コンタクトレンズを使用中は点眼薬は使ってもいいの?

コンタクトレンズを使用中は点眼薬は使ってもいいの?
のんびり太郎
のんびり太郎

コンタクトレンズを使用する際、時折目の乾燥感や不快感に悩まされることがあります。

そんなとき、点眼薬は強力な味方となりますが、コンタクトレンズを装着したまま使用しても大丈夫でしょうか?

この記事では、安全に使用するためのポイントや留意点について詳しく解説します。

目の健康をキープしながら快適なコンタクトレンズ生活を送るためのアドバイスをお伝えします。

コンタクトレンズの基本的な仕組みと目的

コンタクトレンズは視力矯正や視覚の補助のために使われる透明なレンズで、眼鏡と同様に屈折(光の屈曲)の原理を利用して視力を改善します。

コンタクトレンズの基本的な仕組み

  • 素材: コンタクトレンズは主にソフトレンズとハードレンズの2つの主要な素材から作られます。ソフトレンズは柔軟で水分を含みやすく、ハードレンズは硬く通気性があります。

  • 屈折: レンズの曲率が異なるため、光が角膜を通過する際に屈折し、焦点を変えて視力を補正します。

  • 直径と厚さ: コンタクトレンズの直径や厚さも視力矯正や快適な装用感に影響を与えます。

目的

  • 視力矯正: コンタクトレンズは近視、遠視、乱視などの視力の問題を矯正するために使用されます。眼鏡と同様に、光を正確に焦点に集めることで視界をクリアにします。

  • アクティブなライフスタイルへの対応: スポーツやアクティブなライフスタイルにおいて、眼鏡が不便な場合、コンタクトレンズが好まれることがあります。

  • 外見の自然な維持: 眼鏡のない自然な外見を好む人々がコンタクトレンズを選ぶことがあります。

  • 視野の広がり: 眼鏡と比較して、コンタクトレンズは視野を制限せず、周囲をより広く見渡すことができます。

コンタクトレンズの選択と管理

  • 医師の診断と処方箋: コンタクトレンズの使用は眼科医の診断と処方箋に基づいています。個々の視力の状態やライフスタイルに合わせた適切なコンタクトレンズが必要です。

  • 適切な管理: コンタクトレンズの適切な管理が重要であり、清潔な手での取り扱いや指定された期間内での交換が視力と眼の健康を維持するために必要です。

このように、コンタクトレンズは屈折の原理を利用して視力を矯正し、視界をクリアにするための補助具として使用されます。しかし、その適切な使用と管理が必要です。

点眼薬の主な種類とそれぞれの効果

点眼薬は目のトラブルや症状の緩和に使用される医薬品で、さまざまな種類があります。

本セクションでは、代表的な点眼薬の主な種類とそれぞれの効果について掘り下げます。

抗アレルギー性点眼薬

  • 効果: アレルギーによる目のかゆみ、充血、涙目などの症状を緩和します。
  • 主成分: 抗ヒスタミン剤やマスト細胞安定剤が含まれており、アレルギー反応をブロックします。

人工涙液

  • 効果: ドライアイ症状や目の乾燥を和らげ、眼表面を潤滑に保ちます。
  • 主成分: ヒアルロン酸やポリエチレングリコールなどの保湿成分が含まれています。

抗炎症性点眼薬

  • 効果: 眼の炎症や赤みを軽減し、痛みを和らげます。
  • 主成分: ステロイド(炎症抑制作用)や非ステロイド性抗炎症薬が配合されています。

抗生物質点眼薬

  • 効果: 眼の感染症や細菌感染による症状を改善します。
  • 主成分: 抗生物質が含まれており、細菌の成長を抑制します。

緑内障治療用点眼薬

  • 効果: 眼圧を下げ、緑内障の進行を防ぎます。
  • 主成分: プロスタグランジンアナログやβ遮断薬などが使用され、眼圧を調整します。

点眼薬の使用上の注意

  • 処方箋の必要性: 一部の点眼薬は医師の処方箋が必要な場合があります。自己判断での使用は避け、医師の指示に従うべきです。

  • 使用頻度とタイミング: 各点眼薬には使用頻度やタイミングがあります。正確な使い方を守り、適切な時間に点眼することが重要です。

  • 副作用の注意: 使用中に異常な症状が現れた場合や、長期間使用する際は医師に相談するべきです。

このように、点眼薬は異なる目の症状に対応するために様々な種類があります。

しかし、正確な診断と医師の指示に基づいて使用することが重要です。

コンタクトレンズと点眼薬の相性について

1. 一般的な相性に関する注意点

  • 使用前の点眼薬:
    コンタクトレンズを装着する前に、目の乾燥や不快感を軽減する目的で人工涙液などの点眼薬を使用することは一般的です。
    ただし、使用する点眼薬については医師に相談し、特にコンタクトレンズとの併用についての指示を仰ぐべきです。

