処方せんは全国どこの薬局(保険薬局)でも受け付けOKです!ただし注意点も・・⁉

処方せんはどこの薬局でもOKです!ただし・・・【保険薬局】 薬局で損をしない方法【薬局節約術】

病院やクリニック等を受診し、診察を受けると、医師の指示が記載されている文書「処方箋」が発行されることがあります。

処方箋には、保険情報をはじめ、薬の名称や服用量、飲み方などが書かれています。最近は、病院によっては血液検査の数値なども記載していることもあります。

のんびり太郎
のんびり太郎

処方せんは、「保険薬局」であれば、全国どこの薬局でも受付することができます。

ハルくん
ハルくん

患者さん自身で、「お気に入り薬局」を選んでくださいね!

スポンサーリンク

調剤薬局を選ぶときのポイントとは?

出典:724edu
  • 自宅や職場に近いなど、立地的な便利さ
  • 薬剤師との相性:患者さんも薬剤師も人間ですので、お互いに相性があると思います。「お気に入りの薬剤師」を見つけましょう!
  • 薬局内の雰囲気をみる:調剤薬局では、大抵の場合「薬剤師・医療事務員」が各々数名のことが多いと思います。                                                           少数のスタッフが、あの狭い調剤薬局の中で一日中仕事するのですから、人間関係が崩れるとずっと「ピリピリとした空気感」が漂います。                                            どの業種でも同じと思いますが、こうなると仕事の効率も落ちて待ち時間が長くなりますし、調剤ミスも出やすくなります。調剤ミスは患者さんの健康被害にもつながる可能性があるので要注意です。

病院の隣(門前薬局)ではない調剤薬局で、お薬をもらう時の注意点とは?

出典:薬学っぽいイラスト

お薬をもらう際に、全国のどの調剤薬局(保険薬局)を自由に選んでいいのですが一つだけ注意が必要なことがあります。

のんびり太郎
のんびり太郎

それは、調剤薬局ごとに『お薬の採用・在庫が異なる』という問題です。

病院・クリニックの隣にある「門前薬局」でお薬をもらう場合は、ほとんどの医師は処方するお薬はいつも同じお薬なので、基本的に隣の病院の医師が使うお薬の在庫はきちんと揃えてあります。

また、隣の病院の医師が新たに新薬を処方するという場合などには門前薬局には前もって情報提供してくれることが多いので予め準備することができます。

のんびり太郎
のんびり太郎

隣の病院・クリニックとは、薬剤の勉強会を共催したり、いろいろな打ち合わせを行うことも多いですね。

門前薬局以外の調剤薬局に初めて行った場合は、お薬はすぐにもらえないことが多いって本当⁉

ハルくん
ハルくん

どこの調剤薬局でも処方せんがあればお薬を出してくれるって話だったから、家の近くの調剤薬局に行ったら何種類もお薬が在庫されていなくてずいぶん待たされたよ…。

のんびり太郎
のんびり太郎

患者さんには、申し訳ないのですが多くの場合そのような状況になると思います…。

そこで、このような場合に調剤薬局はどのような対応を取っているか説明しますね。

のんびり太郎
のんびり太郎

まず、処方せんを受け付けた段階で、調剤薬局は卸さんに至急で発注をかけたり、近隣の調剤薬局にお薬があればその薬局にお薬を直接購入するために走ることになります。

どちらの場合でも、薬局の立地条件で異なりますがお薬が到着するまで30分~1時間くらいは時間を要します。

のんびり太郎
のんびり太郎

では、なぜ隣の病院・クリニックではない医療機関のお薬は揃えていないことが多いのかという疑問にお答えすると、

”保険適応になっている無数のお薬を、すべて在庫することは物理的・経済的に不可能なため”なのです。

これは、薬局の努力ではどうすることも出来ない問題なのです。

ハルくん
ハルくん

最近は『かかりつけ薬剤師・かかりつけ薬局』を推奨しているようだけど、なんだか待たされたりとか患者さんにとって不便なことが多いよね…。

のんびり太郎
のんびり太郎

このお薬の採用・在庫に関する問題で調剤薬局で待たされないようにするには、次の方法を取ってもらうことで解決できることもあります。

お薬を待たずにもらうためのポイント!
  • 前もって処方せんを薬局にFAXする(病院からFAXをしてくれることもあります)
  • 薬局に連絡して、処方せんの内容を伝える
のんびり太郎
のんびり太郎

このように予め連絡してもらえると、すぐにお薬を準備する対応が取れるので待たされるようなことは少なくなると思います。

医療機関と調剤薬局(門前薬局)の関係性について解説

病院・クリニックと調剤薬局は ”経済的、機能的、構造的に独立していなければならない” という決まりがあるのはご存じでしたか?

