のんびり太郎
よもぎ茶には、アンチエイジングや美肌、ダイエット、貧血や更年期障害の改善、体内の血行を良くするなど様々な効果が期待されています。
またよもぎ茶はノンカフェインで、さらに胎児の成長に必要なビタミン、ミネラルが多く含まれていることから妊婦にオススメのお茶とも言われています。
よもぎ茶の魅力と薬膳茶としての特徴
のんびり太郎
よもぎ茶は、その魅力と薬膳茶としての特徴によって注目を集めています。
以下に詳しく説明します。
よもぎの薬膳茶としての特徴・効能
よもぎの期待される健康効果
- 利尿作用でむくみの改善
- 腸内環境を整え、便秘を解消
- 貧血の予防
- 体を温める効果
- 利尿作用でむくみの改善:
よもぎに含まれる「シネオール」という成分には利尿作用があり、老廃物を排出して新陳代謝を高めてくれます。
「シネオール」はしょうがの香り成分のひとつでもあります。
しょうがの辛味と香り成分は、防腐剤、強壮剤、利尿剤の効果があり、熱を冷まし、食欲を促し、消化を高め、風邪、咳、車酔い、リウマチの痛みにも効くと考えられています。 - 腸内環境を整え、便秘を解消:
よもぎには豊富な食物繊維やクロロフィル(葉緑素)が含まれています。
食物繊維は腸内で体に不要な有害な物質を吸着し、体外へと排出してくれますので腸内の環境を良い状態に保ってくれます。
食物繊維がお通じをよくする効果があるため便秘解消にもつながります。 - 貧血の予防:
よもぎは鉄分を豊富に含んでいるため、貧血予防にも効果的です。
鉄は体中に酸素を運搬するための赤血球を構成する、人間の体に欠かすことのできないミネラルです。 - 体を温める効果:
よもぎの葉を湯船に入れて入浴すると、高い温熱効果を発揮し、湯冷めを防いでくれます。
血行促進効果、発汗作用、抗酸化作用で皮膚のターンオーバーも促進してくれます。
よもぎの概要
のんびり太郎
よもぎは日本中の道端に野生し、昔から医療や食材として利用されてきました。
その特徴的な綿毛を持つ葉は、アロマテラピーから漢方薬にまで幅広い健康効果が期待できます。
漢方薬では、よもぎは「艾葉(ガイヨウ)」という生薬名で『芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)』に含まれています。
ハルくん
よもぎを乾燥させ、葉の裏の白い絨毛を集めたものは「もぐさ」として灸治療に使われているよね!
のんびり太郎
よもぎは「婦人の要薬」と言われ、婦人科系の症状に使用されています。
韓国では葉を蒸した蒸気で温める「汗蒸幕」に使用されています。
よもぎの特徴的な栄養成分
- 葉緑素(クロロフィル):
葉緑素(クロロフィル)は植物が光合成をするのに必要不可欠な成分ですが、よもぎには他の植物より多く含まれています。
葉緑素がコレステロールを吸着して体外に排出することで、コレステロールを下げてくれる効果が期待されています。 - 食物繊維:
生のよもぎには不溶性の食物繊維が100g当たり6.9g含まれています。
水溶性と合わせると7.8gも含まれます。ニンジンやカボチャは100g当たり2.0~3.0g程度ですので他の野菜と比べてもかなり多く含まれています。 - カリウム:
塩分(NaCl)を体外への排出を促してくれる働きがあります。
現代人は塩分過多になりがちです。
よもぎにはカリウムが含まれ、水分を体内に引き寄せるナトリウムを排泄してくれるため高血圧の予防にも効果的です。 - ビタミン類:
よもぎにはビタミンK、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、βカロテンなど様々なビタミン類が含まれています。
よもぎの薬膳素材としての特徴
- 性味:温・辛・苦
- 帰経:肝・脾・腎
- 働き:温経止血・散寒調経・安胎
よもぎの日常生活への取り入れ方
のんびり太郎
のんびり太郎
のんびり太郎
のんびり太郎
ハルくん
おすすめレシピは ”COOKPAD(クックパッド)” から引用しています!
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