高血圧症におすすめの漢方薬【七物降下湯(しちもつこうかとう)】

高血圧症におすすめの漢方薬【七物降下湯(しちもつこうかとう)】 漢方薬

 高血圧症で、体質的には、虚弱傾向のひとにおすすめの漢方薬が『七物降下湯(しちもつこうかとう)』です。

ハルくん
ハルくん

高血圧にもおすすめな漢方薬はあるのかな~?

のんびり太郎
のんびり太郎

 漢方薬は、西洋薬のように、血圧そのものを下げる作用はあまり期待できないと思ってもらってた方がいいかな。

のんびり太郎
のんびり太郎

 ただ、漢方薬のいいところは、血圧を無理やり下げるというのが目的ではなく、高血圧の人が漢方薬を使用することで、高血圧による付随症状を改善して、体調が良くなってくるところなんだ。

高血圧とはどのくらいから?

 日本高血圧学会は5年ぶりに改訂となる「高血圧治療ガイドライン2019」を発表し、2019年版での高血圧の基準値には変更なく、診察室血圧140/90mmHgで、家庭血圧135/85mmHgとされています。

 しかし、合併症のない75歳未満の成人の降圧目標は130/80mmHg未満とするなど、一般成人、高齢者、冠動脈疾患患者の降圧目標が厳格に変更されました。

(参考資料:日本高血圧学会)

血圧とは

 血圧とは、血液が動脈を流れる際に血管の内側にかかる圧力のことです。

 よく、血圧の”上”とか”下”という言い方をしますが、上は心臓が収縮して血液を送り出したときの「収縮期血圧(最高血圧)」のことで、下は心臓が拡張したときの「拡張期血圧(最低血圧)」のことです。

高血圧が危険な理由

 高血圧の怖さは脳卒中だけではなく、脳以外にも多くの臓器・部位にさまざまなかたちで悪影響(=合併症)が現れます。高血圧を治療するのは、そうした合併症を未然に防ぐためです。

(参考資料:一般社団法人 日本臨床内科医会)

【七物降下湯】の生薬構成

芍薬(シャクヤク)、当帰(トウキ)、黄耆(オウギ)、地黄(ジオウ)、川芎(センキュウ)、釣藤鈎(チョウトウコウ)、黄柏(オウバク)

【七物降下湯】の効能効果

 高血圧に伴う随伴症状(のぼせ、肩こり、耳なり、頭重)

「高血圧に伴う随伴症状」に使用される漢方薬

【七物降下湯】の特徴・説明

  • 『七物降下湯』は、昭和期の漢方復権に尽力した代表的な日本の医師「大塚 敬節」の創製した漢方薬です。本人の説明によると、高血圧が長く続いていて、最高血圧が高くて腎硬化症もともなうような場合に使用するといいと言われています。
  • 西洋薬の降圧剤に比べて、血圧そのものを低下させる力は小さいのですが、西洋薬とは違うメカニズムで降圧したり、随伴症状を緩和させるため西洋薬と併用するとよい場合が多いと考えられます。
  • 味は表現法が難しいですが、えぐいです。

【七物降下湯】の注意点

 むくみ・体重増加・血圧上昇などが現れた場合は医師・薬剤師に相談するようにしてください。

【七物降下湯】の入手方法

  • 病院で処方してもらう
  • ドラッグストアや楽天・Amazonなどのインターネットで購入できます。

 漢方薬のメーカーは「ツムラ」「クラシエ」が2大メーカーです。そのほか、「三和」「コタロー」などあります。どこのメーカーが優れているかは自分は正直わかりません

 同じ方剤名でもその中に含まれる生薬は植物などが原料になっているので、生産地・生産時期・天候などで変わります。ただ、しっかりと厳しい基準をクリアしたものですので心配はありません。

 ちなみに、「ツムラ」さんの粉末は、粒子が大きいですがお湯に溶かすときれいに完全に溶けてしまいます

 「クラシエ」さんの粉末は、粒子が細かいですが、お湯に完全には溶けず、粒子が沈殿した感じになります

 実際に飲み比べて、お好みのメーカーを選んでいただければ良いと思います。


血圧と腸内細菌の意外な関係!

 最近の研究において、腸内フローラのパターンの違いや、腸内細菌叢の悪玉菌の割合の多さなどが血圧に影響を及ぼすことが徐々に分かってきています。

 小腸に存在する免疫活性化スイッチを多くの乳酸菌で押すことによって、善玉菌の割合を増やし、悪玉菌の割合を減らしていくことが出来ます。

引用文献:腸内フローラと健康(川崎医療福祉学会誌 Vol. 30 No. 1 2020 15-35)

 腸内フローラは、血圧を制御する機能にも関わっていると考えられ、それらの機能不全は、高血圧症をまねくものと考えられる。
 Khalesi et al. 71)は、システマティックビューの結果、プロバイオティクスが高血圧症患者の血圧低下に有効であったとしています。

腸内フローラとは

 ヒトの腸内には、およそ100兆個、500~1,000種類もの腸内菌がすみついている。この菌のかたまりを腸内細菌叢といい、花畑のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれています。

プロバイオティクスとは

 腸内菌のうち、体内でよい働きをするものや、それを含む食品を「プロバイオティクス」と呼んでいます。ヨーグルトや乳酸菌飲料に含まれているビフィズス菌などの乳酸菌が代表です。

おすすめのヨーグルト【ケフィア】

 ケフィア の本場であるロシアの国営機関と、日本における独占販売契約を結んだ正統なケフィアの種菌を使用し、ご家庭で牛乳や豆乳に混ぜてご自分で発酵させてお召し上がりいただく商品です。

 複数の乳酸菌と複数の酵母が同時に発酵しているので、通常のヨーグルトにはない効果が期待できます。

通常のヨーグルトと「ケフィア」の違いとは!
  • ヨーグルト:1~2種類の乳酸菌のみで発酵。
  • ケフィア :多種の乳酸菌と、多種の酵母が共生発酵している。

おすすめの整腸剤【ファスコン整腸錠プラス】

 ファスコン整腸錠プラス』 には、有益な腸内細菌である乳酸菌(フェカリス菌)(アシドフィルス菌)(ビフィズ ス菌)と、有益な腸内細菌の増殖を促す(納豆菌)の4種に加え、消化酵素(ビオヂアスターゼ2000)が配合されています。

 4種の生菌が腸内バランスを整える ため腸内フローラが改善され、多くの方が体調の変化を実感されています!

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コメント

  1. 南方ベッド より:

    なるほど~勉強になりました。

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