風邪の初期などの頭痛におすすめの漢方薬が『川芎茶調散(せんきゅうちゃちょうさん)』です。
風邪に伴う頭痛・頭重感・鼻閉などに使用されることが多いですが、頭痛全般に使用されます。
頭痛も、ズキズキや締め付けられる感じなど、色々な症状があるけどつらいよね⤵
自分も頭痛持ちでひどい時は、動けなくなる位なんですよね…。
頭痛におすすめの漢方薬はあるのかな~?
今回は頭痛におすすめの漢方薬『川芎茶調散』について解説してみますね!
風邪の初期の頭痛に使うことも多いのですが、普通に頭痛があるときには飲んでも問題ないので試してみてくださいね!
片頭痛や自律神経の不調は、日常生活に大きな影響を与える厄介な症状です。
特に更年期に入ると、ホルモンバランスの変化が自律神経の乱れや片頭痛を引き起こしやすくなります。
このような症状を軽減するために、中医学では『川芎茶調散』が効果的とされています。
『川芎茶調散』は、血行を促進し、体内のエネルギーのバランスを整えることで、片頭痛や自律神経の乱れにアプローチします。
また、更年期特有の不調にも対応できるため、幅広い症状の改善が期待できます。
本ガイドでは、『川芎茶調散』の具体的な効果と使用方法を詳しく解説し、片頭痛と自律神経の不調をどのように効果的に改善するか、さらに更年期のサポートとしての活用方法についても紹介します。
快適な生活を取り戻すための参考にしてみてください。
頭痛におすすめのツボ【合谷(ごうこく)】とはどこにあるの?
合谷(ごうこく)は頭痛、肩こり、ストレス、風邪のひきはじめ、目、鼻、歯の痛みなど首から上で生じる多くの症状に効果的なツボです。
合谷は ”万能のツボ” ともいわれています。
合谷の場所は手の甲側にあり、親指と人差し指の付け根の骨が交わる手前にあるくぼみになります。
【川芎茶調散】の生薬構成(ツムラ)
香附子(コウブシ)、 川芎(センキュウ)、 羌活(キョウカツ)、 荊芥(ケイガイ)、 薄荷(ハッカ)、 白芷(ビャクシ)、 防風(ボウフウ)、 甘草(カンゾウ)、 茶葉(チャヨウ)
【川芎茶調散】の効能効果(ツムラ)
かぜ、血の道症、頭痛
【川芎茶調散】の特徴・説明
- 『川芎茶調散』は頭痛には全般的に使用されます。
風邪の初期に頭痛が出た時や、女性の場合では月経に伴う頭痛、更年期の頭痛などにも使用される漢方薬です。
『川芎茶調散』に含まれている生薬の「川芎(センキュウ)」は頭痛によく効くと言われています。
- 『川芎茶調散』を構成している生薬のほとんどに、鎮痛鎮静作用があると考えられています。
「麻黄」が含まれていないため、風邪に使用頻度の多い『葛根湯』・『麻黄湯』などの漢方薬を服用すると胃腸の調子が悪きなる様な人にも用いることができます。
- 『川芎茶調散』の味は表現法が難しいですが、わずかな甘くて苦いです。
【川芎茶調散】のクリニカルパール
クリニカルパール(Clinical pearl)とは、経験豊富な臨床医から得られる格言のようなものです。
「三叉神経痛」には漢方薬であれば、ファーストチョイスとして『川芎茶調散』を使用することが多いですが『抑肝散』も効果が期待できます。
神経の高ぶりを抑えてくれる感じでよいのだろうと思います。
(引用:漢方.jp)
『中国風邪丸』は中国宋時代に著された《太平恵民和剤局方》に記載されている『川芎茶調散』の処方に基づくものです。
【川芎茶調散】の注意点
むくみ・体重増加・血圧上昇などが現れた場合は医師・薬剤師に相談するようにしてください。
【川芎茶調散】の入手方法 / 通販で買える!:楽天とAmazonのおすすめ商品一覧
- 病院で処方してもらう
- ドラッグストアや楽天・Amazonなどのインターネットで購入できます。
「宮崎県川南町」に位置する「ほどよい堂」において、「薬剤師×中医薬膳師×ペットフーディスト」として、健康相談を行っています。
代表の河邊甲介は、漢方医学、薬膳、そして腸活を組み合わせた独自のアプローチで、個々の健康に寄り添います。
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