体力低下・貧血におすすめの漢方薬【十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)】

体力低下・貧血におすすめの漢方薬【十全大補湯】 漢方薬
体力低下・貧血におすすめの漢方薬【十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)】

 体力が低下して、貧血などの症状がある方におすすめの漢方薬が『十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)』です。

 慢性的な疾患に罹患している高齢者は服用してみる価値がありそうです。免疫をアップさせる働きも認められています。

のんびり太郎
のんびり太郎

『十全大補湯』は、手術をしたり、抗がん剤投与を受けたりしている場合の体力低下時におすすめの漢方薬のひとつです。

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【十全大補湯】の生薬構成

黄耆(オウギ)、桂皮(ケイヒ)、 地黄(ジオウ)、 芍薬(シャクヤク)、蒼朮(ソウジュツ)川芎(センキュウ)、当帰(トウキ)、人参(ニンジン)、茯苓(ブクリョウ)、 甘草(カンゾウ)

【十全大補湯】の効能効果

 病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血

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【十全大補湯】の特徴・説明

  • 『補剤』の代表的な方剤です。補剤とは、元気にさせるという意味と考えてください。
  • 『参耆剤』と呼ばれる補剤の代表的方剤です。参耆剤とは生薬の「人参」と「黄耆」を一緒に含む方剤の一群を指します。人参の効能は健胃・強壮強精、黄耆は止汗・利尿・強壮です。
  • 構成生薬的には「血虚」に用いられる『四物湯』と「気虚」に用いる『四君子湯』を合わせ「黄耆」「桂皮」を足したものが『十全大補湯』になります。血流改善し、気力をアップされる感じです。 ※『四物湯』+『四君子湯』=『八物湯(八珍湯)』
  • 悪性腫瘍・手術後などの体力改善。疲労倦怠感の改善。貧血、冷え性などの改善など様々な症状に効果があります。
  • 味は表現法が難しいですが、わずかに甘いです。

【十全大補湯】のエビデンス

 エビデンスとは、科学的根拠、つまり実験や調査などの研究結果から導かれた「裏付け」があることを指します。

  • 抗がん剤の副作用軽減」・免疫賦活作用
  • がん化学療法時の白血球減少の抑制
  • 透析患者のエリスロポエチン抵抗性貧血に対する効果

【十全大補湯】の注意点

 むくみ・体重増加・血圧上昇などが現れた場合は医師・薬剤師に相談するようにしてください。

【十全大補湯】の入手方法

  • 病院で処方してもらう
  • ドラッグストアや楽天・Amazonなどのインターネットで購入できます。

 漢方薬のメーカーは「ツムラ」「クラシエ」が2大メーカーです。そのほか、「三和」「コタロー」などあります。どこのメーカーが優れているかは自分は正直わかりません。

 同じ方剤名でもその中に含まれる生薬は植物などが原料になっているので、生産地・生産時期・天候などで変わります。ただ、しっかりと厳しい基準をクリアしたものですので心配はありません。

 ちなみに、「ツムラ」さんの粉末は、粒子が大きいですがお湯に溶かすときれいに完全に溶けてしまいます。

 「クラシエ」さんの粉末は、粒子が細かいですが、お湯に完全には溶けず、粒子が沈殿した感じになります。

 実際に飲み比べて、お好みのメーカーを選んでいただければ良いと思います。

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