漢方薬に興味があって、漢方薬も使って治療してもらいたいのだけど、どうやって漢方薬治療が得意な医師をみつけたらいいんだろうと悩んだことはありませんか?
「漢方名医ってどこにいるのだろう」と探しているのだけど探し方が分からないという場合に個人的な判断になりますが、おすすめの漢方名医を紹介したいと思います。
今回紹介する医師は ”絶対に漢方薬しか使いません!” っという感じの医師ではなく、漢方薬と西洋薬のいいとこどりをしてくれる医師がほとんどですよ。
松田 邦夫医師【松田医院 院長】
松田邦夫医師は、漢方薬中心の治療を行っている漢方専門医です!
松田 邦夫医師のプロフィール紹介
- 1954年東京大学医学部医学科卒業し、1955年東京大学医学部附属病院沖中内科入局。
- 1969年昭和期の漢方復権に尽力した代表的な日本の医師である大塚敬節先生に師事。
- 1972年東京都駒込に漢方・松田医院開業。
- 1991年社団法人日本東洋医学会会長に就任。
松田邦夫医師は、伝統的な日本漢方の良さを活かして一人一人に合わせたオーダーメイド医療を行ってくれる先生です。
松田邦夫医師が診療している病院は、東京都豊島区駒込にある『松田医院』だよ!
松田医院では、煎じ薬を主として自費診療を行っています。
ちなみに、自由診療(自費診療)とは、健康保険等の公的な医療保険制度が適用とならない全額自己負担の診療のことです。
煎じ薬とは、漢方薬の原料である生薬をそのまま煮出したもので、生薬が持つ効能を余すことなく引き出せるのが特徴です。
松田 邦夫医師おすすめの著書を紹介
新見 正則医師【新見正則医院 院長】
新見正則先生は、慶應義塾大学医学部卒業後、英国オックスフォード大学で移植免疫学を学ばれています。
専門は血管外科・消化器外科ですが、漢方医としても研鑽を積まれ、セカンドオピニオンのパイオニアでもあります。
新見 正則医師のプロフィール紹介
- 1959年京都府生まれ。
- 1985年、慶應義塾大学医学部卒業後、英国オックスフォード大学で移植免疫学を学ばれる。
- 専門は血管外科・消化器外科。セカンドオピニオンのパイオニアでもある。
- 漢方医としても研鑽を積まれています。
- 2013年、イグノーベル賞医学賞を受賞。
- 著書には、『西洋医がすすめる漢方』『仕事に効く!モダン・カンポウ』『患者必読 医者の僕がやっとわかったこと』『イグノーベル的バランス思考 極・健康力』など多数。
- YouTubeチャンネル【漢方.jp】も開設され、様々な情報発信をされています。
新見正則先生の診察を受けたいときはどうすればいいの?
2021年現在、新見正則先生は、東京都千代田区富士見にある「新見正則医院」にて診療されています。
また、千葉県浦安市にある「さくらウィメンズクリニック」でも診療されているみたいです。
新見正則先生は、次のようなメッセージを発信されていました!
がんと闘うのではなく、受け入れて共存していく。そのために共に寄り添う、伴走者となります。
長生きが勝者ではなく、短命が敗者ではなく、自分なりに生き抜いた人が勝者です。
そのような思いで、お一人お一人と向き合って参ります。
(新見正則医院HPより引用)
新見 正則医師おすすめの著書を紹介
新見正則先生は、本当に多くの著書を出されています。
自分も多くの著書を愛読させていただいています。
新見正則先生は、 がんにも効果が確認された生薬である「フアイア」を使った治療も行っている先生です。
竹越 哲男医師【竹越耳鼻咽喉科医院 院長】
竹越哲男先生は、「患者さんの納得と満足のいく診療」をモットーに、
殊にめまい診療を専門とされている医師です。
竹越 哲男医師のプロフィール紹介
- 平成2年に群馬大学卒業後、群大病院、前橋日赤病院等を経て、群馬中央病院には11年間勤務される。
群馬中央総合病院では、小児の耳鼻科疾患を数多く診察。
- 「患者さんの納得と満足のいく診療」がモットー
- めまい診療を専門とされています。
- 同院和漢診療科小暮敏明先生に漢方診療を師事され、平成15年から西洋医学と東洋医学を融合させた耳鼻科漢方診療を行われています。
- YouTubeチャンネル【明解!西洋医学で耳鼻科漢方】を開設され、有益な情報発信もされています。
私自身に、スギ花粉症、めまい、耳鳴り(耳小骨筋痙攣性耳鳴)、耳管開放症、口腔アレルギー症候群、上咽頭炎などの耳鼻科疾患があり、耳鼻科患者さんのつらさが良く理解できます。
(竹越耳鼻咽喉科医院HPより引用)
患者さんの辛さも理解してくれそうだよね!
