【桑の実(くわのみ)/桑椹(そうじん)】潤いUPでアンチエイジング!

【桑の実(くわのみ)/桑椹(そうじん)】潤いUPでアンチエイジング!
のんびり太郎
のんびり太郎

桑の木に実る「桑の実」は「マルベリー」と呼ばれることもあります。

桑の実は、小さな粒々が集まった形の果実です。

黒いものはブラックベリーに似ていますが、全くの別物です!

漢方薬に使用するときの生薬では「桑椹(そうじん)」という名前に代わります。

桑の実は、古くから健康に良いとされる食材であり、その効果は多岐にわたります。

まず、桑の実には豊富な栄養素が含まれており、ビタミンやミネラル、抗酸化物質が健康維持に寄与します。

また、血糖値の調整やコレステロールの改善にも効果があり、糖尿病や心臓病の予防に役立ちます。

さらに、桑の実には美肌効果もあり、肌の弾力性やシワの改善に寄与するとされています。

これらの健康効果から、桑の実は食事や健康補助食品として利用され、予防医療やアンチエイジングに役立つと言われ、健康的なライフスタイルの一環として注目を集めています。

桑の実の薬膳データ

  • 体質:陰虚・血虚
  • 五性:寒
  • 五味:甘・酸
  • 帰経:心・肺・腎

データの項目の見方

のんびり太郎
のんびり太郎

薬膳の観点からの区別とその食材に合う体質が分かります。

五味(ごみ)

薬膳における五味とは、酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(塩辛い味)の5つの味のことです。

五味はそれぞれに対応する臓腑があり、その臓器に吸収されやすいといわれています。

  • 酸味 – 肝 – 胆
  • 苦味 – 心 – 小腸
  • 甘味 – 脾 – 胃
  • 辛味 – 肺 – 大腸
  • 鹹味かんみ – 腎 – 膀胱

五性(ごせい)

薬膳における五性とは、食材や生薬がもつ体を温めたり冷やしたりする性質のことです。

寒 / 涼 / 平 / 温 / 熱 があり、寒・涼の食材は体を冷やし、温・熱は体を温めます。

平は体を温めたり冷やしたりする性質のどちらもありません。

帰経(きけい)

薬膳における帰経とは、食材や生薬がどの臓腑・経絡に入り効果的に働くかを示した道しるべです。

臓腑や経絡、精神に影響を与えるといわれています。

個々の体質に合う帰経の食材を取り入れることで、体を良い状態に近づけられると考えられています。

体質(体質)

体質は、気滞体質 / 気虚体質 / 瘀血(血瘀)体質 / 血虚体質 / 痰湿体質 / 陰虚体質 / 湿熱体質 / 陽虚体質の8つに分かれ、それぞれの体質によっておすすめの食材や養生法が異なってきます。

その時の体質に合った食材・生薬を摂ることで体を良い状態に近づけられると考えられています。

桑の実の栄養成分

糖尿病の予防効果も?

桑の実(マルベリー)には、桑の葉にも含まれるている「DNJ(デオキシノジリマイシン)」という成分が含まれています。

DNJ(1-デオキシノジリマイシン)の化学構造がグルコースと酷似しているため、DNJは小腸に存在する二糖類分解酵素であるマルターゼやスクラーゼを拮抗阻害する事で、二糖類から単糖類への分解を阻害します。

つまり、糖を分解する酵素(マルターゼやスクラーゼ)を阻害することで、糖の吸収を抑える効果が期待できるのです。

糖尿病予防やダイエットにも効果的です。

貧血予防に!

桑の実は、鉄分を多く含んでいるので、鉄欠乏性の貧血予防に効果的です。

また、桑の実は鉄分吸収を促進するビタミンCも豊富なので、鉄分を効率よく吸収できます。

目の酷使対策に!

現代人は、スマホやPCのために目に多大な負担をかけています。

桑の実はそんな現代人の目のストレスを緩和してくれます。

桑のみに含まれるビタミンAは、目や皮膚の粘膜を健康に保つ働きがあるので、眼精疲労・ドライアイに効果的です。

さらに、ファイトケミカルの1種であるルテインやゼアキサンチンも目の健康維持に働きます。

桑の実の注意ポイント!

のんびり太郎
のんびり太郎

桑の実は薬膳でいう五性では ”寒” に当たります。

食べ過ぎるとからだを冷やしてしまいます。

お腹が弱く、寒くなると下痢しやすい体質のひとは食べ過ぎには注意しましょう!

桑の実を使ったおすすめレシピ

レシピ
ハルくん
ハルくん
ハルくん
ハルくん
ハルくん
ハルくん

おすすめレシピは ”COOKPAD(クックパッド)” から引用しています!

スポンサーリンク

赤坂メディカルMクリニック

コメント

スポンサーリンク

PAWDEA
タイトルとURLをコピーしました