『薬剤師国家試験合格率』には数字のトリックが!薬学部受験生は必見です!

薬剤師国家試験合格率には数字のトリックが!受験生必見! 薬学部受験生向け情報

 「石原さとみ」さんが主演を務めたドラマ。薬剤師が主人公の『アンサングシンデレラ』などもあり、薬剤師を目指している学生のみなさんや親御さんは、進学先はどこの大学がいいのだろうと、悩まれていることと思います。

 そこで、大学を決める際に考慮される指標のひとつである『国家試験合格率』について、ここでは深堀したいと思います。

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ハルくん
ハルくん

薬剤師になるためにはどうすればいいの?

のんびり太郎
のんびり太郎

 まず、薬剤師になるためには、大学に入学し薬学部を卒業することが必須の条件になります。どれだけ、薬などの知識が豊富で薬剤師国家試験の問題を完璧にマスターしたとしても薬剤師国家試験を受験する資格が与えられません。

ハルくん
ハルくん

色々な大学があるけど、どの大学がいいのかな~?

のんびり太郎
のんびり太郎

 そうですね!。国立大学を含む公立大学・私立大学など数ある大学のなか、どの大学に行くのがいいのだろうと考えるのは当然のことだと思います。

のんびり太郎
のんびり太郎

 特に私立大学は、学生を集めるために様々なアピールをしていますね!。現在は自分たちが学生のころ(昭和40年後半から昭和50年前半生まれ)と比べて薬学部の数が大幅に増加しているうえに、学生数は大幅に減少しています。

 そのため、大学は少しでも優秀な人材を獲得しようと躍起になっています。まず、よく目にするのが『国家試験合格率』のアピールです。

ハルくん
ハルくん

じゃあ、『国家試験合格率』が高い大学を希望大学に選べばいいんだね!

のんびり太郎
のんびり太郎

ちょっと待って!そういうわけにもいかないんだよ。

のんびり太郎
のんびり太郎

 ここでは、単純に、公表されている『国家試験合格率』の数字だけを見比べてはいけない理由を説明します。実は、「数字のトリック」が隠されているのです。


 自分たちの時代も同様のことがありましたが、特に私立大学では、国家試験合格率を引き上げるために最終学年時には、国家試験対策の模擬試験として「卒業試験」が行なわれ、一定レベルの学力がなければ留年となります。

のんびり太郎
のんびり太郎

 勘が鋭い人はお気づきのように、言葉を変えれば「国家試験に合格できる学生しか卒業させない」ということになりますね。そうすれば、国家試験合格率は必然的に高くなりますよね。


 つまり、「学力の優秀な学生が少ない」大学は、見かけ上の「国家試験合格率」は高くても、留年率が物凄いのです。留年率だけではなく卒業できずに退学となる場合もありますね。

ハルくん
ハルくん

そうなんだ~。知らなかった・・・。

ハルくん
ハルくん

 ということは、「国家試験」を主眼においた学力的な側面でいえば、優秀な大学を見極めるには、入学した学生全体が、どれだけ留年・退学せずに国家試験を受験し、合格したかを確認することがポイントなんだね。

受験生・親御さんへのメッセージ

 以前は薬学部は4年間が履修期間でしたが、現在は6年間になっています。単純計算でも学費・生活費は以前の1.5倍必要になってしまいました。これに留年が加わると相当なお金が必要になりますよね。

 私立大学の薬学部の学費は、医学部・歯学部を除く他の学部に比べると明らかに高いので、裕福な家庭でないとちょっと・・・。ここでも格差社会という問題も見え隠れしてきますが・・。

 このほかに、毎年、教科書代が別に必要になります。専門書になるので一冊の単価がまた高いのです。普通に1冊1万円くらいするものもあります。毎年10冊~20冊くらい必要になり、これは学費に含まれませんので、その都度、各自購入する必要があります。また、白衣など様々な備品も各自購入になりますので、学費以外にも結構お金が必要になります。

薬学部の学費はどれくらい?

 2020年の私立大学薬学部6年間の学費の平均は、なんと約1200万円です。国立大学の薬学部の学費は6年間で約350万円です。私立大学は、国立大学の約4倍もの学費が必要になるのです。

※薬学部・薬科大学の学費ランキングはこちらを参考に!

