ステイホームも相まって、自宅でテレビをつければ必ず「新型コロナ」関連の番組が流れてきます。
報道ニュース番組やワイドショーなどで「新型コロナ」関連の情報が放送されていますが、ほとんどが「マイナスイメージ(不安・恐怖)」をかき立てる内容になっています。
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![新型コロナ](https://nonnbiri-taro2323.com/wp-content/uploads/2021/07/alert-4960172_1920-1024x683.jpg)
このの写真を見て『不安や恐怖』を感じませんでしたか?
自分は、恐怖や不安感をかなり感じます。
映像って凄いインパクトがあるのです。
ワイドショーなどでは、それに効果音なども加えているからかなりのものですね。
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今日は何人の人が新型コロナに感染して、重症者が増加した、亡くなった…。
変異型株が出てきたので、
感染爆発している諸外国のように日本もなってしまうとか…。
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とにかくネガティブな暗くなる感じの報道が9割以上です。
明るい希望や期待が持てるような報道はほとんどなく、
メンタル的にはすごく悪いバランスだと思います。
不安の感じ方は、遺伝的に人種・民族でも大きな差がある⁉
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生まれ持った姿かたちもそれぞれ!
性格もそれぞれ個性があると思いますが、
日本人は遺伝的に不安を感じやすい民族であることがわかっています。
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科学的なデータは別として、
日本人は不安を感じている人が多いというか、
慎重派な人が多く堅実な感じがするよね。
「石橋を叩いて渡る」みたいな…。
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一方、アフリカやアメリカなどの人は、
「陽気で失敗を恐れない」という感じの国民性を感じるよね!
楽しいこと・やりたい事を優先しているみたいな…。
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そうですよね。
お薬の研究開発・使用に関しても諸外国に比べて、
リスクを徹底的に排除しなければいけないという感じが強いです。
すごく効果があるのにすぐには認可が下りず、
市場に出るまでにすごい時間がかかってしまうような状態ですよね。
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外国では数年以上前から使われていたお薬が、
やっと今頃日本で使えるようになったということはよくあります。
不安を感じる原因は「セロトニントランスポーター」にあった!【遺伝子量の多い「L型(ロング)」と遺伝子量の少ない「S型(ショート)」の組み合わせの違い】
セロトニンは、神経終末(前シナプス)から放出され、後シナプスの受容体に結合し、情報伝達を行います。
セロトニンの作用のひとつは、ノルアドレナリンと呼ばれているストレス物質の作用を抑えて不安を鎮めることです。
またの名を「幸福ホルモン」とも呼ばれています。
ここで、ポイントとなるのが「セロトニントランスポーター」と言われるものなのです。
セロトニントランスポーターは、一旦放出されたセロトニンを再回収する働きがあります。
セロトニントランスポーターが少ない場合は、セロトニンを効率よく回収できないためにセロトニン不足になりやすく、攻撃性が高まったり、鬱やパニックなどの精神症状を発症したり、不安が高まる傾向があります。
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セロトニントランスポーターが少ないと、
不安を感じやすいんだね!
不安の正体とは?
脳科学的には扁桃体の興奮:ノルアドレナリンの分泌UPです!
ノルアドレナリンとは闘争や逃走の場面ではたらき、瞬間的な判断をするべき時に必要とされ、交感神経を興奮させる神経伝達物質です。
”「ノルアドレナリンが多く分泌される状態」=「不安・恐怖を感じている状態」” が長期間(具体的には2~3か月くらい)続くと、うつを誘発する可能性が高まるといわれています。
セロトニントランスポーターには、遺伝子量の多い「L型(ロング)」と遺伝子量の少ない「S型(ショート)」の2種類が存在!
L(ロング)型は、セロトニンを多く作くることが出来るのですが、S(ショート)型は、セロトニンを多く作ることが出来ません。
S型はセロトニンの量が少ないため、「不安遺伝子」と言われています。
遺伝子の型は「SS型」「SL型」「LL型」の組み合わせの3種類!
