お薬手帳を持参しないと薬局での支払いが高くなる?【薬局節約術を解説】

お薬手帳を持参しないと薬局での支払いが高くなる?【薬局節約術を解説】 薬局で損をしない方法【薬局節約術】

 調剤薬局に行くと決まり文句のように「お薬手帳はお持ちですか?」と聞かれると思います。

 「ここの薬局しか利用していないから必要ない」「手帳を持ってくるのが面倒だから」など様々な理由があると思いますが、そんなあなたは、金銭的にも損をしているかもしれません。

ハルくん
ハルくん

お薬手帳って何か役に立ってるの?

のんびり太郎
のんびり太郎

 よく意味は分からないけどお薬手帳を使っている人もいるかもしれないけど、とても大切なものなので、今回は「お薬手帳」について解説してみるね!

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お薬手帳とは

 薬の処方歴はもちろんのこと、副作用歴、既往歴など患者さんにとって重要な情報が記載される手帳です。複数の医療機関を受診していたり、お薬に対してアレルギーがあるひとならば、お薬手帳は必需品です。

 目薬・軟膏などの外用剤の場合、「内服ではないから飲み合わせは関係ない」という理由で、お薬手帳は必要ないといわれる方がいますが、例えば、緑内障などの患者さんには使用できない内服剤なども多くありますので、どこの医療機関に行くときでも必ずお薬手帳は持参しましょう。

 また、お薬手帳は災害時に、力を発揮します。現在の多くの医療機関では電子カルテ・電子薬歴などを採用していますので、災害などで電力が途絶えた時は、過去の既往歴はおろか、現在どんな薬を服用しているかさえ分からなくなります。

 そんなときに、避難所などにいたとしても、お薬手帳があれば、現在服用している薬剤はもちろん、どんな病気で治療しているかも推測できるため、スムーズにかつ的確な医療を受けることが可能になります。

お薬手帳を持参しないと薬局での支払いが高くなる理由

 お薬手帳の利用が、まだ過渡期であった時代では、現在とは異なり、お薬手帳を持参してもらうことで調剤薬局では、「手帳記載加算」という名目で手数料を得ることができていました。つまり、手帳記載加算の分だけ患者さんは支払いが高くなっていました。

 ところが、マスコミなども含めた報道機関が、『お薬手帳を持っていくと支払額が高くなる』というマイナス面を前面に押し出した情報を流したために、メリットが多いはずのお薬手帳の利用が、自制されてしまうような風潮が出てきました。

 そこで、お薬の重複投与の回避などの、健康リスク回避のみではなく、財政的にもメリットが大きいお薬手帳の利用促進をはかるために、現在は、国はお薬手帳を持参した方が、支払額が安くなるような制度に改編したのですね

「薬剤服用歴管理指導料」

 「薬剤服用歴管理指導料」とは、薬剤師が患者さんに安全にお薬を使用していただくために必要な情報の収集・分析・管理・記録や、お薬のお渡しの際の説明に対して与えられる報酬(手数料)です。お薬手帳を持参すると医療費のご負担が軽くなるようになっています

  • 原則3カ月以内に同じ薬局に再度処方せんを持参し、お薬手帳を持参した場合:430円
  • お薬手帳を持参しなかった場合:570円

 つまり、お薬手帳を持参しないと570円―430円=140円となり、140円に対する自己負担額割合が実際の支払額の差になります。3割負担の方であれば約40円支払額が高くなります

まとめ

 お薬手帳は、医療過誤などから自分を守るためにも、メリット満載のツールです。ぜひ利用してみてください。

 お薬手帳を、医療機関ごとに分けている患者さんが、稀に見受けられますが、それでは、本来のお薬手帳のメリットは半減されます。飲み合わせや、重複投与などのチェックができません。お薬手帳は1冊にまとめましょう!

 ※お薬手帳の新規作成は『無料』です。受付時に、お薬手帳が無いことを伝えてくださいね!また、紛失した際も同じく『無料』でお薬手帳が再発行できます。遠慮なくその旨を伝えてください。

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