そんな「痰の多い咳」で検討される漢方薬が清肺湯です。
清肺湯(せいはいとう)は、特に痰が多く、粘りがあって切れにくい咳に用いられる漢方薬です。
医療用の効能・効果は「痰の多く出る咳」とされています。
ただし、咳があるからといって誰にでも清肺湯が合うわけではありません。
乾いた空咳なのか、黄色く粘る痰なのか、喘鳴があるのか、鼻症状が中心なのかによって選ぶ漢方薬は変わります。
この記事では、薬剤師・中医薬膳師・薬膳素材専門士の視点から、清肺湯がどんな「証=体質・症状パターン」に合いやすいのかを、中医学と現代医学の両面から整理します。
咳の漢方は、痰の量・色・粘り、喉の乾燥、冷え・熱感、体力などで選び分けます。
「清肺湯と麦門冬湯のどちら?」など、迷う場合は購入前に体質を確認する方法もあります。
※商品リンクには広告・アフィリエイトリンクを含みます。
※治療中・服薬中の方は、自己判断で治療薬を中止せず、医師・薬剤師へご相談ください。
- 清肺湯はどんな人に向いている?まず結論
- 清肺湯(せいはいとう)とは?効能・効果を確認
- 中医学では「肺熱+痰」がひとつのポイント
- 清肺湯の生薬構成|16種類の生薬をどう見る?
- 清肺湯と麦門冬湯・辛夷清肺湯などの違い
- 副鼻腔炎なら清肺湯?「辛夷清肺湯」と混同しないことが大切
- COPDの咳・痰にも清肺湯は使える?
- 清肺湯のクリニカルパール|臨床家はどう使い分けている?
- 清肺湯の副作用・注意点
- この咳・痰は漢方相談より「受診」が先です
- 痰のケアは「肺」だけでなく「脾=胃腸」も見る
- 毎日の養生|まず1つ変えるなら「よく噛む」
- 3日・3週間・3ヶ月で考える呼吸器の養生
- 清肺湯はどこで買える?
- 「どの漢方が合う?」を体質から整理する|ほどよい堂
- 清肺湯についてよくある質問
- まとめ|清肺湯は「痰を出すために咳き込む」タイプを見極める
- 参考資料
清肺湯はどんな人に向いている?まず結論
- 咳とともに痰が多く出る。
- 痰が粘って切れにくい。
- 痰が黄色っぽい。
- 風邪のあとなどに痰を伴う咳が長引いている。
- タバコや空気の悪い場所で咳・痰が悪化しやすい。
- 空咳よりも「痰を出そうとして咳き込む」感じが強い。
中医学的に表現すると、清肺湯は「肺に熱と痰がこもり、痰が粘って出にくくなっているタイプ」を中心に考える方剤です。
長く咳が続くことで肺の潤いである「陰」も消耗しやすいため、清肺湯には熱や痰への対応だけでなく、肺を潤す方向の生薬も組み合わされています。
清肺湯(せいはいとう)とは?効能・効果を確認
清肺湯は中国の医書『万病回春』を出典とする漢方処方です。
日本でも医療用漢方製剤や一般用医薬品として使用されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 方剤名 | 清肺湯(せいはいとう) |
| 医療用の効能・効果 | 痰の多く出る咳 |
| 一般用医薬品の代表的な目安 | 体力中等度で、せきが続き、たんが多くて切れにくい場合の 「たんの多く出るせき」「気管支炎」など。 |
| 中医学的なイメージ | 肺に熱と痰がこもり、粘った痰と咳が続く状態。 |
| 特徴 | 清熱・化痰・止咳・潤肺を組み合わせた方剤と考えます。 |
中医学では「肺熱+痰」がひとつのポイント
中医学では、呼吸器の働きを主に「肺」が担うと考えます。
肺は呼吸だけでなく、鼻・喉・気管支などを含めた広い呼吸器系の働きと関連づけて考えます。
清肺湯が合いやすい状態では、肺に余分な熱がこもり、さらに痰が停滞していることがあります。
このような状態では、痰が黄色くなったり、粘って切れにくくなったり、痰を出すために何度も咳き込んだりしやすくなります。
黄色い痰、喉の違和感、口の渇き、熱感などが目安になります。
痰が多い、粘る、切れにくい、痰を出すために咳き込むなどです。
咳が長引くと、肺の「潤い」が消耗し、喉の乾燥などが加わることがあります。
痰と咳が長く続く場合は、熱・痰だけでなく肺気虚などの虚証が重なっていないかも確認します。
清肺湯の生薬構成|16種類の生薬をどう見る?
