スポンサーリンク

鼻水のタイプで対処法が変わる⁉

鼻水のタイプで対処法が変わる⁉

鼻水は、鼻の粘膜から分泌される液体であり、鼻孔から流れ出ることがあります。

その性状は、人によって異なる場合がありますが、一般的には透明で液状です。

鼻水の性状は、さまざまな要因によって影響を受けることがあります。

一般的な要因としては、環境の湿度や気温、体の状態などが挙げられます。

たとえば、寒い季節や乾燥した環境では、鼻水が少なくなり、粘り気のある性状になることがあります。

一方、湿度の高い環境やアレルギー反応などの状態では、鼻水が増え、より水っぽい性状になることがあります。

鼻水は、通常、鼻の粘膜が刺激を受けたり、病原菌やアレルゲンといった異物が体内に入った際に、防御反応として分泌されます。

鼻水には、体内の異物や細菌を洗い流す役割があり、免疫系の一環として重要な役割を果たしています。

また、鼻水の性状は病気の症状や状態の指標としても利用されます。

風邪やインフルエンザなどの感染症では、鼻水が黄色や緑色に変化することがあります。

これは、免疫系が病原菌に対抗して白血球を活性化させ、炎症反応が起きていることを示す兆候です。

また、アレルギー性鼻炎では、鼻水が透明で水っぽい性状を示すことがあります。

鼻水の性状は、症状の進行や治療の進め方を判断する際にも重要です。

たとえば、鼻水が粘り気のある黄色や緑色に変化した場合は、細菌感染の可能性が高く、抗生物質が必要となる場合があります。

一方、アレルギー性の鼻水は通常、抗ヒスタミン薬やステロイド薬などで管理されることがあります。

のんびり太郎
のんびり太郎

以上は、西洋医学的な解釈です!

今度は東洋医学的な鼻水の考え方を説明します。

サラサラで透明な鼻水が出る人

のんびり太郎
のんびり太郎

アレルギー鼻炎、花粉症などで「サラサラで透明な鼻水」が出る人は、東洋医学では次のように考えます。

  • ”脾胃”(胃腸など消化器全般)が冷えている

  • ”肺” が乾燥している

脾胃が冷える原因とは?

のんびり太郎
のんびり太郎

中医学でいう ”脾胃” とは消化器全般を指しています。
脾胃は次のようなことが原因で冷えてしまいます。

  • 冷たい飲食物を多く摂っている
    生野菜サラダ、刺身、冷やしたフルーツ、氷を入れたり冷蔵庫で冷やした飲み物など

  • からだを冷やす食材を多く摂っている
    緑茶、抹茶、ルイボスティー、白ごま、蕎麦、豆腐、にがうり、ズッキーニなど

脾胃が冷えるとどうなるの?

のんびり太郎
のんびり太郎

”脾胃”が冷えると、脾胃の働きが悪くなります。

脾胃は ”気血” をつくるところなので、からだのエネルギー不足になってしまい、からだを防御する衛気が低下して花粉症などの症状が出やすくなると考えます。

脾胃の冷えを改善する方法とは?

のんびり太郎
のんびり太郎

脾胃の冷えを改善するには、次のような食材を摂ることが大切です!

のんびり太郎
のんびり太郎

脾胃が冷えて弱っている時には、冷たいもの・生もの・乳製品などはなるべく控えるようにしましょう!

のんびり太郎
のんびり太郎

脾胃を温めてあげるには白湯など飲むことをお勧めします。

脾胃が弱っている時に飲むお茶は紅茶、陳皮茶、ナツメ茶、キンモクセイ茶などがお勧めです!

肺が乾燥する原因とは?

  • 香辛料などを多く摂っている

  • 冬に風邪をひいて長引いていた
のんびり太郎
のんびり太郎

唐辛子などの香辛料は発散させる作用が強いので、中医学的にはからだの潤いを奪ってしまうと考えます。

そして、この影響を一番受けやすいのが ”肺” なのです。

のんびり太郎
のんびり太郎

中医学で言う ”肺” には、「宣発粛降」作用があると考えます。

宣発(せんぱつ)とは外、上に向かって発散すること、粛降(しゅくこう)は内、下に下降させることを意味します。

これは肺が気や津液を体の隅々まで布散して、代謝されたものを下の腎や膀胱に下降することを意味しています。

のんびり太郎
のんびり太郎

そのほか、”肺” は体内の水分代謝にも関与しています。

水分の代謝を調節することにより、体内の水分バランスを維持します。

肺は体内の水分を適切に排出する役割を果たし、湿気や浮腫などの症状が生じないようにします。

肺を潤すにはどうすればいいの?

のんびり太郎
のんびり太郎

”肺” を潤してくれる食材には次のようなものがあります。

のんびり太郎
のんびり太郎

”肺” が乾燥している時に飲むお茶は、西洋人参茶・無花果(いちじく)茶などがお勧めです。

これらのお茶に蜂蜜を加えると潤す効果がアップします!

ネバネバした鼻水や痰が出る人

のんびり太郎
のんびり太郎

ネバネバした鼻水や痰が出る人は中医学的には、”湿気” が原因と考えます。

”痰湿” という表現をしますが、からだに余分な水分が溜まってしまっている状態です。

痰湿になる原因とは?

ハルくん
ハルくん

どうして痰湿になってしまうの?

のんびり太郎
のんびり太郎

”痰湿”になる原因は、脂っこいもの・味の濃いもの・乳製品などや甘いもの・冷たいものなどをを多く摂り過ぎた場合です。

痰湿を改善するにはどうすればいいの?

ハルくん
ハルくん

痰湿を改善するにはどうすればいいの?

のんびり太郎
のんびり太郎

からだに溜まった余分な水分を排出させるために、運動をして汗をかくことが大切です!

運動するのが無理な場合には、足湯やお風呂につかって汗をかくようにすると良いです。

ハルくん
ハルくん

他に、痰湿を改善する方法はないの?

のんびり太郎
のんびり太郎

利尿作用によってからだに溜まった湿を排泄してくれる食薬を取り入れるのもいいですね!

おすすめの食材には次のようなものがあります。

のんびり太郎
のんびり太郎

お茶では、トウモロコシのひげ茶、あずき茶、ハトムギ茶、黒豆茶などが痰湿を改善してくれます!

まとめ

食事は健康にとって重要な要素のひとつです。

バランスの取れた食養生で体に必要な栄養素を摂取し、免疫力が高まります。

新鮮で多様な食材を使い、加工品や過剰な添加物を避けることが大切です。

野菜、果物、穀物、健康な脂質やたんぱく質を適度に摂り、糖分や塩分の摂取を制限しましょう。

楽しくたべることも食養生の大切な基本です。

食養生で健康な生活を手に入れましょう。

ほどよい堂
河邊甲介
河邊甲介

「宮崎県川南町」に位置する「ほどよい堂」において、「薬剤師×中医薬膳師×ペットフーディスト」として、健康相談を行っています。

代表の河邊甲介は、漢方医学、薬膳、そして腸活を組み合わせた独自のアプローチで、個々の健康に寄り添います。

漢方相談や薬膳に関するオンライン相談も提供し、遠方の方々も利用できます。

また、わんこの健康も見逃しません。

わんこ腸活に関するアドバイスも行っています。

「ほどよい堂」で、健康に関する様々な疑問や悩みを解決しませんか?

スポンサーリンク

赤坂メディカルMクリニック

コメント

スポンサーリンク

ANOMA PROTEIN
タイトルとURLをコピーしました