病院・クリニックのすぐ隣に調剤薬局があり、医療機関と調剤薬局の間に一体感があるように思われるかも知れませんが、情報交換などは行っていますがあくまでも近所同士のおつきあいの域を超えることは認められておらず、経営面に関しては法的に一切禁止されているのです。

のんびり太郎
のんびり太郎

ちなみに、病院・クリニックと調剤薬局は ”経済的、機能的、構造的に独立していなければならない” という決まりは次のようなことです。

  1. 薬局、クリニック間でそれぞれの開設者、役員同士で三親等以内の関係が無い。
  2. 構造的な誘導設備が無いこと:渡り廊下のように病院と薬局をつないだらアウト!
  3. 薬局と病院は公道を挟むか、塀(フェンス)で仕切られた別名義の敷地に開設しなければならない。
  4. 医療機関から特定の調剤薬局への誘導も禁止:病院受付で○○薬局に行ってくださいはアウト!
のんびり太郎
のんびり太郎

上記の③などは、患者さんの利便性は完全に無視していて、必ず一度公道に出なければならないようにフェンスなどで通れないようにしなければなりません。

薬局の立地によっては、薬局に行くのに道も狭く交通量も多い公道にあえて出なければならず危険なところもあります。

これを受けて規制が一部緩和され、医療機関の敷地内に薬局を開設する、いわゆる “敷地内薬局(門内薬局)” が解禁されました。

ハルくん
ハルくん

2021年7月14日に『敷地内薬局』の現状を「大変遺憾」とする日本薬剤師会の意見が発表されたようだね…。

のんびり太郎
のんびり太郎

統計的にもほとんどの患者さんは病院・クリニックから一番近い薬局に流れて来ます。

大病院の敷地内薬局の場合はその傾向が如実に出ますので、独立性が担保できないという病院との利益供与が難しい問題になっている様ですね…。

医療機関と調剤薬局(門前薬局)の関係性についての個人的な意見

のんびり太郎
のんびり太郎

個人的には『門前薬局』と『敷地内薬局』との違いは患者さんからしてみればそう大差はないのでは…と思います。

日本薬剤師会としては ”独立性が担保できないのが問題” との意見ですが、結局のところ ”お金・既得権” がらみです。

患者さんの利便性などについては後回しなのです。

そもそも、独立性のことが話題の焦点になっていますが、門前薬局が独立している様には現役薬剤師として現場の実感として思えません。

確かに経営自体は分離していますが、統計的にもほとんどの患者さんは病院・クリニックから一番近い薬局に流れて来ますし、隣の病院の顔色をうかがっている(忖度している)様な薬局経営者が多いのは間違いありません。

のんびり太郎
のんびり太郎

分かりやすく例えると病院・クリニックが「大手企業」で、門前薬局は「下請け」のような関係性です。

ある病院と門前薬局間で仲違いが起きて、病院が院内処方に切り替えて処方せんを出さなくなったために、門前薬局は閉店に追い込まれたような事例もあります。

このような例はまれなケースですが、クリニックの医師が体調を壊したり、年齢的なもので病院が閉院になれば、門前薬局も経営的に成り立たなくなるので閉店になるのが常です。

そもそも、開業する医師とのコネなどによりクリニックと一緒に門前薬局を開局しているのですから独立性などあってないようなものです。田舎になればなるほどこの関係は顕著になって現れます。

のんびり太郎
のんびり太郎

このような状態であるのに病院と門前薬局が本当の意味で独立しているとは到底思えません。

患者さんがどこの医療機関を受診しても、医療機関の隣の門前薬局ではなく、自分のかかりつけの調剤薬局に処方せんを持って行き処方してもらうことが「面分業」というのですが、これが出来て初めて、本当の意味で病院と薬局が独立しているということになると思います。

のんびり太郎
のんびり太郎

面分業推進の理念を掲げて、敷地内薬局を批判するならば、門前薬局も然りじゃないかと…。

病院・クリニックになるべく近い場所を狙った『陣取り合戦』のことで物議を繰り広げるくらいなら、逆の発想で病院・クリニックの半径○〇○m以内には調剤薬局は建ててはいけないと決めれば独立性は確立できそうな気もしますが…。

でもこうなると患者さんの利便性は損なわれますね。

ハルくん
ハルくん

ウェブマガジン「薬プレッソ」にて、アイングループの「敷地内薬局についてのメリット」が説明されていたよ。

のんびり太郎
のんびり太郎

あんまり権力者に意見すると怖いですから…。

これくらいにしておきます!

スポンサーリンク

コメント

スポンサーリンク

種類2
タイトルとURLをコピーしました