『ワクチン』の開発が世界各地で行われ、厚生労働省も日本での供給に向けて、情報を発信しています。
ただ、現時点では「手洗いの励行」、飛沫感染予防に対して、「3密を避ける」「マスクの着用」などの自己防衛をするしかないと思います。

感染対策として2mの距離を空けるといいと言われているよね!

なぜなら、ワクチンにより、感染症の蔓延を防止するためには、多くの人がワクチン接種を行い、多くの人が抗体を持つ必要があるからです(集団免疫獲得)。
それまでには、まだまだ時間がかかりそうです。
また、ワクチンの副作用などは、多くの人が接種することによって、後からわかることもあります。
今は只々、一刻も早く新型コロナの終息を願うばかりです。
個人的な提案として「補中益気湯」など、免疫力を高めるといわれる漢方薬を服用するのもいいと思います。

コロナ予防を期待して、
自分は『補中益気湯』を服用しています。
ワクチンの種類

一言で「ワクチン」っていっても様々な種類があるんだね!

ウイルスベクターワクチン
ベクターとは、簡単に言うと「運搬係」のことです。
新型コロナウイルスの遺伝子のうち、「感染の仕組みに関わっている部分」だけを取りだしてベクターに持たせると、挿入したコロナウイルスの遺伝子産物に対する抗体ができて、新型コロナウイルスをやっつけてくれます。
「病気に関わっている部分」は持たせないので、比較的安全です。
アストラゼネカ社 新型コロナワクチンの特徴とは
ウイルスのスパイクたんぱく質を作る遺伝子を無害な別のウイルスに組み込み、そのウイルスごと投与します。
すると、人の細胞に無害なウイルスが感染して新型コロナウイルスのものと同じスパイクたんぱく質が作られるようになり、それを受けて免疫の働きで抗体が作られます。
2度から8度の冷蔵庫で保管可能です。
開封後は、冷蔵庫で保管する場合は48時間以内、室温では6時間以内に使う必要があります。
DNAワクチン
「感染の仕組みに関わっている部分」だけのDNAを体内に入れ、体内の細胞に、そのDNA産物(タンパク)を作ってもらいます。
タンパクに対する抗体ができれば、新型コロナウイルスにも機能します。
DNAワクチンの特徴は早く大量にできることですが、いままで実績がありません。
RNAワクチン
設計図であるDNAからタンパク質がつくられるとき、二本鎖の片割れであるRNAの情報を読み取ります。
だったら「最初からRNAを入れればいい」というのがRNAワクチンです。
DNAワクチン同様、早く大量にできるものの、今まで実用化の例はありません。
ファイザー製薬 新型コロナワクチンの特徴とは
本剤はメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンです。
SARS-CoV-2のスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだ製剤になります。
本剤を接種し、mRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAを基に細胞内でウイルスのスパイクタンパク質が産生され、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、SARS-CoV-2による感染症の予防ができると考えられています。
一般的な医療用の冷凍庫でマイナス25度からマイナス15度でも2週間にわたって保存できます。
(参考資料:厚生労働省HP)
モデルナ社 新型コロナワクチンの特徴とは
アメリカの製薬会社モデルナのワクチンも「mRNAワクチン」です。
保存はマイナス25度からマイナス15度の冷凍庫で保管し、医療機関では2度から8度の冷蔵庫で30日間保管できるとされています。
不活性化ワクチン
新型コロナウイルスウイルスの本体を不活化したもの、もしくは不活化した一部を用いたワクチンです。
不活性化ワクチンの実績は豊富ですが、開発に時間がかかります。
引用元「国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所霊長類医科学研究センター」センター長の保富 康宏先生監修記事より
新型コロナワクチンの情報入手におすすめのサイト
日本政府からも、多くの情報が発信されています。
最新の情報を得るには、こちらのサイトを利用すると良さそうです!

ワクチンで新型コロナが収束することを願うばかりだね!
「ダチョウ」を利用した感染症予防に寄与する研究で注目!【塚本康浩教授】


「塚本康浩」先生がダチョウについて書かれた著書も面白かったよ!

2020年6月7日TV番組の「情熱大陸」でダチョウ抗体研究の 『塚本康浩教授』が、
人生をダチョウに捧げる男 として放送されていましたね。

ダチョウ抗体点鼻薬とは?

「ダチョウ抗体」の点鼻薬ってどんなもの?

『CORONA PROTECTION/ダチョウ抗体点鼻薬』とは、点鼻することで、コロナウィルス抗体が鼻粘膜・気管に付着し、コロナウィルスを不活性化、体内に感染/発症することを防ぐスプレーです。
病原体をダチョウに打つと、ダチョウの体内で抗体がつくられ、そのダチョウの産んだ卵にも抗体が含まれます。
ダチョウの卵を分離および精製を繰り返し、高濃度の抗体を抽出します。
殺菌などの精製を繰り返し、鼻粘膜や口腔内に噴霧しても安全なように調剤、その後経口毒性試験、アレルゲンテスト、パッチテストなどの安全性確認試験を経て点鼻容器に分注したものです。
ダチョウ抗体マスクとは?
ダチョウの卵から抽出した抗体を用いて「新型インフルエンザ予防のためにマスク」を開発されています。

インフルエンザ予防のマスクも人気があるね!

ダチョウの抗体が、
新型コロナウイルスにも対応できるということのようです。

塚本康浩教授は、他にもダチョウ抗体を利用した食中毒予防、がん治療薬、美容などの研究に取り組んでいます。
抗体マスク以外に開発された商品は多岐に渡ります。
ダチョウ抗体を納豆のタレに混ぜた「抗体納豆」、空気清浄フィルターに活用して「ウィルス対策用空気清浄抗体フィルター」、アトピーの原因菌としても知られる黄色ブドウ球菌抗体を配合させた肌に塗る「オールインワンジェル化粧品」などがあります。
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