竹越哲男先生の診察を受けたいときにはどうすればいいの?
竹越哲男先生は、群馬県前橋市にある「竹越耳鼻咽喉科」で診療されています。
めまいなどで悩んでいるあなたにおすすめの先生です。
大野 修嗣医師【大野クリニック 院長】
大野 修嗣先生は、国際東洋医学会理事、日本東洋医学会 副会長を務め、現代漢方医学の第一人者です。
大野 修嗣医師のプロフィール紹介
- 1947年生まれ。
- 1973年明治薬科大学卒業、1980年埼玉医科大学卒業。
- 1990年~91年 中国山西省太原市、山西省人民医院中医科留学。
- 埼玉医科大学第2内科講師を経て、1996年大野クリニック院長に就任。
大野 修嗣先生は、埼玉県比企郡小川町にある「大野クリニック」にてリウマチ、膠原病、アレルギー疾患を中心に診療されています。
大野 修嗣先生は、経歴を見ると、最初は薬剤師さんだったんだね!医学部に入りなおして医師になった先生なんだね。
実は、自分の薬学部の同級生も薬剤師として働いた後、予備校に行って国公立大学医学部に合格して医師になった友人がいます。
医学部の同級生とは一回りくらい年齢も離れているなか、再度、夢に向かって努力した友人には尊敬しています。すごい・・。
大野 修嗣医師の主な著者を紹介
著書「漢方学舎」は、なぜこの漢方薬を選んだのか?という考え方の経緯がわかる本ですごく勉強になった漢方薬に関する本の一冊です。
坂崎 弘美医師【さかざきこどもクリニック 院長】
坂崎 弘美先生は、小児科の医師をしながら、「フローチャートこども漢方薬 びっくり・おいしい飲ませ方」など本の執筆もされています。
坂崎 弘美医師のプロフィール紹介
- 大阪市立大学医学部卒業。小児科専門医。
- 2004年さかざきこどもクリニック開院。
私は子どもが大好きです。
子どもたちの笑顔のために何ができるかを考えながら、親しみやすい身近なホームドクターとして少しでも地域の皆様のお役にたちたいと思っています。
(さかざきこどもクリニックHPより引用)
西洋医学と東洋医学の両方を活用して、お子さんだけでなくお母さんも、みんなを元気にして、笑顔にしてあげたいと思っています。子どもたちが元気に、いい子に育つのが一番の楽しみなのです。
坂崎 弘美医師の主な著書を紹介
先ほど紹介させていただいた「新見正則先生」と共著もされています。
並木 隆雄医師【千葉大学医学部附属病院/和漢診療科】
並木 隆雄先生は、西洋医学的にアプローチが難しい症状や疾患に対し、東洋医学的に診断し、患者の体質、病状を見極め、漢方薬(煎じ薬及び漢方エキス製剤)を中心とした治療を行っておられます。
並木 隆雄医師のプロフィール紹介
- 1985年 千葉大学医学部卒業
- 1999年 帝京大学附属市原病院心臓血管センター講師
- 2012年 千葉大学医学部附属病院和漢診療科診療教授
- 日本東洋医学会認定漢方専門医・指導医、日本循環器学会専門医、日本内科学会認定専門医
- テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」東洋の医学はすごい!などメディア出演多数。
現代医学の長所を重んじ漢方医療の特質を生かして皆様の健康や病気の治療に効果をあげていきたいと思っています。
(千葉大学医学部附属病院/和漢診療科HPより引用)
2021年現在、千葉県千葉市中央区にある「千葉大学医学部附属病院/和漢診療科」では、新患再診完全予約制となっているようなので、まずは、かかりつけの先生に紹介状を書いてもらう必要があるようです。
詳しくは、こちらの千葉大学医学部附属病院/和漢診療科「診療のご案内」をみてくださいね!
