”気滞” の漢方的養生法!【体質別養生法】

”気滞” の漢方的養生法!【体質別養生法】
のんびり太郎
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漢方的には体質は8つに分することが出来ます!

体質ごとに養生法は異なります。

それぞれの体質(タイプ)別に解説していきます。

”気滞(きたい)” とはどのような状態なの?

漢方では ”気” は、喜怒哀楽など私たちの精神状態をコントロールする役割をしていると考えられています。

そのため、”気” の巡りが安定している状態では精神も安定し穏やかなのですが、気の巡りが悪くなり滞ると、精神が不安定となり、イライラしやすい、気持ちの浮き沈みが激しい、憂鬱になるなどの精神不安や、緊張しやすい、些細なことが気になる、神経質など神経症の症状が出やすくなると考えられています。

”気滞” の主な症状とは?

  • のどに何か詰まっているような違和感
    気の巡りが悪くなると、カラダのあらゆる場所で気が停滞しやすくなると漢方では考えられています。
    中でも気の停滞しやすいのが “のど(咽喉)” なのです。
    のどに気が停滞すると、のどに何か物がつかえたような違和感を感じやすくなると漢方では言われています。
    漢方では梅の種がのどに詰まった感覚と似ていることから 「梅核気ばいかくき」、あぶった肉がつまったような感じ「咽中炙臠いんちゅうしゃれん」とも呼ばれています。

  • 胸やみぞおち部分が張って苦しい
    気滞の状態が続くと、カラダの内側に余分な気が溜まっていくと考えます。
    そうなると胸やみぞおちが張ったように苦しくなったり、タイトな洋服などしめつけられるのが苦痛に感じたり、時には痛みを感じやすくなると漢方では考えられています。
    みぞおちの部分に指を入れ、抵抗があったり、苦しくなる、痛みを感じるという人は要注意です。
    このことを漢方では「胸脇苦満きょうきょうくまん」と言います。
    ストレスなどの精神不安によって症状が悪化することが多く、逆にリラックスやため息などで症状が軽減するのも気滞の症状の特徴です。

  • 胃やお腹が張る、げっぷやおならが多い
    胸やみぞおちと同じく胃腸も余分な気が溜まりやすく、胃の張りや膨満感、お腹の張りや痛み、ゲップやおならが多いなどの症状が出やすくなると漢方では考えられています。

  • 生理周期がバラバラ、生理前に胸が張る
    気滞は女性の場合は生理にも大きな影響を与えます。
    気滞になると生理周期が安定せず、バラつきやすくなると漢方では考えています。
    また、生理前に胸が張る、イライラしやすくなる、精神的に不安定になる、食欲が乱れるなどの症状も出やすくなると言われています。
    これらは西洋医学では月経前緊張症や月経前症候群(PMS)とも呼ばれ、悩む女性も増えています。
    また生理痛も出やすくなると考えられています。
    気滞が原因の生理痛はお腹の張ったような痛みなのが特徴で、ストレスにより悪化しやすいと言われています。

”気滞タイプ” におすすめの養生法とは?

  • リラックスタイムを意識的に設ける
    気滞タイプの場合、一番必要なのは溜まりに溜まった余分な気である「ストレス」を発散させることです。
    気分転換をはかり、心身共にリラックスさせましょう。
    このとき呼吸を意識することで副交感神経が優位となり、リラックスしやすくなります。
    欝々した汚れたものを吐き出すイメージで呼気を意識してゆっくり呼吸しましょう。
    適度な運動で気分をリフレッシュするのもおすすめです。
    カラダを動かし適度な汗をかくことで気の巡りも良くなります。

  • 気の巡りを助ける香りと酸味をプラス
    気の巡りが良くするのにおすすめなのが “香り” です。
    アロマやハーブなど心地のよい香りは気の巡りをアシストすると漢方では考えています。
    また酸味のあるもの(すっぱいもの)もおすすめです。
    漢方では酸味は気の巡りを良くする ”肝” をサポートすると考えられています。
    柑橘類(みかんなど)やお酢に甘味を足すなどやさしい酸味がおすすめです。

”気滞タイプ” におすすめの食材とは?

