びわはバラ科の常緑高木で、日本では比較的温暖な地域で広く栽培され、葉っぱの形が楽器の琵琶(びわ)に似ていることから、その名がつけられたと言われています。
古来より、びわの木には様々な薬効があることで知られており、古い仏教経典では「大薬王樹(だいやくおうじゅ)」という名で紹介されています。
乾燥させると強度が増すびわの木でつくった杖は丈夫で長持ちすることから、「長寿杖」と呼ばれ縁起物としても活用されているようです。
びわの葉茶の魅力と薬膳茶としての特徴
びわの葉の概要
びわはバラ科の常緑高木、および食用となるその実です。
原産は中国南西部で、日本では四国、九州に自生しています。
びわの葉の特徴と栄養成分
びわの葉の代表的な栄養成分にはタンニン、サポニンがあります。
渋味のタンニンと苦味のサポニンですが、共に抗酸化力を持っています。
体内に発生した活性酸素による酸化を防いでくれるので、老化を防止し動脈硬化などの生活習慣病の予防が期待できます。
びわの葉の薬膳素材としての特徴
- 性味:苦・微寒(平)
- 帰経:肺・胃
- 働き:清肺止咳・降逆止嘔
アミグダリンの癌への作用について
「アミグダリン」は、びわなどのバラ科の植物に天然に含まれている主なシアン化合物で、マンデロニトリルに2個のグルコース(ブトウ糖)が結合した構造を持っています。
以前は、びわの葉やびわの種に含まれる成分「アミグダリン」が癌に効くと言われて、しばしば癌治療に利用されることがありました。
しかし、アミグダリンの効果を検証した最新の研究の結果ではがんの治療に効果があるどころか、むしろ青酸中毒を引き起こす可能性があると検証されています。
びわの葉の日常生活への取り入れ方
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