  • コンタクトレンズ対応の点眼薬:
    一部の点眼薬は、コンタクトレンズを装着したまま使用できるものもあります。
    ただし、これらの製品も正確な使用法に従うことが重要です。

2. コンタクトレンズと抗アレルギー性点眼薬の相性

抗アレルギー性点眼薬は花粉症やアレルギーによる目のかゆみや充血に対処するために使われます。

コンタクトレンズを装着したまま使用する場合は、製品のラベルや医師の指示に従い、特に相性に関する情報を確認するべきです。

3. コンタクトレンズと人工涙液の相性

人工涙液はコンタクトレンズを装着した際の乾燥感を和らげるために使用されます。

ただし、一部の人工涙液には特定のコンタクトレンズ材質に対する適合性があります。

コンタクトレンズメーカーや医師に相談し、適切な製品を選択する必要があります。

4. コンタクトレンズと抗炎症性点眼薬、抗生物質点眼薬の相性

抗炎症性点眼薬や抗生物質点眼薬は、眼の炎症や感染に対処するために使われます。

これらの点眼薬は通常、コンタクトレンズを取り外した状態で使用することが推奨されます。

医師の指示に従い、必要に応じてコンタクトレンズの装着を一時的に中止する場合があります。

5. 医師の指示に従う

コンタクトレンズと点眼薬の相性に関する具体的な指示は医師から得るべきです。

眼の健康やコンタクトレンズの長期的な快適な装用を確保するために、医師のアドバイスに従うことが最も重要です。

総じて、コンタクトレンズを使用する際には医師にコンサルテーションを行い、特に点眼薬との併用についての指示を明確に理解し、それに従うようにしましょう。

まとめ

基本的には、コンタクトレンズを装用中は点眼薬は使用するのを避けた方がいいとされています。

ただし、絶対に使用していけないというわけでもありません。

まず、使用を避けた方がいい理由は、点眼薬の成分や防腐剤がコンタクトレンズに吸着したり、蓄積したりすることによって、角膜に障害を起こしたり、レンズの性状に影響を与えてしまうことがあげられます。

防腐剤の代表に「塩化ベンザルコニウム」と呼ばれるものがあるのですが、この成分も同様にコンタクトレンズを装着したままでの使用には注意が必要です。

ただし、その旨が明記されているのは「ソフトコンタクトレンズ」のみであり、「ハードコンタクトレンズ」に対しては明記されていません。

ソフトコンタクトレンズは、その特性上、含水率が高く、薬物などが吸着しやすく、pHや浸透圧の影響を受けやすいため、防腐剤の有無にかかわらず一般的にコンタクトレンズ装着時には、点眼液の使用を避けるように説明することが多くなります。

以前と異なり最近は、使い捨てタイプのソフトコンタクトレンズが主流になり、特に1日使い捨てのタイプでは、薬物の蓄積などの影響は低いと考えられるため、眼科専門医でも、コンタクトレンズを装着したまま点眼薬を使用しても問題ないと説明されることが多いようです。

人工涙液の「ソフトサンティア」は、薬剤や防腐剤などが含まれていない為に、もちろんのこと、コンタクトレンズを装着したままで点眼しても何の問題もありません。

ただし、防腐剤が含まれていないということは、点眼液が汚染されやすいため、開封後の使用期間には注意が必要になります。

ちなみに「ソフトサンティア」の開封後の使用期間の目安は10日間になります。

のんびり太郎
のんびり太郎

【薬剤師からのアドバイス】

接触感染といわれ、手に付着したウイルスや細菌により、『眼』からも感染することが示されています。

当然コンタクトレンズの脱着時には指先が眼に触れてしまいます。

そのため、コンタクトレンズの脱着時には、「正しい手洗い」と「正しい消毒液の使い方」を厳守することが大切になります。

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