感染症予防に『手洗い』が大切なわけ!【手洗いの回数と時間とウイルス残存の関係】

感染症予防に『手洗い』が大切なわけ!【手洗いの回数と時間】

新型コロナ感染の終息がなかなか見通せないコロナ禍において、再度、注意喚起として『手洗い』についておさらいをしてみたいと思います。

まず、手洗いの仕方で、除菌率が大きく異なるため、そのデータを示したいと思います。

ハルくん
ハルくん

なかなか、終息する気配がない「コロナ」だけど、大切なことは、自分が出来る感染予防を徹底することだよね。

のんびり太郎
のんびり太郎

今回は、感染予防に重要な『手洗い』についてもう一度、確認してみたいと思います!

手洗いの効果【手洗いの時間・回数】

引用:内閣府 食品安全委員会
のんびり太郎
のんびり太郎

正しい手洗いの仕方です。参考にしてみてくださいね!

引用:SARAYA

接触感染のリスク【感染症対策】

出典:Alexandra_Koch

新型コロナを含め、「ウイルス・細菌」は、「口・目・鼻」などの粘膜から主に感染するといわれています。

手に付着した細菌やウイルスが口・目・鼻を触ることで感染が成立してしまうのです。

ひとは、無意識のうちに自分の顔を何度も触ってしまうようなのです。

のんびり太郎
のんびり太郎

あるデーターでは、ひとが無意識のうちに顔を触る回数は次のように示されました。

ひとが一定時間に無意識のうちに顔を触る回数

ニューサウスウエールズ大学の医学生を対象に行動観察試験を行った内容です。

医学生は感染制御に関連のない講義を受講時に、顔に触る行動をビデオテープに記録されました。

標準的スコアシートを用い、顔の粘膜や粘膜以外の部分に手が接触した頻度を集計し、解析すると、合計26人の学生が観察され、240分間で顔に2,346回触れていたのです。

そのうち56%(1,322/2,346)は顔の粘膜以外の部位に触れ、44%(1,024/2,346)は粘膜部に触れていました。

1,322回の顔の粘膜以外の部位への接触では、あごが31%と最も多く、次いで頬が29%、髪28%、首8%、耳4%でした。

1,024回の顔の粘膜部位接触では、口が36%と多く、鼻が31%、目が27%、複数の粘膜部位が6%でした。

26人の学生の1時間当たりの顔への接触回数は平均23回(範囲4〜153回)で、平均接触時間は口が2秒(範囲1〜12秒)、鼻が1秒(範囲1〜10秒),目が1秒(範囲1〜5秒)でした。

(引用文献:Kwok YLA, Gralton J, McLaws ML Face touching:A frequent habit that has implications for hand hygiene. Am J Infect Control 2015;43:112-114.

ハルくん
ハルくん

思った以上に人は無意識に顔を触っていることが分かるね!

のんびり太郎
のんびり太郎

日常生活をいていく中で、どうしても不特定多数の人が触れたものに接触する機会が生まれてしまいます。

そのために、こまめな『正しい手洗い』が大切なのです!

新型コロナを含めウイルス・細菌が付着していなければ、顔をいくら触ろうが感染は成立しません。

海外を含め、日本でも新型コロナの感性が急速に拡大している環境では、どこにウイルスが潜んでいてもおかしくないのです。

全く症状のない『不顕性感染』の場合もあるようですので余計に危険です。

ハルくん
ハルくん

コロナ禍の中、「つばをつけてお金をめくる」人もいますし、買い物をしていてもあちこち商品を触って品定めをしている人も普通にいるよね…。

のんびり太郎
のんびり太郎

接触感染といっても、皮膚に触れただけでは、通常は感染しません。

ウイルス・細菌が付着した物を触った手で、「口・目・鼻」などの粘膜を触ってしまうために感染が成立してしまいうのです。

その消毒液の使い方は『逆効果』かも⁉

出典:mohamed_hassan

手指の消毒液の量は、消毒液のポンプは最後まで押し切る(きちんと下までワンプッシュ)が正解です。

消毒液のポンプを押し切ると手のひらから消毒液(消毒用エタノールなど)が溢れそうになると思いますが、その量をきちんと手のひらから手の甲・手首・爪の間にかけて乾燥するまですり込んでください。

のんびり太郎
のんびり太郎

調剤薬局で働いていて気になることがあるのですが、

きちんと消毒液を使用できている人は、1割にも満たないのが現場での実感です。

のんびり太郎
のんびり太郎

自動噴霧される消毒液や、足のペダルで消毒薬が出てくるタイプであれば問題は無いのですが、よく店頭などに設置されている手でポンプを押すタイプの消毒液では、『不特定多数』の人がポンプの頭部に触れているのです。

