新型コロナ感染の終息がなかなか見通せないコロナ禍において、再度、注意喚起として『手洗い』についておさらいをしてみたいと思います。
まず、手洗いの仕方で、除菌率が大きく異なるため、そのデータを示したいと思います。
なかなか、終息する気配がない「コロナ」だけど、大切なことは、自分が出来る感染予防を徹底することだよね。
今回は、感染予防に重要な『手洗い』についてもう一度、確認してみたいと思います!
手洗いの効果【手洗いの時間・回数】
正しい手洗いの仕方です。参考にしてみてくださいね!
接触感染のリスク【感染症対策】
新型コロナを含め、「ウイルス・細菌」は、「口・目・鼻」などの粘膜から主に感染するといわれています。
手に付着した細菌やウイルスが口・目・鼻を触ることで感染が成立してしまうのです。
ひとは、無意識のうちに自分の顔を何度も触ってしまうようなのです。
あるデーターでは、ひとが無意識のうちに顔を触る回数は次のように示されました。
思った以上に人は無意識に顔を触っていることが分かるね!
日常生活をいていく中で、どうしても不特定多数の人が触れたものに接触する機会が生まれてしまいます。
そのために、こまめな『正しい手洗い』が大切なのです!
新型コロナを含めウイルス・細菌が付着していなければ、顔をいくら触ろうが感染は成立しません。
海外を含め、日本でも新型コロナの感性が急速に拡大している環境では、どこにウイルスが潜んでいてもおかしくないのです。
全く症状のない『不顕性感染』の場合もあるようですので余計に危険です。
コロナ禍の中、「つばをつけてお金をめくる」人もいますし、買い物をしていてもあちこち商品を触って品定めをしている人も普通にいるよね…。
接触感染といっても、皮膚に触れただけでは、通常は感染しません。
ウイルス・細菌が付着した物を触った手で、「口・目・鼻」などの粘膜を触ってしまうために感染が成立してしまいうのです。
その消毒液の使い方は『逆効果』かも⁉
手指の消毒液の量は、消毒液のポンプは最後まで押し切る(きちんと下までワンプッシュ)が正解です。
消毒液のポンプを押し切ると手のひらから消毒液(消毒用エタノールなど)が溢れそうになると思いますが、その量をきちんと手のひらから手の甲・手首・爪の間にかけて乾燥するまですり込んでください。
調剤薬局で働いていて気になることがあるのですが、
きちんと消毒液を使用できている人は、1割にも満たないのが現場での実感です。
自動噴霧される消毒液や、足のペダルで消毒薬が出てくるタイプであれば問題は無いのですが、よく店頭などに設置されている手でポンプを押すタイプの消毒液では、『不特定多数』の人がポンプの頭部に触れているのです。
みんなが触る消毒液のポンプの頭部にはウイルスが付着していてもおかしくはありませんよね。
なかには目視で汚れが確認できるくらいの消毒ポンプもあるよね。
新型コロナウイルスに限らず色々なバイ菌が付いていそうだよね…。
正しく消毒液を使用すればウイルスは排除できますが、不適切な消毒液の使用法では排除できないため、逆に自分からウイルスや細菌を手にもらってくるようなものです。
薬局で手指の消毒の仕方など感染予防がきちんと出来ていない患者さんに説明すると、
「今まで、このやり方でやってきたけど感染してないし…。」
「周りにも感染したひとはいないし…。」などと反論されることもあります⤵
それは、感染予防に理解がある多くの人の努力で感染が抑えられ、『たまたま運よくあなたの周りにウイルスがいなかっただけ』だということなのだろうと思うのですが…。
聞く耳を持たない患者さんも一定数いるのが現状です。
ひとの性格・意識・行動は、簡単には変わりません。
諸外国のように感染爆発しないことを願うばかりです。
まとめ
感染予防には、『正しい手洗い』『正しい消毒』がいかに重要であるか理解していただいたと思います。
『正しい手洗い』『正しい消毒』を行うことであなたが感染することを防ぐこともできます。
何度も同じことを聞いたかと思いますが復習の意味も込めてつぶやいてみました。
何とかしてこの『コロナ危機』を乗り切っていきましょうね!
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