虚弱体質のひとや高齢者のかぜや気管支炎におすすめの漢方薬が『参蘇飲(じんそいん)』です。
”ゼコゼコ” するような湿性咳嗽が目安になります。
参蘇飲(じんそいん)の生薬構成
半夏(ハンゲ)、 茯苓(ブクリョウ)、 葛根(カッコン)、 桔梗(キキョウ)、 陳皮(チンピ)、大棗(タイソウ)、 人参(ニンジン)、甘草(カンゾウ)、 枳実(キジツ)、 蘇葉(ソヨウ)、生姜(ショウキョウ)、 前胡(ゼンコ)、木香(モッコウ)
![のんびり太郎](https://nonnbiri-taro2323.com/wp-content/uploads/2020/10/20201001_233818-1.jpg)
のんびり太郎
「木香」は『ツムラ』には含まれていません。
参蘇飲(じんそいん)の効能効果
感冒、せき
参蘇飲(じんそいん)の特徴・説明
- 咳の特徴として、”ゼコゼコ” するような湿性咳嗽が目安になります。
軽い咽頭痛や鼻炎症状にも効果があります。
- 神経質で抑うつ傾向のある虚弱体質のひとに使用されることが多い漢方薬です。
虚弱体質の人の風邪の初期には『香蘇散』、長引いてくると『参蘇飲』が使用されることが多いです。
- 味は表現法が難しいですが、甘みを帯びて特異です。
参蘇飲(じんそいん)のクリニカルパール
クリニカルパール(Clinical pearl)とは、経験豊富な臨床医から得られる格言のようなものです。
![竹越哲男先生](https://nonnbiri-taro2323.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/doctor.png)
竹越哲男先生
『参蘇飲』を例えて言うと ”漢方のPL顆粒®” のようなイメージになります。
また、妊婦さんの風邪薬としても役に立つ漢方薬です。
(引用:明解!西洋医学で耳鼻科漢方)
![松田邦夫Dr](https://nonnbiri-taro2323.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/doctor.png)
松田邦夫Dr
参蘇飲(じんそいん)の注意点
むくみ・体重増加・血圧上昇などが現れた場合は医師・薬剤師に相談するようにしてください。
参蘇飲(じんそいん)の入手方法
- 病院で処方してもらう
- ドラッグストアや楽天・Amazonなどのインターネットで購入できます。
リンク
![ほどよい堂](https://nonnbiri-taro2323.com/wp-content/uploads/2023/09/4fe2fa246048aea3bbd0f14c8cf9b8dd-1024x1024.jpg)
![河邊甲介](https://nonnbiri-taro2323.com/wp-content/uploads/2020/10/20201001_233818-1.jpg)
河邊甲介
「宮崎県川南町」に位置する「ほどよい堂」において、「薬剤師×中医薬膳師×ペットフーディスト」として、健康相談を行っています。
代表の河邊甲介は、漢方医学、薬膳、そして腸活を組み合わせた独自のアプローチで、個々の健康に寄り添います。
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