セロトニントランスポーターの組み合わせは、「SS型」「SL型」「LL型」の3種類の組み合わせです。
「SS型」の遺伝子を持っている人は不安になりやすい人、「LL型」の遺伝子を持っている人は不安が少なく楽観的な人、「SL型」はその中間ということになります。
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コロナ禍の中マスクもせず、
平気で路上飲みやカラオケなどができる人たちは、
「LL型」の遺伝子を持っている人かもしれないね。
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街中インタビューで、
「自分はかからないと思っていた」って言ってる人も多いけど、
こんな感じの人は「LL型」の遺伝子を持っている人なんでしょうね。
人種別セロトニントランスポーターの組み合わせの比率とは⁉
![](https://1.bp.blogspot.com/-d7Pn_VmwmII/Vt2BAkq1bhI/AAAAAAAA4hw/ZMskl7VnN6w/s500/nakayoshi_world_kids.png)
ある調査によれば、
日本人の遺伝子は、不安を感じやすいSS型が65%を占めています。
中間的なSL型は32%、楽観的なLL型はたった3.2%にすぎません。
一方、アメリカ人は、SS型が19%、SL型が49%、LL型が32%という結果が出ています。
- 日本人80.25%
- 中国人75.2%
- 台湾人70.57%
- スペイン人46.75%
- アメリカ人44.53%
- 南アフリカ人27.79%
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世界をみても、
日本が飛び抜けて不安遺伝子を持っている人が多いことが分かるよね!
地震、津波、台風、火山など、日本は「災害大国」といわれます。
そんな日本では、不安を感じることによって、事前に安全対策を講じることができ、災害から自分や家族の身を守ることができていたのです。
ちなみに、日本の国土の面積は全世界のたった0.28%ですが、全世界で起こったマグニチュード6以上の大きな地震の20.5%が日本で起きているというデータがあります。
- 阪神淡路大震災:1995年1月17日
- 東日本大震災:2011年3月11日
- 熊本地震:2016年4月14日
![](https://4.bp.blogspot.com/-12UM_cORf4Y/UZSsmAwihwI/AAAAAAAAS4A/RGnDhldTMIU/s400/jishin_tsukue.png)
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違う方向からとらえれば、
不安を感じにくいSS型の人たちは、
危険な世の中では安全管理ができずに、
淘汰されてしまったとも言えるかもしれません。
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不安を感じやすいことはデメリットだけではありません。
メリットも大きいのです。
ただ、強い不安を長期的に感じていれば、
「セロトニン」が低下し、『うつ状態』になってしまいます。
要注意ですね!
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日本人って、
民族的に不安感を感じやすい遺伝子を受け継いできているんだね。
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不安遺伝子世界一の日本において、
『コロナうつ』を助長している原因のひとつが、
『ワイドショー的テレビ番組・情報番組』だと思うのです。
不安を煽るワイドショー的テレビ番組・情報番組は積極的には見ない方がいい!
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ワイドショー的テレビ番組やニュース報道は、「不安」「恐怖」をかき立てる構成をしている!
例えば
- 病院で防護服を着ている医療関係者の物々しい映像を流す
- 恐怖をかき立てるような効果音・ナレーションを挿入している
- 感染者数などもインパクトを与えるように発表している
- 特定の商品が買い占められた時などは、何も無い棚の映像を強調して放送し、さらに切迫感を煽っている
![ハルくん](https://nonnbiri-taro2323.com/wp-content/uploads/2020/10/20201001_233903-1.jpg)
こんな感じの番組をステイホームの最中、
一日中何時間も見ていたら、
マスコミに「不安」「恐怖」を印象操作され、
洗脳されているようなものだよね。
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![のんびり太郎](https://nonnbiri-taro2323.com/wp-content/uploads/2020/10/20201001_233818-1.jpg)
「映像とテキスト(文字媒体)との比較では、映像の方が6倍以上記憶に残りやすい」
という論文もあるようです。
まとめ
![のんびり太郎](https://nonnbiri-taro2323.com/wp-content/uploads/2020/10/20201001_233818-1.jpg)
個人的には、
ネガティブな情報を得る場合は、
できれば新聞・インターネットなどの文字媒体を利用し、
必要な部分だけを飛ばし読みするくらいでいいのではと思います。
![ハルくん](https://nonnbiri-taro2323.com/wp-content/uploads/2020/10/20201001_233903-1.jpg)
メンタル的に落ち込んでいるようなときは、
ワイドショー的テレビ番組・ニュース番組は、
長時間・積極的には見ない方がいいと思うよ!
![ほどよい堂](https://nonnbiri-taro2323.com/wp-content/uploads/2023/09/4fe2fa246048aea3bbd0f14c8cf9b8dd-1024x1024.jpg)
![河邊甲介](https://nonnbiri-taro2323.com/wp-content/uploads/2020/10/20201001_233818-1.jpg)
「宮崎県川南町」に位置する「ほどよい堂」において、「薬剤師×中医薬膳師×ペットフーディスト」として、健康相談を行っています。
代表の河邊甲介は、漢方医学、薬膳、そして腸活を組み合わせた独自のアプローチで、個々の健康に寄り添います。
漢方相談や薬膳に関するオンライン相談も提供し、遠方の方々も利用できます。
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