のんびり太郎
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気滞タイプの方に適した食材は、消化を促進し、気の流れを改善するものがおすすめです。

大葉や紫蘇は香りがあり、食欲を促進して気を流しやすくします。

適度な酸味と甘味があり、消化酵素を含むキウイフルーツも積極的に摂りましょう。

食物繊維豊富な野菜や果物は腸内環境を整え、気滞の改善に寄与します。

柑橘類

適度な酸味と甘味のある柑橘類は気の停滞を取り除き、気の巡りを良くすると漢方では考えられています。

みかんやキンカン、ぶどうやキウイフルーツ、無花果などの果物や、ゆず、カボス、平兵衛酢へべすなどの柑橘類もおすすめです。

香りの良い香味野菜

イライラしたり、怒りっぽいときにおすすめなのが、香りの良い野菜です。

紫蘇、せり、セロリ、クレソンなどの香味野菜は、イライラを鎮め気持ちを落ち着かせる働きを助けると漢方では考えられています。

ナッツ類

心をおだやかに安定させたいときにオススメなのがGABAが含まれているナッツ類です。

発芽アーモンドや蓮の実(蓮子れんし)は心を安定させる効果がある考えられています。

”気滞タイプ” におすすめの漢方薬

漢方
のんびり太郎
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気滞タイプの方におすすめの漢方薬は、体内の気の流れをスムーズに調整し、気の滞りを解消することに焦点を当てています。

例えば、「逍遥散しょうようさん」は、気滞による不快感や違和感を緩和し、気の循環を促進します。

個々の症状や体質に合わせて適切な漢方薬の使用を検討することが重要です。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

何かのどにつかえ感があるけど、耳鼻科で検査してもらっても見た目には異常はないといわれたときにおすすめの漢方薬が半夏厚朴湯はんげこうぼくとうです。

「咽頭異常感症」「ヒステリー球」、中医学的には「梅核気ばいかくき」「咽中炙臠いんちゅうしゃれん」ともいわれる状態です。

原因の一つとしてメンタル系の異常が考えられています。

のんびり太郎
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慢性的にのどにつかえたような違和感があるので、ついせき払いをしてしまうような人や、あらゆる場面で不安を感じやすい人などにおすすめです!

柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

多くのストレスを受けているものの、体力があるひとの体調不調に、おすすめの漢方薬が柴胡加竜骨牡蛎湯さいこかりゅうこつぼれいとうです。

痩せて体力がない人にはあまり向かない漢方薬です。

のんびり太郎
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イライラしてのぼせやすい、あれこれ考えて寝つきが悪いなどでお悩みの方におすすめです!

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

メンタル疾患、神経症や自律神経失調症など体質的に虚弱な人におすすめの漢方薬が桂枝加竜骨牡蛎湯けいしかりゅうこつぼれいとうです。

のんびり太郎
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すぐに疲れてしまうような体力のない人、些細なことが気になって、心配したりそわそわしたりしてしまうなど精神的ストレスを感じやすい人、神経過敏、緊張して手や脇に汗をかきやすい人、眠りが浅い人などにおすすめです!

抑肝散(よくかんさん)

イライラしたり、焦りが強いひとにおすすめの漢方薬が抑肝散よくかんさんです。

古典では、小児の夜泣き・ひきつけによく効くという記載があります。

イライラにおいては、傾向として「攻撃的なとき」や「すぐにカッとなるようなとき」に用いると効果のある漢方薬です。

また、臨床では認知症における行動・心理症状(BPSD)の改善に使用されることが多い漢方薬です。

のんびり太郎
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イライラすると物に当たりたくなってしまうような場合におすすめです!

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

イライラ・不眠・神経症におすすめの漢方薬抑肝散加陳皮半夏よくかんさんかちんぴはんげです。

のんびり太郎
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イライラしやすく、ちょっとしたことで怒ってしまう人でストレスがかかると食欲がなくなったり、胃腸の調子が悪くなる人におすすめです!

加味逍遙散(かみしょうようさん)

40歳を過ぎて生理周期が不規則になってきた「更年期障害」に悩まされている女性におすすめな漢方薬が加味逍遥散かみしょうようさんです。

『加味逍遥散』は月経前症候群(PMS)、月経困難症などの婦人科系疾患にも用いられます。

それに加え、身体表現性障害、抑うつ状態などの精神神経系疾患や自律神経失調症などにも用いられます。

のんびり太郎
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色々なことが気になったり、何でもきちんとしたい完璧タイプで、疲れやすく、イライラがあり、最近やる気が起きないなどの症状がある場合におすすめです!

加味帰脾湯(かみきひとう)

比較的に虚弱体質な人で不安感が強い場合におすすめの漢方薬が加味帰脾湯かみきひとうです。

不安障害・神経症・動悸・貧血などに用いることが多い漢方薬です。

のんびり太郎
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”心の参耆剤じんぎざい”をも言われ、元気が出ない場合に使用されます。

顔色が悪い、よく夢を見る、眠りが浅く何度も目が覚めぐっすり眠れない、年とともに眠れなくなった、疲れやすく疲れが取れない、食欲が出ないなどの症状がある場合におすすめです!

香蘇散(こうそさん)

体が弱いひとの風邪に、おすすめの漢方薬が香蘇散こうそさんです。

風邪薬を飲むと胃の調子が悪くなるようなひとにもおすすめです。

また、うつ状態などのメンタル疾患にも効果があります。

のんびり太郎
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体力虚弱で、神経過敏で気分がすぐれず胃腸の弱い人におすすめです!

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