突然グルグル回るようなめまい・吐き気におすすめの漢方薬【苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)】

突然グルグル回るようなめまい・吐き気におすすめの漢方薬【苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)】 漢方薬

ぐるぐる回るような回転性のめまいにおすすめの漢方薬が『苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)』です。

ハルくん
ハルくん

耳の調子が悪いな~って思っていたら、突然グルグル回るようなめまいが起きたんだよね。

びっくりしちゃった。

のんびり太郎
のんびり太郎

めまいにはグルグル回ったり、フワフワしたり色々な種類の『めまい』があるんだよ。

のんびり太郎
のんびり太郎

めまいの原因も様々で、命にかかわる場合もあるので早めの受診が大切です。

ただ、ほとんどの場合は耳の中にある三半規管が原因だったり、自律神経の不調によるものなどなので、あまり心配しすぎないで下さいね!

三半規管
プレズ<Plez>
ショウガ葉酸

メニエール病とはどのような病気なの?

『メニエール病』とは、蝸牛症状を伴う発作性のめまいを反覆する「内耳性めまい疾患」です。

発作時はめまい・平衡障害のため就床を要し、悪心・嘔吐などの自律神経症状を伴うことが多いとされています。

間歇期には正常に回復する例もあるのですが、発作を反覆すると聴力障害、前庭・半規管障害が不可逆となることもあります。

発作間隔は数日から数年に及ぶものもあり症例により異なります。

「メニエール病」の診断基準とは
  1. 発作性の回転性(時に浮動性)めまいを反覆する。
  2. めまい発作に伴って変動する蝸牛症状(耳鳴・難聴)がある。
  3. 第8脳神経以外の神経症状がない。(※内耳神経と呼ばれ聴覚・平衡感覚を支配しているものが第8脳神経です)
  4. 原因を明らかにすることができない。

※1),2),3),4)が存在する時はメニエール病を疑う(90%)

(参考文献:日本めまい平衡医学会)

のんびり太郎
のんびり太郎

メニエール病について分かりやすく解説してくれている動画がありましたので紹介しますね!

出典:YouTube【2分で分かる医療動画辞典 ミルメディカル】
ハルくん
ハルくん

著書『図解 専門医が教える! めまい・メニエール病を自分で治す正しい知識と最新療法』では、めまいが発生するメカニズムをわかりやすく解説し、診断法は最新の治療法、日常生活を改善して症状を和らげる具体的な方法まで、スーパードクターである肥塚 泉医師がやさしく教えてくれます。

【苓桂朮甘湯】の生薬構成

茯苓(ブクリョウ)、蒼朮(ソウジュツ)、桂皮(ケイヒ)、 甘草(カンゾウ)

【苓桂朮甘湯】の効能効果

神経質、ノイローゼ、めまい、動悸、息切れ、頭痛

「めまい」に使用される漢方薬

【苓桂朮甘湯】の特徴・説明

  • 回転性(メニエール病など)・発作性・頭位性のめまいに効果があります。
  • 構成生薬数は少なめの4種類で、即効性が期待できます。
  • 体質に関係なく、めまいなどの症状があれば服用して問題ありません。
  • 「痰飲(水毒)」、「気逆」によって起こるめまい・立ちくらみ・のぼせなどに用いられる方剤です。
  • 生薬構成面では、激しいのぼせや動悸に用いられる『桂枝甘草湯』に、水毒に用いられる「茯苓」「朮」を加味したものです。
  • 味は表現法が難しいですが、甘いです。
  • 「気象病」は、気候や天気の変化が原因でおこるカラダの不調の総称で、頭痛やめまい、疲労感、関節痛、気持ちの落ち込み(うつ)、吐き気、喘息などさまざまな症状が出るのが特徴です。このようなときにおすすめの漢方薬が『苓桂朮甘湯』です。

【苓桂朮甘湯】のクリニカルパール

千福貞博先生
千福貞博先生

急性期のめまいには基本的に『苓桂朮甘湯』を用いますが月経不順・冷え性があれば『四物湯』を合わせるとよいです。

『苓桂朮甘湯』+『四物湯』⇒『連珠飲(れんじゅいん)』と呼ばれています。

※『連珠飲』は江戸時代の医師である本間 棗軒(ほんま そうけん、文化元年(1804年) – 明治5年2月8日(1872年3月16日))が創薬しました。

千福貞博先生
千福貞博先生

パニック障害などの過換気症候群による症状は漢方医学的には ”奔豚気(ほんとんき)” と呼び「気逆」と考えられています。

パニック障害はやがて「ひきつけ(テタニー)」を起こすことがありますが、その場合に使用すると良い漢方薬が『苓桂朮甘湯』と甘麦大棗湯です。

別々に使用してもよいのですが『苓桂朮甘湯』と『甘麦大棗湯』を合わせると『苓桂甘棗湯』となります。

千福貞博先生
千福貞博先生

”奔豚気(ほんとんき)” に対する漢方薬治療は次の2通りがあります。

この場合の使い分けは構成生薬の「甘草」の量に着目して、①は急性期、②は慢性期と考えています。

①の場合は「甘草」の量が1日量として7gになってしまうからです。

※パニック障害などのような急に起きる状態には「甘草(1日量として3g以上)」が含まれていることが必須なのです。

橋本進一先生
橋本進一先生

”掌蹠膿疱症” には『苓桂朮甘湯』がテキメンに効果が期待できます。

(引用:漢方.jp)

のんびり太郎
のんびり太郎

”掌蹠膿疱症” について分かりやすく解説している動画がありますので紹介しますね!

出典:YouTube【2分で分かる医療動画辞典 ミルメディカル】

【苓桂朮甘湯】の注意点

むくみ・体重増加・血圧上昇などが現れた場合は医師・薬剤師に相談するようにしてください。

【苓桂朮甘湯】の入手方法

  • 病院で処方してもらう
  • ドラッグストアや楽天・Amazonなどのインターネットで購入できます。

漢方薬のメーカーは「ツムラ」「クラシエ」が2大メーカーです。そのほか、「三和」「コタロー」などあります。どこのメーカーが優れているかは自分は正直わかりません

同じ方剤名でもその中に含まれる生薬は植物などが原料になっているので、生産地・生産時期・天候などで変わります。ただ、しっかりと厳しい基準をクリアしたものですので心配はありません。

ちなみに、「ツムラ」さんの粉末は、粒子が大きいですがお湯に溶かすときれいに完全に溶けてしまいます。

「クラシエ」さんの粉末は、粒子が細かいですが、お湯に完全には溶けず、粒子が沈殿した感じになります。

実際に飲み比べて、お好みのメーカーを選んでいただければ良いと思います。

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