寒い冬がやって来るけど、寒さ対策はみんなどうしているのかな~?
防寒の極意は、『空気の層』を上手に作ることのようです!
空気は熱の伝導率が小さい為に、空気の層を作ることで冷気を遮断し保温できるようになります。
この原理は、様々な場面で応用されています。
例えば、魔法瓶では、ステンレスなどを2重にしてその間に空気の層を作ることで、お湯が冷めにくくなっています。
そのほか、最近の窓ガラスはガラスを2重・3重にすることで窓の間に空気の層を作ることで、外気の温度が直接伝わらないようになっています。
そのため、冬は部屋の中が冷えないようになり、結露などの予防にも一役買っています。
では、衣服を重ね着する際はどのようにするのが効率的なのか紹介してみたいと思います。
寒さ対策に効率的な重ね着の方法とは?
まず、1枚目に着けるとよい肌着は「綿100%の肌着」か、「機能性インナー」と呼ばれる汗を吸収してその気化エネルギーを利用して発熱させる素材のものがよいみたいです。
ただし、「綿100%の肌着」の場合は、肌への刺激が少なく保温性も優れているのですが、吸湿性も高いために、汗をたくさんかくような状況下では、逆に体温を奪ってしまう可能性が出てきてしまいます。
肌への刺激を考えて、「綿100%の肌着」の上に「機能性インナー」を重ねることもあると思いますが、「機能性インナー」は直接肌に接するように着ることで最も効果を発揮するようです。
発熱素材で人気のある商品は次の通りだよ!
- ヒートテック:ユニクロ(UNIQLO)
- ブレスサーモ:ミズノ
- ヒートエディット(heat edit):フジボウアパレル B.V.D(インナーショップフジボウ)
- ホットマジック:グンゼ
次は、2枚目に着ける衣服になりますが、空気の層を作るために、少しゆったりとした衣類がおすすめです。
素材としては、保温性も高く、空気の層も作れる「ウール」などが適しているようです。
裏起毛などの加工がされている衣類もおすすめです。
一番外側に着る衣服は、中の暖かい空気を逃さないように、「防風性」や「防水性」に優れた素材がおすすめです。
ダウンジャケットなどは、厚い空気の層を作り出すため、寒い服には軽くて最適な防寒衣類だよね。
防寒のポイントは「3首」にあった!
「首」「手首」「足首」の『3首』を冷やさない事が、防寒の鉄則なようです!
なぜかというと、この『3首』には、比較的太い動脈が皮膚の表面に存在している為に、外気の影響を受けやすいためです。
この部分を、マフラーやネックウォーマー、手袋、レッグウォーマーなどで冷やさない事が、防寒のポイントになります。
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