母乳の代わりとなる『液体ミルク』が日本で販売可能になりました!【液体ミルクは災害時には大活躍!】

液体ミルク 食材・食事

つい最近まで日本では母乳の代替食品として認められてきたのは『粉ミルク』のみでした。

母乳の代替食品としてなかなか承認されなかった『液体ミルク』の製造販売が解禁された背景には、災害時での必要性が叫ばれたためといわれています。

2011年の東日本大震災では、被災した乳児のために多くの粉ミルクが届いたのですが、現地では粉ミルクを溶かすためのお湯が確保できないことも多く、利用できないことも多かったようなのです。

そのことが、国の検討会で議論され、ようやく2018年8月に「乳等省令」の改正に至ったということになります。

また、健康増進法における特別用途食品に「乳幼児調整乳」という区分も新設され、そのもとに「乳幼児調製粉乳」および「乳幼児調製液状乳」の区分が設定され、母乳代替食品としての流通が認められました。

ハルくん
ハルくん

それでは、国内で発売されている乳幼児液体ミルクにはどのようなものがあるの?

のんびり太郎
のんびり太郎

国内製造販売として、『アイクレオ赤ちゃんミルク』『明治ほほえみ らくらくミルク』の2製品が流通しています。

ハルくん
ハルくん

その2つの製品には何か違いはあるのかな?

のんびり太郎
のんびり太郎

主に製造方法や容器に大きな違いがあるので説明しますね。

のんびり太郎
のんびり太郎

江崎グリコから発売されている商品が『アイクレオ赤ちゃんミルク』です。

この商品は、『無菌充填タイプ』と呼ばれていて容器が「紙パック」です。
賞味期限は製造から6か月になります。
無菌充填という製造は、超高温で短時間殺菌した内容物を無菌環境下で充填する方法になります。

出典:グリコ
のんびり太郎
のんびり太郎

もう一つが、明治から発売されている『明治ほほえみ らくらくミルク』です。
この商品は、『レトルトタイプ』と呼ばれていて容器が「スチール缶」です。

アイクレオ赤ちゃんミルクより賞味期限は長く製造から1年です。

この製造方法では、スチール缶に充填して密封した後に加圧加熱殺菌をするため、確実に殺菌できるため賞味期限が長くなるようなのです。
ただ、若干風味が変わったり、ミルクの色が変わったりすることもあるようなのですが品質には全く問題ないので安心して飲用できます!

出典:株式会社 明治
ハルくん
ハルくん

保存方法に違いはあるのかな?

のんびり太郎
のんびり太郎

どちらの商品も『常温』で保存が出来ます。

これなら災害時の備蓄としても問題ないよね。

「乳児用液体ミルク」にはどのようなメリットがあるの?

ハルくん
ハルくん

今まで、粉ミルクだけで液体ミルクが販売されていなかった様なんだけど液体ミルクにはどんなメリットがあるの?

のんびり太郎
のんびり太郎

次の2点が液体ミルクのおすすめのポイントです。

  • 外出時にそのまま持って行って、調製なしで授乳ができる
  • 災害時には電気水道などのライフラインが断絶していることも多く、”常温保存OK!長期保存(6か月~1年間)が可能! お湯いらず!” の液体ミルクが大活躍!

外出時にそのまま持って行って、調製なしで授乳ができる点がGOOD!

日本において広く普及している「粉ミルク」は、粉を量り、お湯で溶かした後に人肌まで冷ますという手間と時間が必要となってきます。

その反面、「液体ミルク」はそのまま赤ちゃんに飲ませることができるので、お湯を用意したりすることもなく利便性に優れています。

ママ
ママ

「外出時」に利用することが最も多いですね!

パパ
パパ

父親である自分は、そのまま調製せずに授乳することが出来るので助かっています。

のんびり太郎
のんびり太郎

授乳する際にミルクを調整する手間が省けるので便利ですね!

液体ミルクは常にお湯が準備できない災害時に大活躍!

出典:RoadLight

災害時には、断水や停電になってしまうことも多く、その様な時は衛生環境の確保だけでなくお湯の確保さえも難しくなってしまいます。

そんな災害時には、常温でも保存出来て、保存期間も長い液体ミルクは大活躍するのです。

「アイクレオ赤ちゃんミルク」は、紙パック製で1本125mlと小さくて軽量なため、避難時には「避難バッグ」に入れて移動することもできます。

また、使用後も飲み終わったパックは潰して小さくすることができるため、避難所でのゴミ処理の面でも優れているのです。

「乳児用液体ミルク」にはどのようなデメリットがあるの?

経済的な面では、おおよその目安として液体ミルクの方が、粉ミルクに比べて約3~4倍くらい高くなってしまいます。

のんびり太郎
のんびり太郎

この金額の差は、毎日使うものと考えるとちょっと考えてしまう所ですね…。

「液体ミルク」に期待するこれからの課題とは⁉

ママ
ママ

2021年現在で日本で購入できる「液体ミルク」は、『アイクレオ赤ちゃんミルク』『明治ほほえみ らくらくミルク』の二種類だけなので、もっと商品が増えて選択肢が増えるといいですね!

パパ
パパ

『アレルギー対応の液体ミルク』があると嬉しいですね!

粉ミルクには、アレルギーを持つ乳児でも飲める「アレルギー対応の粉ミルク」が日本でも既に発売されていますが、液体ミルクには『アイクレオ赤ちゃんミルク』『明治ほほえみ らくらくミルク』の二種類だけなので、入手することが出来ないのです。

『アレルギー対応の液体ミルク』が早い時期に日本で商品化されると嬉しいですね。

まとめ

”「液体ミルク」は外出時や非常時などの備えとして活用して、「粉ミルク」は日常的に利用する” 液体ミルクと粉ミルクのお互いの良いとこ取りで対応されるのが良さそうですね。

ハルくん
ハルくん

コストパフォーマンスがよい「粉ミルク」と、外出時・非常時などに活躍する「液体ミルク」を上手に使い分けることがポイントだね!

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