並木 隆雄先生は、「千葉大学病院の薬膳ごはん」というタイトルで薬膳の本も出版されているみたいだね!
織部 和宏医師【織部内科クリニック 院長】
織部和宏先生は、漢方界の古方派の大家のひとり・山田光胤先生に長年師事して研鑽を積まれています。
「織部塾」にて漢方の講習会を主宰し、漢方古典の習熟や現代医学への漢方の応用など、後進の指導にも熱心にあたっている医師です。
織部 和宏医師のプロフィール紹介
- 昭和48年神戸大学医学部を卒業。神戸大学医学部附属病院放射線科医局に入局。
- 昭和51年九州大学医学部温泉治療学研究所附属病院(九州大学病院別府先進医療センター)内科に入局
- 昭和61年4月織部内科クリニック開業。現在、織部内科クリニック 院長
- 平成4年から現・金匱会診療所・山田光胤名誉所長に師事
- 平成14年、織部塾を開塾、後進の漢方指導にあたる
「織部内科クリニック」は、大分県大分市大手町にあり、大分城の門を県庁の方向に抜け歩道を200mほど歩き、左に折れたところです。
著書【漢方診療ワザとコツ /東洋学術出版社】をはじめ、多数の書籍を執筆されていて、講演会も数多く開かれています。
増山浩一 医師【大泉病院】
YouTube【漢方.jp】でも情報発信されている増山浩一先生が、東京都練馬区にある「医療法人財団厚生協会 大泉病院」にて令和4年4月から漢方外来(専門外来)を始められたようです!
宮本信宏 医師【出雲漢方クリニック】
出雲市今市町に位置する「出雲漢方クリニック」の院長である宮本信宏先生は、島根大学医学部附属病院に外科漢方外来を開設されています。
漢方外来では癌や心不全ばかりでなく、風邪や更年期、冷えのぼせにめまいや頭痛、胸痛、腹痛、下痢便秘など、病院に行っても良くならない症状に対して、標準治療と漢方薬、はりきゅう指圧を併用した和洋折衷の治療を行われています。
また、宮本信宏先生は ”オンライン診療” も行われています!
全国各地どこからでも受診でき、待ち時間も無し、移動時間も無しでお薬も自宅に配送されますよ!
YouTube【漢方.jp】でもお話しされています!
自分の住んでいる近くの漢方医を探すにはどうしたらいいの?【全国の漢方医探し】
自分が住んでいる近くに漢方医や漢方薬が得意で処方してくれる先生はいるのかな?
漢方薬を処方している全国各地の病院を検索できるサイトがあるので紹介しておきますね!
【漢方医ナビ】
【漢方医ナビ】では、「先生へのインタビュー」などのコンテンツもあって、いろいろな医師がコメントされているので参考にしてみるといいですよ!
【漢方医ナビ】では、他にも、漢方薬についての様々な情報も掲載されているよね!
【漢方のお医者さん探し】
【漢方のお医者さん探し】では、郵便番号や最寄りの駅などから漢方医を検索することも出来ます。
「宮崎県川南町」に位置する「ほどよい堂」において、「薬剤師×中医薬膳師×ペットフーディスト」として、健康相談を行っています。
代表の河邊甲介は、漢方医学、薬膳、そして腸活を組み合わせた独自のアプローチで、個々の健康に寄り添います。
漢方相談や薬膳に関するオンライン相談も提供し、遠方の方々も利用できます。
また、わんこの健康も見逃しません。
わんこ腸活に関するアドバイスも行っています。
「ほどよい堂」で、健康に関する様々な疑問や悩みを解決しませんか?
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