のどの痛み・口内炎などの口腔内の炎症におすすめの漢方薬/漢方のうがい薬【桔梗湯(ききょうとう)】

のどの痛みにおすすめの漢方薬【桔梗湯】 漢方薬

 のどの調子が悪いかなと思ったらすぐにでも使用してもらいたい!そんな漢方薬が『桔梗湯(ききょうとう)』です。

 のどの痛み・口内炎などの口腔内の炎症に効果があります。味は甘くて子供でも喜んで飲んでくれます。

ハルくん
ハルくん

時々、のどが痛くなることがあるんだけど何かいいお薬はあるかな?

のんびり太郎
のんびり太郎

のど飴に「せき・こえ・のどに」でお馴染みの『浅田飴』があるんだけど知ってるかな?
この『浅田飴』の主成分には「桔梗」が含まれているんだよ。

出典:株式会社浅田飴
のんびり太郎
のんびり太郎

その「桔梗」をメインに構成されている漢方薬が【桔梗湯】なんだ。

のんびり太郎
のんびり太郎

のどの不調には【桔梗湯】がおすすめなんだけど、この漢方薬は、普通に飲むより白湯に溶かして冷ましてから「うがい」をするように口に含んで少しずつ飲み込むと効果がアップするよ!

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【桔梗湯】の生薬構成

 甘草(カンゾウ)、桔梗(キキョウ)

【桔梗湯】の効能効果

 扁桃炎、扁桃周囲炎

「口内炎」に使用される漢方薬

※漢方エキス剤の場合ならば、白湯に溶かしてから冷やして口内に含むようにして飲んだり、溶かした漢方薬を氷らせて口に含んだりすると効果的です!

※「黄連解毒湯」、「半夏瀉心湯」は、口内炎にしみて痛みが出る場合があります。痛みがつらい時は「桔梗湯」の方がしみません。

【桔梗湯】の特徴・説明

  • 生薬構成は「甘草」と「桔梗」の2種類だけです。漢方薬の特徴として、構成している生薬数が少ない方が、即効性があって効果も強い傾向があります。西洋薬でいう頓服薬のような感じで使用してもらうといいと思います。
  • 漢方薬は体格や体力などに合わせて方剤を選ぶことが多いですが、桔梗湯は体質を問わず使用できます。
  • 「桔梗」はキキョウの根を加工した生薬で、「去痰・排膿」を目的として使用されます。
  • 味は表現法が難しいですが甘いです。おいしく感じることも多いです。

桔梗湯(ききょうとう)と銀翹散(ぎんぎょうさん)どっちがいいの?

ハルくん
ハルくん

風邪をひいてのどが痛くてつらい時に、桔梗湯(ききょうとう)と銀翹散(ぎんぎょうさん)のどっちを飲んだらいいの?

のんびり太郎
のんびり太郎

『桔梗湯(ききょうとう)』と『銀翹散(ぎんぎょうさん)』の使い分けのポイントは次の通りです。

  • 桔梗湯【ききょうとう】:時にせきがでて、咽喉がはれて痛む方の扁桃炎、扁桃周囲炎におすすめ。
  • 銀翹散【ぎんぎょうさん】:のどの痛みから始まって、発熱、口渇があり、寒気のないかぜの初期におすすめ。舌尖(下の先端部)があかい時も目安のひとつになります。

薬剤師からのワンポイントアドバイス!【桔梗湯の効果的な使用方法/うがい】

 『桔梗湯』は、もちろん普通に服用してもいいのですが、1包(2.5g)を目安として50~100mlのお湯に溶かした後、冷ましてから少しずつ口に含んでうがいするような感じ』で使用すると効果的です。飲むというよりのど飴を舐めるイメージですね。

のんびり太郎
のんびり太郎

『桔梗湯』は、常に声を出してのどを酷使するようなひとにはおすすめです。

 注意点として、甘草の量が3.0g(1日量)と多めなので、数週間以上続けて使用するときは、むくみ・血圧上昇などの症状がまれに現れることがあります。その際は、一旦使用をやめてください。

『桔梗の花言葉』

 写真は、『桔梗の花』です。キキョウは東アジアに広く分布する多年草です。日当たりのよい草原で見られますが、国内ではそのような場所が激減したため絶滅危惧種になっています。桔梗の花言葉は「永遠の愛」「気品」です

キキョウ
「桔梗」に関する豆知識!

 NHK大河ドラマ『麒麟がくる』は、「本能寺の変」を起こした『明智光秀』を通して描かれる戦国絵巻!です。

 このドラマの主人公である明智氏の家紋は「桔梗」です。 明智氏は、美濃国に移住した源氏である土岐氏の支流とされ、その土岐氏も「桔梗」を家紋としていました。

 主筋ゆかりの家紋なのですが、明智氏のものは「水色桔梗」といって家紋としては珍しく色がついています。

明智光秀の家紋「水色桔梗」

(画像引用:戦国ヒストリー)

【桔梗湯】の注意点

 むくみ・体重増加・血圧上昇などが現れた場合は医師・薬剤師に相談するようにしてください。

【桔梗湯】の入手方法

  • 病院で処方してもらう
  • ドラッグストアや楽天・Amazonなどのインターネットで購入できます。

 漢方薬のメーカーは「ツムラ」「クラシエ」が2大メーカーです。そのほか、「三和」「コタロー」などあります。どこのメーカーが優れているかは自分は正直わかりません

 同じ方剤名でもその中に含まれる生薬は植物などが原料になっているので、生産地・生産時期・天候などで変わります。ただ、しっかりと厳しい基準をクリアしたものですので心配はありません。

 ちなみに、「ツムラ」さんの粉末は、粒子が大きいですがお湯に溶かすときれいに完全に溶けてしまいます。

 「クラシエ」さんの粉末は、粒子が細かいですが、お湯に完全には溶けず、粒子が沈殿した感じになります。

 実際に飲み比べて、お好みのメーカーを選んでいただければ良いと思います。

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