漢方.jp)



中医学では ”腎は納気を主る” という考え方があるのですが、”肺は呼気を主り、腎は吸気を主る” とされています。
このことは簡単に説明すると、息を吐くのには ”肺” が働き、息を吸うのには ”腎” が働くという中医学的な考え方を意味しています。
(引用:がんじゅうふぁみりー)



中医学では「鼻水」は ”肺” の病態であると考えています。
”肺” の重要な働きは ”宣発(せんぱつ)・粛降(しゅくこう)を主る” と言う事です。
”宣発” とは肺の機能で、広く発散させて行き渡らせるという意味なのですが分かりやすく解説すると次のようになります。
- 口から入った水分は胃を通って ”脾” へ行きます
- この水分は ”脾” から ”肺” へ戻ります
- ”肺” はこの液体である水分を気体に変化させて全身に送る
”粛降” とは肺の機能で、各臓腑へ降ろすという意味なのですが分かりやすく解説すると次のようになります。
- ”肺” は気化できなかった水分を ”腎” に降ろします
- ”腎” は一部を尿として排出する
- ”腎” は水分を ”脾” へ送る
つまり、鼻水は ”肺” の重要な働きである ”宣発” が六淫(風・寒・暑・湿・燥・火)によって失調している状態であるため、”寒” が原因であれば肺を温める『小青竜湯』を用います。
それでも水分を処理できない場合は利水剤である『五苓散』を併用すると効果が倍増します!
(引用:がんじゅうふぁみりー)
【小青竜湯】の注意点
むくみ・体重増加・血圧上昇などが現れた場合は医師・薬剤師に相談するようにしてください。
【小青竜湯】の入手方法
- 病院で処方してもらう
- ドラッグストアや楽天・Amazonなどのインターネットで購入できます。
漢方薬のメーカーは「ツムラ」「クラシエ」が2大メーカーです。そのほか、「三和」「コタロー」などあります。どこのメーカーが優れているかは自分は正直わかりません。
同じ方剤名でもその中に含まれる生薬は植物などが原料になっているので、生産地・生産時期・天候などで変わります。ただ、しっかりと厳しい基準をクリアしたものですので心配はありません。
ちなみに、「ツムラ」さんの粉末は、粒子が大きいですがお湯に溶かすときれいに完全に溶けてしまいます。
「クラシエ」さんの粉末は、粒子が細かいですが、お湯に完全には溶けず、粒子が沈殿した感じになります。
実際に飲み比べて、お好みのメーカーを選んでいただければ良いと思います。

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