スポーツ選手が試合の合間に「バナナ」を食べているのを目にしたことがあると思いますが、バナナには、人の体に欠かせない栄養素をがバランスよく含まれているのです!

「バナナ」って、今ではスーパーに行くと年中見かけるし、お手軽に買える果物の代表だよね!


そうだよね!
自分は毎日のように「バナナ」を食べているけど、4本で100円くらいで売られていることも多いよね。
毎日食べているけど、自分にとって家計にも健康にも優しい食材だよ。

でも、昔は高級食材のひとつだったって聞いたことがあるよ。

そうなんだよ。
昭和32(1957)年頃のバナナは、現在の貨幣価値では、1本1,000円もしていたんだって。
今では考えられないほどの「高級フルール」だったんだね。


バナナにもいろんな種類のバナナがあるみたいだね!
美味しそうなバナナがいっぱい!
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バナナにはどのような優れた栄養素が含まれているの?

バナナは、炭水化物やタンパク質、ビタミンB群、ミネラル(カリウム・マグネシウムなど)、食物繊維などバランスよく栄養素が含まれている優れた果物です。
バナナ一本(約100g)で約86キロカロリーです。ご飯だとお茶椀半分、食パン半分に相当します。

バナナは食物繊維を豊富に含んでいるため糖質の消化吸収速度が緩やかなのです。
そのため、血糖値が急激に上がることが避けられます。
カロリーは意外と低いので、ダイエットなどにも最適ですね!

バナナにはこんなにも食物繊維が豊富に含まれていた⁉

バナナ一本(約100g)で1.1gの食物繊維が含まれています。
食物繊維には、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と溶けにくい「不溶性食物繊維」があります。
生の状態のバナナには1.1gの食物繊維が含まれていますが、そのうち1.0gが不溶性食物繊維、0.1gが水溶性食物繊維です。

バナナの食物繊維の多くが不溶性食物繊維なんだね!
特にバナナに多く含まれている不溶性食物繊維は、便の体積を増やして腸を刺激するために、便秘を改善してくれる作用が知られています。

厚生労働省策定「日本人の食事摂取基準(2020年版)に対して、現在、多くの日本人に食物繊維が不足しているそうです。

同じ量では、野菜んの「レタス」「トマト」などと同じくらい食物繊維が含まれているので野菜不足の解消にも一役立ちそうだね!

バナナにはビタミンB群が豊富に含まれていた!
バナナには、ビタミンB2やB3(ナイアシン)、B6が多く美肌など美容効果が期待できます。
また、ビタミンB6はトリプトファンと結びつくことで、体内でリラックス効果の高いセロトニンというホルモンに変わります。

セロトニンは「しあわせホルモン」と呼ばれていて、安眠効果やイライラ解消の効果も期待できます。
ビタミンB群は「代謝ビタミン」とよばれ、体に必要なエネルギーをつくるのに欠かせない存在なのです。
バナナにはカリウムが豊富に含まれていた!
カリウムは、人の体に必要なミネラルのひとつです。
高血圧の原因のひとつとされている塩分に含まれる「ナトリウム」を排出する作用があるため、血圧を下げたり、むくみを改善する効果が期待できます。
バナナにはマグネシウムも含まれていた!
マグネシウムは、骨の健康を保ったり、神経の異常な興奮を抑えたり、カルシウムの作用をコントロールして筋肉の収縮・弛緩を調整したりする役割を果たします。
バナナには強い抗酸化作用があるポリフェノール類も含まれていた!
強い抗酸化作用があるポリフェノールは、ベリー類に多く含まれているのですが、実はバナナにも含まれています。
熟したバナナほどポリフェノールの含有量が高いため、シュガースポット(茶色い斑点)が出てきた頃に食べるのがおすすめです。

シュガースポットが出ているバナナは傷んでいるものだと思い込み、食べること自体を敬遠されている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それは大きな誤解なのです。
シュガースポットが表れたバナナは傷んでしまった訳ではなく、完熟してむしろ最も甘い状態になったことを教えてくれているんだよ!

バナナには幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」の原料となるトリプトファンが豊富に含まれていた⁉

脳内の3大神経伝達物質の代表である「セロトニン」のもととなるのが、必須アミノ酸である「トリプトファン」です。
トリプトファンが減少すると、うつ状態や不眠などが起きると考えられています。
果物の中で、トリプトファンを多く含む代表格がバナナなのです。
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