薬学部の今昔(1995年との比較)

 2003年(平成15年)から薬学部が全国に乱立し始め2006年(平成18年)までのたった3年間に私立大学薬学部が、24校(2倍以上)も新増設されました。その後も増設は続き、この時から「薬学部は別格」ではなく、「普通の学部」となりました。現在はそれなりで入学できてしまいます。定員割れのような大学も出てきてしまいました。

 傾向としては、高偏差値大学と低偏差値大学の二極化が進みました。いつの時代でも、トップレベルは変わらないのですが、大学の増設により、定員は大幅に増加し、少子化で受験生は大幅に減少したため、大学さえ選ばなければ「入学フリー状態」になっています。

 結局のところ、大学受験は『椅子取りゲーム』のようなものなので、現在は競争原理が働かなくなっている状態ですね。

 自分たちの時代(約25年前)は、薬学部は恐ろしいほどの倍率(10~20倍は普通)でしたから、ペーパーテストが優秀な学生しか入学できませんでした。本当に薬学部は非常に希少な狭き門でした。

 薬学部総定員数は、2020現在の半分以下。年代人口では、昭和40年後半生まれは、現受験生の約2倍であり、これだけでも現在に比較して、単純に4倍の倍率。

 そのうえ、大学受験に失敗した浪人生があふれているため、現役生は浪人生とも競争しなければならず、現役合格は至難の業でした。予備校は、座る席がないくらい学生で溢れかえっていました。そのため、どこの私立大学でも、ほとんどが偏差値60くらいでしたね

 実際、自分の時代の学生は、普通に半数が1~2浪していました。まぎれもなく自分もその一人でした。

 「国家試験」は、合格者の定員は基本ありませんので、一定の学力に達していれば極論すれば全員合格です。それに比べ「大学の入学試験」は、定員がありますので、合格者は上位何人までとなります。いわゆる『椅子取りゲーム』です。

 つまり、「大学の入学試験」は、同じ学力でも、時代によっては合格にもなるし、不合格にもなります。この点が大きな違いですね。

 結局のところ、何を伝えたいのかといえば、

 厳しい事をいいますが、現在は、以前に比べると薬学部入学は、かなり広き門になっています。だからといって、安易に入学してしまうと複数年にわたる留年などを含め、後々、本人はもちろんのこと親御さんまで大変な目にあってしまいます。

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薬学部受験生におすすめのサイト紹介

 ※薬学部受験生が参考になりそうな、おすすめのサイトがありましたので紹介してみますね!

薬剤師ジュニアーズ

 公表されている薬剤師国家試験の合格率だけでなく、独自の計算式を使って、実際の入学者数、留年者数から算定した数値で、「真の薬剤師国家試験の合格率」を算定しています。

 また、薬学部入試関連、薬学部の生活関連、薬剤師国家試験関連、薬学部就職関連なども紹介してありましたよ。

薬剤師になる!リサーチ大学講座

 薬科大学・薬学部の内情、学費、学習内容、就職事情を細かく説明している「薬剤師を目指す受験生の大学ガイド」です。

 薬学部志望の受験生に向けて、薬科大学の学科組織、就職事情を解説してあります。さらに、総合大か薬科大学かで悩んでいる方に向けた、志望校選びのサポートもありました。

 カテゴリーは、次のようになります。

  • 偏差値順に見る!薬学部・薬科大学
  • 薬学部について知る
  • 薬学部のキャンパスライフ
  • 薬剤師について知る

まとめ

 薬剤師を目指している学生のみなさんや、その親御さんは、進学先の大学を選ぶ際の国家試験合格率』には、『数字のトリック』が潜んでいることにも注意してくださいね!頼りない先輩からのアドバイスですが参考になれば嬉しいです。

 ※ペーパテストが優秀なのと立派な薬剤師になるのは、別問題だと思いますので悪しからず。

ちょっと一言!アドバイス!

 こんな『コロナ禍』において、キャンパスライフが以前のように出来ない苦悩があると思いますが、いろいろな分野の学生との繋がりや、人脈の構築を気づきたいのであれば、単科大学である「○○薬科大学」よりも「○○大学 薬学部」で、キャンパスも他の学部と同じ敷地に併設しているような大学を選ぶと「サークル活動」なども含めて幅広い人脈の構築が出来ると思います。

 長い人生のなかで、学生時代の幅広い人脈の構築は、人生に大きな財産になることは間違いありません。

 ちなみに、九州地方では、『福岡大学』がこの条件に当てはまりますね!参考までに・・。福岡大学は広大な敷地内に、文系~理系、体育学部まで全ての学部が一か所にまとまっています。

 サークルも多岐に渡って、文系理系ごちゃまぜ!人脈構築には申し分なしです!

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