ツムラ清肺湯には、当帰、麦門冬、茯苓、黄芩、桔梗、杏仁、山梔子、桑白皮、大棗、陳皮、天門冬、貝母、甘草、五味子、生姜、竹筎が配合されています。
それぞれを単独で見るより、役割の組み合わせとして見ると清肺湯の特徴が分かりやすくなります。
| 中医学的な役割 | 代表的な生薬 | イメージ |
|---|---|---|
| 清熱 | 黄芩・山梔子・桑白皮・竹筎 | 肺にこもった余分な熱をさます方向。 |
| 化痰・降気 | 貝母・陳皮・杏仁・桔梗 | 痰をさばき、肺の気を下げ、咳や痰を整える方向。 |
| 養陰・潤肺 | 麦門冬・天門冬・五味子 | 咳で消耗しやすい肺の潤いを支える方向。 |
| 土台を支える | 当帰・茯苓・大棗・生姜・甘草 | 気血水や胃腸への負担も考えながら全体を調整する方向。 |
清肺湯では「貝母」も重要な生薬
貝母(ばいも)は、アミガサユリなどの鱗茎を基原とする生薬です。
中医学では「化痰止咳=痰をさばいて咳を整える」方向で使われます。
清肺湯は、単純に咳だけを止めるというより、痰・熱・乾燥など複数の要素を組み合わせて考える方剤と捉えると分かりやすいでしょう。
清肺湯と麦門冬湯・辛夷清肺湯などの違い
「咳に使う漢方なら、どれも同じ」というわけではありません。
特に清肺湯と麦門冬湯、辛夷清肺湯は検索されることが多いため、違いを整理します。
| 方剤 | 選択の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 清肺湯 | 痰が多い。 粘って切れにくい。 痰を出すために咳き込む。 | 清熱+化痰+潤肺。 |
| 麦門冬湯 | 痰が少ない。 空咳が中心。 喉の乾燥感が強い。 | 肺・喉を潤す方向をより重視。 |
| 麻杏甘石湯 | 咳が強く、喘鳴や熱感が目立つ場合など。 | 肺熱をさまし、咳・喘鳴を整える方向。 |
| 五虎湯 | 強い咳、喘鳴などがみられる場合。 | 麻杏甘石湯に桑白皮を加えた構成。 |
| 辛夷清肺湯 | 鼻づまり、濃い鼻汁、慢性鼻炎、副鼻腔炎など鼻症状が中心。 | 「辛夷」が入る、清肺湯とは別処方。 |
| 滋陰至宝湯 | 長引く咳に加えて、虚弱・乾燥などが目立つ場合。 | 陰血を補いながら咳を整える方向。 |
| 竹筎温胆湯 | 痰に加えて、不眠・不安感・胃の不快感などが重なる場合。 | 痰熱と胃腸・精神症状を含めて考える方剤。 |
清肺湯と麦門冬湯の違いをひと言で
清肺湯:「痰が多く、切れにくくて咳き込む」。
麦門冬湯:「痰が少なく、乾いた空咳が続く」。
もちろん実際には、舌・体力・冷え・熱感・経過・併用薬なども含めて判断します。
副鼻腔炎なら清肺湯?「辛夷清肺湯」と混同しないことが大切
「清肺湯」と「辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)」は名前がよく似ていますが、別の漢方処方です。
清肺湯の中心は、痰の多い咳です。
一方、辛夷清肺湯は、濃い鼻汁、鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎)など、鼻の症状を中心として使われる処方です。
主役は「咳・痰」。
痰が多く、粘って切れにくい咳を中心に考えます。
主役は「鼻」。
鼻づまり、濃い鼻汁、慢性鼻炎、副鼻腔炎などを中心に考えます。
「黄色い鼻水だから清肺湯」と名前だけで判断するのではなく、症状の中心が鼻なのか、咳・痰なのかを整理することが大切です。
COPDの咳・痰にも清肺湯は使える?
