不安・動悸が強いひとにおすすめの漢方薬【加味帰脾湯(かみきひとう)】

不安が強いひとにおすすめの漢方薬【加味帰脾湯】 漢方薬

 体が比較的虚弱なひとで不安感が強い人におすすめの漢方薬が『加味帰脾湯(かみきひとう)』です。不安障害・神経症・動悸・貧血などに用いることが多い漢方薬です。

ハルくん
ハルくん

長い「コロナ禍」のなか、緊張感と不安感が続いているよね。

のんびり太郎
のんびり太郎

 そうだね。ストレスが続いていると心身ともに不調が出てしまうから、うまく解消していかないといけないけど、難しいこともあるよね。

のんびり太郎
のんびり太郎

そんな時は、漢方薬の助けをかりてもいいかもしれないよ!

不安が強い時に、おすすめの漢方薬が【加味帰脾湯】だよ。

不安障害とは

 不安障害(不安神経症・強迫性障害)というのは、不安や恐怖の感情が、普段の状態とは異なって過剰に付きまとってしまい、日常生活に支障をきたしてしまうことです。

 過度のストレスや疲れなどをきっかけとして、感情のバランスが崩れてしまい、理由に不釣り合いな不安と恐怖が出つづけてきてしまうのです。

不安の原因は?

 「セロトニン」とは、脳内の神経伝達物質のひとつで、「ドパミン」・「ノルアドレナリン」を制御し精神を安定させる働きをします。必須アミノ酸トリプトファンから生合成される脳内の神経伝達物質のひとつです。視床下部や大脳基底核・延髄の縫線核などに高濃度に分布しています。

 他の神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。

 セロトニンが低下すると、これら2つのコントロールが不安定になりバランスを崩すことで、攻撃性が高まったり、不安やうつ・パニック障害などの精神症状を引き起こすといわれています。

 近年、セロトニンの低下の原因に、女性ホルモンの分泌の減少が関係していることが判明し、更年期障害と関わりがあることが知られるようになりました。

(引用:厚生労働省 e-ヘルスネット)

【加味帰脾湯】の生薬構成

黄耆(オウギ)、柴胡(サイコ)、酸棗仁(サンソウニン)、蒼朮(ソウジュツ)、人参(ニンジン)、茯苓(ブクリョウ)、遠志(オンジ)、山梔子(サンシシ)、大棗(タイソウ)、当帰(トウキ)、甘草(カンゾウ)、生姜(ショウキョウ)、木香(モッコウ)、竜眼肉(リュウガンニク)

【加味帰脾湯】の効能効果

 貧血、不眠症、精神不安、神経症

【加味帰脾湯】の特徴・説明

  • 『加味帰脾湯』は『帰脾湯』に「柴胡」と「山梔子」を加えたもので、『帰脾湯』の鎮静作用・抗炎症作用が増強されますが、補剤的作用は少し減弱となります。加味とは生薬を加えるという意味です。
  • 健忘・記憶障害などに用いることもあります。
  • 味は表現法が難しいですが、わずかに甘味を帯びて特異な感じです。

【加味帰脾湯】のエビデンスとは

 エビデンスとは、科学的根拠、つまり実験や調査などの研究結果から導かれた「裏付け」があることを指します。

  • アルツハイマー病モデルマウスにおける対象記憶認識改善作用
  • 空間記憶障害改善作用(マウス)

【加味帰脾湯】の注意点

 むくみ・体重増加・血圧上昇などが現れた場合は医師・薬剤師に相談するようにしてください。

【加味帰脾湯】の入手方法

  • 病院で処方してもらう
  • ドラッグストアや楽天・Amazonなどのインターネットで購入できます。

 漢方薬のメーカーは「ツムラ」「クラシエ」が2大メーカーです。そのほか、「三和」「コタロー」などあります。どこのメーカーが優れているかは自分は正直わかりません

 同じ方剤名でもその中に含まれる生薬は植物などが原料になっているので、生産地・生産時期・天候などで変わります。ただ、しっかりと厳しい基準をクリアしたものですので心配はありません。

 ちなみに、「ツムラ」さんの粉末は、粒子が大きいですがお湯に溶かすときれいに完全に溶けてしまいます

 「クラシエ」さんの粉末は、粒子が細かいですが、お湯に完全には溶けず、粒子が沈殿した感じになります

 実際に飲み比べて、お好みのメーカーを選んでいただければ良いと思います。

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