
バナナを買ったのはいいけど、一人暮らしなどの場合、一房を自分の好みの状態で食べきることが難しいと感じたことはありませんか?

バナナって5本程度が一房単位で売っているけど、すぐに黒くなったり、柔らかくなりすぎたりして、自分の好きな状態で全部食べきることって難しいよね。


そうだね。
自分はまだ茶色い斑点が出ていない少し硬めのバナナが好きなんだけど、すぐに熟してしまうよね…。
最近では、スーパーなどには「緑色の熟れていないバナナ」が「黄色いバナナ」とは別に分けて販売されているのも見かけるようになりましたね!
長期保存のことや熟れすぎていない硬いバナナが好きな人向けのためなんでしょうね!


そこで今回は「上手なバナナの保存方法」について調べてみたので紹介してみますね!

保存の温度でこんなにも違うの⁉バナナの保存法は3通り!【常温保存・冷蔵保存・冷凍保存】


バナナは保存法によって保存可能な期間が変わってきます。
- バナナを常温保存する場合:【1週間程度保存可能】
- バナナを冷蔵保存する場合:【10日以上保存可能】
- バナナを冷凍保存する場合:【1か月程度保存可能】

バナナっていろんな保存法があるんだね!
バナナを常温保存するとどうなるの?
バナナの保存に適した温度は15~20℃と言われています。
また、13.5℃以下になると追熟が遅くなるという特徴があるようです。
バナナを青みがかかった状態で購入した場合は、茶色い斑点(シュガースポット)が出てくるまでは、包装されているビニル袋から取り出して、房から1本ずつに切り離して、風通しのいい場所で保存すると良いようです。
バナナのカーブしている部分を上にして山型にして置くと、バナナの重みを受けにくいので傷みにくくなります。

バナナを常温保存する場合は、1週間程度が保存可能な期間と言われています。
バナナを冷蔵保存するとどうなるの?
夏の暑い時期やシュガースポットが出てきた場合は、冷蔵庫の野菜室で保存すると長持ちするようです。
その場合は、ちょっとしたコツがあります。
まず、バナナは房から切り離して1本ずつラップで包んだり、ビニル袋に入れるようにして下さい。
新聞紙で包んだうえで、ラップをするとより良いようです。

バナナを冷蔵保存する場合は、10日間以上保存可能になってきます。
- バナナは自らが発生する「エチレンガス」で追熟してしまうため、1本ずつ切り離さない場合は同じ房のバナナの追熟を早めてしまいます。
- バナナは低温に弱いので、冷蔵保存すると低温障害を起こして皮が黒く変色してしまいます。それを防ぐために新聞紙に包むようにすると変色を最低限に抑えることが出来るようなのです。

バナナを冷凍保存するとどうなるの?
皮をむいて丸ごとラップに包んでもよいですが、輪切りやペースト状などにしてから、用途に合わせて保存すると使い勝手が良いです。

バナナを冷凍保存した場合は、1か月程度保存可能と言われています。
皮をむいたりカットしたバナナが黒くなるのを予防する方法を紹介!


バナナやリンゴなどは、カットするとすぐに黒くなってしまうよね…。
バナナの皮をむいたり、カットしたときに表面が黒くなる原因とは?

バナナには、ポリフェノール類や酵素が含まれています。ポリフェノール類は空気中の酸素と反応すると酸化するので、バナナの皮をむいたり、カットしたときに表面が黒くなってしまうのです。
レモン汁を使うとバナナが黒くなるのを防ぐことが出来るの⁉

バナナやリンゴのカット面が黒くならないようにするのにレモン汁が大活躍するのです!

やり方はとても簡単で、バナナの表面にレモン汁を直接塗るだけです。
少量の水に絞ったレモン汁を薄めたものにバナナを軽くくぐらせるだけでもOKです。
ただ、レモン汁によって酸化が抑えられて黒くなるのが防げますが、若干バナナがレモン汁の酸味によって酸っぱくなってしまいます。

食卓にも置いてある「ポッカレモン」などを利用しても構いません!
砂糖水でバナナが黒くなるのを防ぐことが出来るって本当⁉

水200ccに対して大さじ1の割合で砂糖水を作り、バナナをくぐらせます。
バナナの切り口が砂糖水でコーティングされるため、バナナの切り口が空気に触れるの防いでくれるためバナナが黒くなるのを防ぐことが出来るのです。
黒く変色したバナナは食べても大丈夫なの?

黒くなったバナナは、一見すると傷んで食べてもいいのか躊躇するかもしれませんが、基本的に色が黒く変わってしまっても、からだには何の害もありませんので心配せずに食べて大丈夫です。

通常の保存期間を大幅に過ぎてしまっている場合は、自己責任で食べるか食べないか判断してくださいね。
バナナの皮が黒くなっている場合は食べても大丈夫?

バナナの皮に黒い斑点が出てきますが、これは「シュガースポット」「スイートスポット」といわれるものでバナナが熟した証ですので、傷んで食べられなくなっているわけではなく、甘くなっているサインなのです。
そのほか、冷蔵庫にそのままの状態で保存した場合には、皮全体が黒くなってしまうことがあります。
これは「低温障害」といって、南国原産のバナナにとっては冷蔵庫の温度は低すぎるために起こる現象なのですが、この場合も傷んで食べられなくなっているわけではありません。
冷蔵庫に保存した際に黒くなってしまう原理はポリフェノールの酸化です。
低温状態によってバナナの皮が障害を受けて酸化しやすくなってしまったということです。
皮をむいてみるとバナナの実が黒くなっている場合

バナナを輸送している時に衝撃が加わったり、バナナをちょっと強く握ってしまったような時にはバナナの実が黒くなってしまいます。
これは、外部からの衝撃によってバナナの実に傷がついてしまった為に、そこから空気との接触が起こってしまいポリフェノールが酸化することで黒くなっているのです。
この場合も、特に異臭がしたり、いつものバナナの味と違うような場合でなければ、基本的に食べても問題はありません。

自分は硬い食感のバナナが好きなので、黒くドロッとなった部分は避けてしまいますが…。
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