COPD(慢性閉塞性肺疾患)では、慢性的な咳、痰、労作時の息切れなどがみられることがあります。
清肺湯は、慢性化した呼吸器疾患で「痰の多く出る咳」がある場合に検討されることがあります。
ただし、COPDそのものの第一選択治療が清肺湯という意味ではありません。
COPDでは、原因物質からの回避、禁煙、気管支拡張薬を中心とした薬物療法、ワクチン、呼吸リハビリテーション、身体活動、栄養管理などを組み合わせた管理が重要です。
COPDでは肺機能検査などによる診断と重症度評価が重要です。
現在使用している吸入薬などを自己判断で中止して、清肺湯へ置き換えるものではありません。
喫煙歴があり、朝の咳・痰が続くなら一度検査を
「歳のせい」「タバコを吸っているから仕方ない」と思っていた咳や痰が、COPDのサインであることもあります。
特に喫煙歴があり、階段や坂道で以前より息切れする、毎日のように咳・痰があるという場合は、漢方選びの前に呼吸器内科などで相談することをおすすめします。
清肺湯のクリニカルパール|臨床家はどう使い分けている?
クリニカルパールとは、経験豊富な臨床家が日々の診療から得た実践的な知見・コツを指します。
以下は経験的な見解であり、診療ガイドラインやすべての患者さんに当てはまる治療法という意味ではありません。
特に肺炎・気管支拡張症・COPDなどでは、医療機関での診断・標準治療を土台として考えることが重要です。
誤嚥性肺炎のように痰が問題となるケースでは、清肺湯をベースとして考え、証によって茯苓飲合半夏厚朴湯や半夏厚朴湯などの併用を検討する考え方が紹介されています。
出典:漢方.jpで紹介されたクリニカルパール。
※自己判断で漢方薬を複数併用せず、医師・薬剤師へご相談ください。
気管支拡張症で痰が多い症例では、清肺湯が合うことがあるという臨床的な見解が紹介されています。
気管支拡張症では慢性的に痰が増えたり感染を繰り返したりすることがあるため、漢方だけで管理するのではなく、呼吸器科での経過観察が基本です。
出典:漢方.jpで紹介されたクリニカルパール。
清肺湯は、痰を出すために何度も咳き込むような「痰の多い咳」を使用の目安として考えます。
一方、麦門冬湯は痰が少なく、乾いた空咳が中心となるケースを考えるという使い分けが紹介されています。
この違いは、清肺湯と麦門冬湯を選ぶ際の非常に分かりやすいポイントです。
出典:がんじゅうふぁみりーで紹介された中医学的解説。
「咳」という一言だけでは、清肺湯・麦門冬湯・五虎湯などのどれが合うのか判断できません。
ほどよい堂では、症状だけでなく気・血・津液、寒熱・虚実、胃腸の状態まで確認しながら整理します。
清肺湯の副作用・注意点
漢方薬も医薬品です。
「自然由来だから副作用がない」というわけではありません。
清肺湯には甘草や黄芩などが含まれるため、体質・併用薬・使用期間などによって注意が必要です。
特に注意したい症状
服用後に次のような症状が現れた場合は、服用を中止して医師・薬剤師などへ相談してください。
- 発疹・発赤・かゆみ。
- むくみ、体重増加、血圧上昇。
- 手足のだるさ、しびれ、筋肉痛、脱力感。
- 発熱、空咳、息苦しさ。
- 黄疸、褐色尿、強い全身倦怠感など。
清肺湯では、まれながら間質性肺炎、偽アルドステロン症・ミオパチー、肝機能障害などの重大な副作用が報告されています。
甘草を含む漢方薬の重複に注意
清肺湯には甘草が含まれています。
甘草を含む漢方薬を複数併用すると、甘草の総摂取量が増えることがあります。
