下腹部に痛みがある場合の便秘や婦人科系疾患におすすめの漢方薬が『大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)』です。
【大黄牡丹皮湯】の生薬構成(ツムラ)
大黄(ダイオウ)、牡丹皮(ボタンピ)、桃仁(トウニン)、芒硝(ボウショウ)、冬瓜子(トウガシ)
【大黄牡丹皮湯】の効能効果(ツムラ)
月経不順、月経困難、便秘、痔疾
「便秘」に使用される漢方薬!
【大黄牡丹皮湯】の特徴・説明
- 体質的に丈夫な(実証)ひとの ”駆瘀血剤” として使用され、便秘が使用の目安になります。”小腹硬満” といい、右下腹部に張りや、押すと痛みが出るような場合に用いられます。
- 古典では「急性虫垂炎(盲腸)」に使用されていたとされています。
- 味は表現法が難しいですが、酸味があり、特異な感じです。

のんびり太郎
(画像引用:三島泰之「身近な疾患35の治療法」医道の日本社)
【大黄牡丹皮湯】のクリニカルパール
クリニカルパール(Clinical pearl)とは、経験豊富な臨床医から得られる格言のようなものです。

新見正則Dr
大塚敬節先生などの書物には軽い虫垂炎の際には『大黄牡丹皮湯』を用いて、虫垂炎が酷くなっている場合には『腸癰湯(チョウヨウトウ)』を使用すると良いということが書かれています。
(引用:漢方.jp)
【大黄牡丹皮湯】の入手方法
- 病院で処方してもらう
- ドラッグストアや楽天・Amazonなどのインターネットで購入できます。
リンク
リンク
コメント