みんなが触る消毒液のポンプの頭部にはウイルスが付着していてもおかしくはありませんよね。

ハルくん
ハルくん

なかには目視で汚れが確認できるくらいの消毒ポンプもあるよね。

新型コロナウイルスに限らず色々なバイ菌が付いていそうだよね…。

のんびり太郎
のんびり太郎

正しく消毒液を使用すればウイルスは排除できますが、不適切な消毒液の使用法では排除できないため、逆に自分からウイルスや細菌を手にもらってくるようなものです。

のんびり太郎
のんびり太郎

薬局で手指の消毒の仕方など感染予防がきちんと出来ていない患者さんに説明すると、

「今まで、このやり方でやってきたけど感染してないし…。」

「周りにも感染したひとはいないし…。」などと反論されることもあります⤵

のんびり太郎
のんびり太郎

それは、感染予防に理解がある多くの人の努力で感染が抑えられ、『たまたま運よくあなたの周りにウイルスがいなかっただけ』だということなのだろうと思うのですが…。

聞く耳を持たない患者さんも一定数いるのが現状です。

ひとの性格・意識・行動は、簡単には変わりません。

諸外国のように感染爆発しないことを願うばかりです。

まとめ

感染予防には、『正しい手洗い』『正しい消毒』がいかに重要であるか理解していただいたと思います。

『正しい手洗い』『正しい消毒』を行うことであなたが感染することを防ぐこともできます。

何度も同じことを聞いたかと思いますが復習の意味も込めてつぶやいてみました。

ハルくん
ハルくん

何とかしてこの『コロナ危機』を乗り切っていきましょうね!

医療プラットフォーム「ファストドクター」、コロナ後遺症専門のオンライン診療サービスを開始!

出典:ファストドクターHP

ファストドクターは、2016年にスタートした在宅医療のデジタルプラットフォームであり、夜間・休日医療に特化した救急相談、救急往診、オンライン診療、かかりつけ医連携機能を提供しています。

2024年8月末から、コロナ後遺症専門のオンライン診療サービスを新たに開始しました。

コロナ後遺症専門オンライン診療の特徴

  1. 幅広い症状への対応
    コロナ後遺症には、倦怠感や味覚障害、不眠症、記憶力低下など多岐にわたる症状があります。ファストドクターの登録医師がオンラインで問診・診察を行い、患者に適切な対応を提供します。

  2. 専門医による診療
    精神科や内科を専門とする医師が中心となって対応し、幅広い症状に対する専門的な診療を行います。

  3. 地域の専門医療機関への紹介
    オンライン診療の結果、対面での受診が必要と判断された場合、地域の専門医療機関への紹介状を発行し、患者を適切な医療機関に導きます。

ファストドクターのサービス概要

  • 救急相談:患者からの連絡を受け、電話相談を通じて症状を評価し、必要に応じて次のステップを提案します。
  • 救急往診・オンライン診療:患者の状態に応じて、登録医師とのマッチングを行い、オンライン診療や救急往診で迅速に対応します。
  • かかりつけ医連携機能:患者のかかりつけ医との連携を図り、継続的な医療サポートを提供します。

コロナ後遺症専門サービスの利便性

コロナ後遺症に悩む多くの患者にとって、適切な診療科を選ぶのは難しい現状があります。

ファストドクターのオンライン診療サービスは、自宅から専門医にアクセスできるため、迅速かつ適切な医療を受けることが可能です。

特に、疲労感や不眠症などの症状が続く患者にとって、オンラインでの相談・診療は非常に利便性が高いものとなります。

ファストドクターは、デジタル技術を活用した医療サービスの提供を通じて、患者のニーズに応え続けています。

コロナ後遺症に苦しむ患者が、迅速かつ適切な医療を受けられる環境を提供することで、より多くの人々が健康を取り戻す手助けをしています。

まとめ

ファストドクターのコロナ後遺症専門オンライン診療サービスは、コロナ後遺症に悩む患者にとって大きな助けとなるでしょう。専門医によるオンライン診療を通じて、迅速かつ適切な医療を提供し、患者の健康回復をサポートします。ファストドクターの新サービスを利用して、健康な生活を取り戻しましょう。

のんびり太郎
のんびり太郎

休日診療・夜間診療で医師が自宅まで往診してくれるシステムがこちらです!

新型コロナにも対応してくれます!

ほどよい堂
河邊甲介
河邊甲介

「宮崎県川南町」に位置する「ほどよい堂」において、「薬剤師×中医薬膳師×ペットフーディスト」として、健康相談を行っています。

代表の河邊甲介は、漢方医学、薬膳、そして腸活を組み合わせた独自のアプローチで、個々の健康に寄り添います。

漢方相談や薬膳に関するオンライン相談も提供し、遠方の方々も利用できます。

また、わんこの健康も見逃しません。

わんこ腸活に関するアドバイスも行っています。

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