他の漢方薬、利尿薬、ステロイド薬などを使用している方、高血圧・心臓病・腎臓病などで治療中の方は、購入前に医師・薬剤師へ相談すると安心です。
この咳・痰は漢方相談より「受診」が先です
咳や痰の裏には、肺炎、喘息、COPD、結核、心不全、肺がんなど、医療機関での検査が必要な病気が隠れていることがあります。
- 息が苦しい、呼吸が速い。
- 唇が紫色になる。
- 高熱が続く。
- 血痰が出る。
- 胸痛がある。
- 意識がぼんやりする。
- 急に症状が悪化した。
- 咳が長期間続いている。
- 体重減少を伴う。
漢方は、必要な検査を避けるためのものではありません。
西洋医学で危険な病気を確認しながら、中医学で「なぜ痰がたまりやすいのか」という体質を考える、この両輪が大切です。
痰のケアは「肺」だけでなく「脾=胃腸」も見る
中医学には、「脾は生痰の源、肺は貯痰の器」という考え方があります。
これは、痰が出ている場所は肺でも、その背景には食事を消化・吸収し、水分代謝を整える「脾」の弱りが関係することがある、という考えです。
ほどよい堂では、これを現代的な腸活の視点と合わせて考えます。
「肺だけを見る」のではなく、栄養を取り込み、全身へ届けられる土台を整えることも慢性的な体調管理では大切です。
ほどよい堂の養生は3本柱
細胞は食べたものを材料として常に入れ替わっています。
タンパク質、良質な脂質、ビタミン・ミネラル、食物繊維などの不足がないかを確認します。
栄養や酸素は血流に乗って全身へ運ばれます。
無理のない歩行や呼吸リハビリなど、体力に合わせた活動も大切です。
食べるだけでなく「吸収できる腸」を育てる視点です。
胃腸が弱ければ、どれだけ良い食事をしても十分利用できないことがあります。
毎日の養生|まず1つ変えるなら「よく噛む」
咳や痰があると、つい「肺に良いもの」だけを探したくなります。
しかし中医学の土王説では、胃腸という「土」を整えることを全身の土台として考えます。
1口30回を目安によく噛む
よく噛むことは、食べ物を細かくするだけではありません。
唾液の分泌や消化の準備を促し、胃腸への負担を減らすための「消化のスイッチ」と考えることができます。
味噌汁・野菜スープを毎日の定番に
温かい汁物は、水分と栄養を一緒に摂りやすいのが利点です。
野菜、海藻、きのこ、豆類などを組み合わせると、発酵性食物繊維やミネラルも取り入れやすくなります。
腸活は3方向から
発酵食品など、腸内細菌との関係を意識した食品。
海藻、きのこ、豆、野菜など、腸内細菌のエサとなる食物繊維。
発酵によって作られる代謝産物などにも注目する考え方。
食事・睡眠・ストレスなどを含め、腸粘膜の環境を整える視点も大切です。
3日・3週間・3ヶ月で考える呼吸器の養生
体は固定されたものではなく、食事・睡眠・運動・ストレスなどの影響を受けながら常に変化しています。
慢性的な不調ほど、「薬を飲んで終わり」ではなく日々の土台も合わせて整えていくことが大切です。
水分を適度にとる。
タバコ・煙・強い香料など悪化要因を避ける。
痰の色・量・粘り、熱、息切れを観察します。
1口30回を意識する。
味噌汁・野菜スープ、海藻、きのこ、豆類を定番化する。
睡眠と無理のない運動を整えます。
栄養・循環・腸活を継続し、体重・筋力・食事量・睡眠・ストレスなども含めて見直します。
COPDなど慢性呼吸器疾患がある場合は、医療機関での管理と並行します。
清肺湯はどこで買える?
