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甘いものやアルコールで悪化?鼻づまりを引き起こす肺熱と辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)

鼻づまりや黄色い鼻汁、喉の渇き、さらに匂いが感じにくいといった症状は「肺熱(はいねつ)」が原因かもしれません。

肺は呼吸や水分代謝、体温調節をつかさどる五臓の一つ。

そこに熱がたまることで副鼻腔炎や鼻炎の症状が現れます。

赤い舌や黄色い舌苔、アルコールや甘いものを摂り過ぎた翌日に悪化するのも特徴です。

漢方では、熱を冷まし体のバランスを整える『辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)』がおすすめ。

「石膏」や「辛夷、黄芩、山梔子」などが配合されており、鼻づまりを改善しながら肺の熱を冷まします。

つらい症状に悩んだら、漢方の力で根本から体質を整えてみませんか?

鼻づまり・慢性副鼻腔炎(蓄膿症)におすすめの漢方薬が『辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)』です。

のんびり太郎
のんびり太郎

慢性副鼻腔炎は、なかなかスッキリ治らないことも多い病気ですね!

ハルくん
ハルくん

慢性副鼻腔炎は、何度も繰り返して症状が出てくるけどそんなに頻繁に病院に行く時間が取れないよって人も多いんじゃないかな・・。

のんびり太郎
のんびり太郎

そんなとき、症状もそこまでひどくない場合は、ドラッグストアなどでも購入できる市販薬でもある漢方薬もいいかもしれません。
今回は、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)におすすめの漢方薬『辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)』を紹介してみますね!

副鼻腔炎とはどんな病気なの?その鼻づまり、放置しないで!副鼻腔炎の早期対策を

副鼻腔炎とは、鼻腔の周囲にある「副鼻腔」と呼ばれる空洞で炎症が起こる病気です。

この副鼻腔は、頬や額、両目の間の骨の中に存在し、鼻腔と細い穴でつながっています。

炎症が起こると、さまざまな不快な症状を引き起こします。

副鼻腔炎の主な症状

  • 鼻づまり粘り気のある鼻水
  • 頭痛(特に額や頬のあたりに痛みを感じることが多い)
  • (特に夜間や朝方に悪化することがある)
  • 匂いがわかりにくくなる
  • 発熱や顔の圧迫感(重症化した場合)

副鼻腔炎の原因

  • 風邪などのウイルス感染
  • 細菌感染やアレルギー性鼻炎
  • 鼻の構造上の問題(鼻中隔湾曲症など)

早めの対策が重要

副鼻腔炎を放置すると慢性化し、長期間症状が続く可能性があります。症状が重い場合は耳鼻咽喉科での診察を受けましょう。

出典:MSDマニュアル

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)におすすめの薬膳・飲み物ってあるの?

のんびり太郎
のんびり太郎

慢性副鼻腔炎は1度発症すると治りにくく長期化しやすい病気ですので、日頃からの体質改善を心がけるといいかもしれません。

ハルくん
ハルくん

慢性副鼻腔炎に対して、なにかおすすめの薬膳・飲み物はあるのかな?

のんびり太郎
のんびり太郎

黄色く粘りのある鼻水、嗅覚低下、頭痛がつらくて熱がこもっているような感じのときは、次のようなものがおすすめです!

  • 菊花茶
  • タンポポ茶
  • はとむぎ茶
  • どくだみ茶
  • くちなし
  • ミント
のんびり太郎
のんびり太郎

鼻水が濃く白い、冷え、疲労感 などがつらいときは、体を温めたり気力を回復させるような次のようなものがおすすめです!

  • 山芋
  • いんげん豆
  • 大豆製品
  • しょうが
ハルくん
ハルくん

食事などに上手に取り入れてみてね!

