調剤薬局での薬剤師の質問が「ウザイ」!何度も同じことを…。

薬剤師ウザイ 医療・健康情報

調剤薬局で「いつまで待たせるの!」「黙ってさっさと薬出せばいいんだよ!」「さっき病院で話してきたのに…。」などと思ったことはありませんか?

今回は、そんな場面を想定してつぶやいてみたいと思います。

ハルくん
ハルくん

調剤薬局に処方せんを持っていくと病院で聞かれたことをまた聞かれたり、いつもの薬なのに何度も同じような質問をされるんだよね。

正直、面倒くさいし、しつこく質問してくる薬剤師は「ウザイ」んだ。

のんびり太郎
のんびり太郎

そうですよね~。

風邪ひいたり、お腹を壊した時など、病院で問診があって長い間待たされて、やっと医師に診察してもらって、処方せんが出て、それを調剤薬局に持っていったら、また、一から同じようなことを聞かれる…。

体調が悪くてきついのに面倒ですよね。

その気持ちよく分かります。早くお薬をもらって帰りたいってことも理解できます。

自分も薬剤師ですが、病気になれば患者さんになることもありますから。

ハルくん
ハルくん

症状はきちんと病院で医師に伝えて、診察してるんだから、薬剤師はさっさと処方せん通りにお薬を出せばいいのに…。

のんびり太郎
のんびり太郎

それではどうして、薬剤師が色々と聞いてくるかを説明しますね!
まず、前提として薬剤師は『患者さんの健康を守ること』が第一なのです。

そのためにウザくなってしまうのです。

のんびり太郎
のんびり太郎

薬剤師が患者さんに薬の説明した時に発生する報酬には次のようなものがあります。

つまり、患者さんから色々と情報収集することで得られる報酬(お金)です。

薬学管理料(薬剤服用歴管理指導料)とはどのようなものなの?

患者さんに対して、決められた指導等の全てを行った場合に、処方箋受付1回につき所定点数(報酬)を算定することができるとされています。

金額としては、通常は430円または570円になります。(2021年現在)

薬学管理料(特定薬剤(ハイリスク薬)管理指導加算)とはどのようなものなの?

特に安全管理が必要な医薬品として厚生労働大臣が定めるものを調剤した場合であって、当該医薬品の服用に関し、その服用状況、副作用の有無等について患者に確認し、必要な薬学的管理及び指導を行ったときには、特定薬剤管理指導加算を所定点数に加算できるとされています。

ちなみに報酬(金額)は100円です。(2021年現在)

どうして薬剤師はあれこれ質問してくるの?

のんびり太郎
のんびり太郎

一つ目の理由は「健康保険法などの法律で定められているから」です。

健康保険法などによって、薬剤師が患者さんに尋ねるべき項目が定められています。

そして、項目に沿って質問し、薬歴に記録すると薬局は薬学管理料(薬剤服用歴管理指導料)という報酬を得ることが出来るのです。

ハルくん
ハルくん

なるほどね~。

のんびり太郎
のんびり太郎

「薬剤服用歴管理指導料」のほかにさらに追加で加算することができる報酬があるのですが、それを『特定薬剤(ハイリスク薬)管理指導加算』と呼んでいます。


例えば、心房細動などの病院のために血栓の予防に「血液をサラサラにする薬」を飲んでいるとします。

その際に「鼻血はでませんか?」とか「おしっこは赤くないですか?」「アザはできていませんか?」などと質問して、その症状の有無を確認して、薬歴に記録すれば『特定薬剤(ハイリスク薬)管理指導加算』が算定できるわけなのです。

ハルくん
ハルくん

薬剤師さんが様々な確認をすることで、患者さんは副作用を早期発見出来たり、薬局は収益アップできるという訳なんだね!

のんびり太郎
のんびり太郎

薬剤師が病院で聞かれたようなことを繰り返し聞いてくるのは『医薬分業』といって、病院と調剤薬局は全く別の独立した医療機関であるため、病院の横にある「門前薬局」でも患者さんの情報については病院からシステム上得ることは出来ないという理由にあります。

出典:薬学っぽいイラスト
ハルくん
ハルくん

そうなの?

病院と門前薬局は「ツーカーの関係」って思っていたよ…。

のんびり太郎
のんびり太郎

そういう訳で、薬剤師が収集できる患者さんの情報は『処方せん』のみ!なのです。

どんな病気でどんな状態なのか患者さんから情報を聞き出さなければ、薬剤師はきちんとしたお薬の説明も出来ないためウザくなってしまいます…。

そのことで患者さんに嫌な顔をされるのは日常茶飯事です…。

同じお薬でも、様々な病気に使用されるし、病気によっては飲み方(使い方)も変わることもあるのできちんと確認しなければ医療事故に直結してしまいます。

ハルくん
ハルくん

薬剤師さんも大変だね…。

のんびり太郎
のんびり太郎

お医者さんも人間だから処方せんを発行するときに、パソコンにお薬を入力する際に意図したお薬とは違うお薬を入力してしまったりするケアレスミスも実際に起こります。

全く関係のないお薬が処方されていたり、服用量が間違っていたり…。

その患者さんの病気のことが分からなければ、そのままお薬の説明をして患者さんも間違ったお薬を飲んでしまうことになります。

ハルくん
ハルくん

処方せん自体が間違っているということもあるんだね…。

のんびり太郎
のんびり太郎

高齢者などは、お薬の説明書など目を通さずお薬の袋に書かれた飲み方だけ見て飲んでしまう場合も多いので、薬剤師が何も質問もしなければ、誰も気づかないまま間違ったお薬を飲んでしまって大変なことになることも…。

ハルくん
ハルくん

それは怖いよね~。

のんびり太郎
のんびり太郎

患者さんにせかされて何も質問せずに薬剤師がお薬を渡せば、患者さんに健康被害が出る可能性も考えられます。

そうなれば、早くお薬を渡してあげようと気を利かせて何も質問せずに投薬した薬剤師は、法令順守違反で訴えられることも…。

ハルくん
ハルくん

そういいう患者さんに限って、何かあればすぐ人のせいにしてきそうだよね…。

のんびり太郎
のんびり太郎

正直な話、薬剤師としても自分の身を危険にさらすようなことは避けたいというのも本音!

ハルくん
ハルくん

説明してもらったら、なんで薬剤師があれやこれやと質問してくるのかが分かったよ!

のんびり太郎
のんびり太郎

分かってもらえたかな~。

のんびり太郎
のんびり太郎

調剤薬局でのウザイ質問は、医療事故を未然に防ぐために、患者さん・薬剤師ともに大切なことです。

理想としては、すべての病院・調剤薬局が患者さんの情報を一元的に管理・使用できるシステムを構築すれば、何度も同じことを聞かなくても済むし、時間・手間などの効率アップもはかれるのですけど…。

保険証とマイナンバーカードの紐づけが早期に完結するといいですね!

まとめ

のんびり太郎
のんびり太郎

調剤薬局で色々と質問される理由は次の通りです!

ご理解をお願いします。

「薬局の増益」というとなんだか…ですが。

  • 医療事故を未然に防ぐため(副作用・お薬の併用による健康リスク確認・医師のケアレスミスのチェックなど)
  • 薬局の収入アップ(患者さんから聞き出した様々な情報を薬歴に記録することで、加算が取れることもあるため)
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