清肺湯は、医療機関で処方される医療用漢方製剤のほか、薬局・ドラッグストア・インターネットなどで一般用医薬品を購入できる場合があります。
市販薬ではメーカーによって用法・用量や対象年齢などが異なるため、必ず各商品の添付文書を確認してください。
商品の規格・価格・用法などは販売ページで最新情報をご確認ください。
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「どの漢方が合う?」を体質から整理する|ほどよい堂
漢方では、同じ「咳」でも選ぶ方剤が違います。
痰が多い人。
空咳の人。
冷えると悪化する人。
熱感が強い人。
胃腸が弱い人。
疲れると咳が出る人。
病名だけでは、この違いを十分に表現できません。
宮崎県川南町の漢方薬局「ほどよい堂」では、薬剤師・中医薬膳師・薬膳素材専門士が、中医学と現代医学・栄養学の両面から体質を整理します。
漢方だけに頼るのではなく、漢方×薬膳×腸活の視点から、食事や生活習慣まで含めて「続けられる養生」を一緒に考えます。
- 清肺湯と麦門冬湯の違いが分からない。
- 痰の絡む咳が長引いている。
- 漢方薬をいくつか飲んでいて重複が心配。
- 病院の治療と漢方をどう組み合わせればよいか知りたい。
- 胃腸・食事・腸活まで含めて相談したい。
- 近くに漢方相談ができる場所がない。
「清肺湯を買う前に、自分の症状に合うか確認したい」という段階でもご相談いただけます。
宮崎県外の方もオンラインでご利用いただけます。
清肺湯についてよくある質問
痰が多く、粘りが強く、切れにくい咳が代表的な使用目安です。
空咳中心の場合は、麦門冬湯など別の方剤を考えることがあります。
黄色く粘る痰は清肺湯を考える目安のひとつですが、それだけでは決まりません。
発熱、息苦しさ、胸痛などがあれば肺炎などの確認が必要なため、受診を優先してください。
大まかには、清肺湯は「痰が多く切れにくい咳」、麦門冬湯は「痰が少ない乾いた空咳」が代表的な使い分けです。
実際には体力・寒熱・舌・経過なども確認します。
清肺湯の中心は痰の多い咳です。
鼻づまり、濃い鼻汁、慢性鼻炎、副鼻腔炎など鼻症状が中心なら、名前の似た「辛夷清肺湯」など別処方が検討されます。
いいえ。
COPDの基本は呼吸器科での診断と標準治療です。
清肺湯は、痰の多い咳という症状・証に対して補助的に検討される場合があります。
併用できる場合もありますが、甘草など同じ生薬が重複することがあります。
複数の漢方を使用する場合は、自己判断ではなく医師・薬剤師に確認してください。
まとめ|清肺湯は「痰を出すために咳き込む」タイプを見極める
- 清肺湯は「痰の多く出る咳」に用いられる漢方薬。
- 痰が多い・粘る・切れにくいことが重要な目安。
- 中医学では肺熱・痰を中心に、肺の潤い不足なども考える。
- 痰の少ない空咳なら麦門冬湯などとの鑑別が必要。
- 副鼻腔炎・鼻づまり中心なら辛夷清肺湯とは別物として考える。
- COPDは清肺湯だけで治療する病気ではなく、標準治療が基本。
- 甘草による偽アルドステロン症などの副作用にも注意する。
漢方で大切なのは、「この病気にはこの薬」と一対一で決めることではありません。
今出ている痰や咳が、なぜ起きているのかを体質まで含めて整理することです。
清肺湯が合うのか、麦門冬湯や別の方剤を考えた方がよいのか分からない場合は、購入前に専門家へ相談してみてください。
ほどよい堂では、漢方×薬膳×腸活の視点から、あなたの現在地を一緒に整理します。
全国オンライン対応です。
※医療機関で治療中の方は、現在の治療を自己判断で中止しないでください。
※漢方薬にも副作用・相互作用があります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。
参考資料
- 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
「ツムラ清肺湯エキス顆粒(医療用)」電子添文。
PMDA医薬品情報 - 株式会社ツムラ
「ツムラ漢方清肺湯エキス顆粒」製品情報。
ツムラ公式製品情報 - 一般社団法人 日本呼吸器学会
「COPD診断と治療のためのガイドライン2026 第7版」。
日本呼吸器学会ガイドライン - PMDA 「一般用漢方製剤 清肺湯 使用上の注意」。
- 漢方.jpで紹介されている竹越哲夫先生・松田邦夫先生のクリニカルパール。
- がんじゅうふぁみりーで紹介されている長嶺荒人先生の清肺湯に関する解説。



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