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)の生薬構成(ツムラ)/ 9種類の生薬が融合!鼻と肺の悩みに辛夷清肺湯

石膏(セッコウ)、 麦門冬(バクモンドウ)、 黄芩(オウゴン)、 山梔子(サンシシ)、 知母(チモ)、 百合(ビャクゴウ)、辛夷(シンイ)、 枇杷葉(ビワヨウ)、 升麻(ショウマ)

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)の効能効果(ツムラ)

鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)の特徴・説明

  • 『辛夷清肺湯』の生薬構成は「辛夷」が重要になります。
    「辛夷」は、モクレン科のコブシあるいはタムシバなどのつぼみを乾燥したものです。
    漢方的には解熱、発散、鎮痛の効能があり、鼻づまりや蓄膿症などに用いられます。
    副鼻腔炎に使用される『葛根湯加川芎辛夷』にも「辛夷」がふくまれています。
【コブシ】/出典:ウキペディア

  • 『辛夷清肺湯』には「麻黄」が含まれていないので、胃腸が弱いひとにも使用できます。

  • 『辛夷清肺湯』の味は表現法が難しいですが、苦いです。

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)のクリニカルパール

クリニカルパール(Clinical pearl)とは、とは経験豊富な臨床医から得られる格言のようなものです。

竹越哲男先生
竹越哲男先生

副鼻腔炎に使用される主な方剤が次の2つです。

使い分けは次のような感じになります。

  • 辛夷清肺湯:
    どちらかと言うと慢性期に使用。
    冷やす方剤。
    「麻黄」が含まれていないために ”アレルギー鼻炎” には効果がない。

  • 葛根湯加川芎辛夷
    どちらかと言えば急性期に使用。
    温める方剤。
    「麻黄」が含まれているため、”アレルギー鼻炎” にも効果が期待できます。

※これらの2種類を併用すると効果がより期待できることが多いと実感しています。

(引用:漢方.jp)

長嶺荒人先生
長嶺荒人先生

鼻づまりには中医学で言う”肺”を温める作用のある『葛根湯加川芎辛夷』と”肺”を冷ます作用のある『辛夷清肺湯』を併用すると、今までの経験上、効果が高まるような感じがあります。

(引用:がんじゅうふぁみりー)

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)の入手方法 / 通販で買える!楽天とAmazonのおすすめ商品一覧

黄色い鼻汁や喉の渇き、鼻づまりが続く方におすすめの漢方薬が『辛夷清肺湯』です。

この処方は、五臓の一つである「肺」に溜まった熱を冷まし、水分代謝や呼吸を整えることで、鼻や気道の通りを良くします。

体を冷やす「石膏」や「黄芩」、炎症を鎮める「辛夷」や「山梔子」、潤いを保ちながら冷却効果を持つ「知母」や「麦門冬」など、バランスよく配合された生薬が特徴です。

特に、アルコールや濃い味、甘いものを好む方で、副鼻腔炎やアレルギー体質が気になる方にぴったり。

慢性化しやすい鼻づまりや匂いが感じにくい不快感を、根本から改善に導きます。

漢方の力で快適な呼吸を取り戻しませんか?

  • 病院で処方してもらう
  • ドラッグストアや楽天・Amazonなどのインターネットで購入できます。
のんびり太郎
のんびり太郎

『辛夷清肺湯』は小林製薬から「チクナイン」という商品で販売されています!

自分の体質、知っていますか?漢方的視点で不調を徹底分析!

なんだか疲れやすい、肌の調子が悪い…その不調、実は体質が原因かもしれません!

東洋医学や中医学では、不調の原因を体質のバランスの乱れと考え、漢方体質診断や気血水診断を通じて自分の状態を知ることが大切なんです。

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河邊甲介
河邊甲介

「宮崎県川南町」に位置する「ほどよい堂」において、「薬剤師×中医薬膳師×ペットフーディスト」として、健康相談を行っています。

代表の河邊甲介は、漢方医学、薬膳、そして腸活を組み合わせた独自のアプローチで、個々の健康に寄り添います。

漢方相談や薬膳に関するオンライン相談も提供し、遠方の方々も利用できます。

また、わんこの健康も見逃しません。

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