漢方薬一覧

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皮膚が化膿しているときにおすすめの漢方薬【十味敗毒湯⑥(じゅうみはいどくとう)】

おできや、化膿を繰り返すにきび、水虫などにおすすめの漢方薬が『十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)』です。患部が「ジュクジュクしていない」ときに使用されることが多い漢方薬です。江戸時代の外科医、「華岡青洲」によって日本で創製された漢方薬です。10種類の生薬で毒素を取り除くということから「十味敗毒湯」と名づけられたようです。
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アトピー性皮膚炎・体力低下・疲労倦怠感におすすめの漢方薬【黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)】

体力が低下していて、疲労倦怠感が強い時におすすめの漢方薬が『黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)』です。アトピーなどの皮膚症状や、虚弱体質の体質改善に使用されます。子どもの「アトピー性皮膚炎」の体質改善には、『桂枝加黄耆湯』または『黄耆建中湯』がよく使われます。
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食欲不振・胃腸の不調におすすめの漢方薬【四君子湯(しくんしとう)】

気力体力が低下して、食欲不振・胃腸の不調が出ているひとにおすすめの漢方薬が『四君子湯(しくんしとう)』です。『四君子湯』は、『六君子湯』より胃腸機能が低下して、体力が弱った方に使用することが多い方剤です。
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慢性副鼻腔炎におすすめの漢方薬【荊芥連翹湯㊿(けいがいれんぎょうとう)】

慢性の耳鼻科疾患やにきびなどの皮膚疾患におすすめの漢方薬が『荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)』です。体質改善を目標とした漢方薬になります。「森道伯」の創方で、『一貫堂方』のひとつです。漢方的に「解毒証体質」に使用されます。「温清飲」の加味方であり、構成生薬数も多く、体質改善を目標とする漢方薬です。
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体力があり、肥満体質の便秘におすすめの漢方薬【大承気湯(だいじょうきとう)】

体力があり、常にお腹が張っている常習便秘のひとにおすすめの漢方薬が『大承気湯(だいじょうきとう)』です。生薬構成は、「大黄」「芒硝」が含まれており、便秘に対しての作用は強めです。『多汗症』にも使用されることもあります。
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胃の痛み・不快感におすすめの漢方薬【安中散⑤(あんちゅうさん)】

みぞおち付近に起こる胃の痛み・不快感におすすめの漢方薬が『安中散(あんちゅうさん)』です。『安中散』が使用される目安に、胃の症状は、空腹時に症状が出やすい傾向があり、ストレスに影響されやすいような状態があります。
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)などによる咳・痰におすすめの漢方薬【滋陰至宝湯(じいんしほうとう)】

慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性気管支炎などで、咳や痰がつらいひとにおすすめの漢方薬が『滋陰至宝湯(じいんしほうとう)』です。やせ型の虚弱体質のひとに使用されることが多い方剤です。ドライマウス、舌痛症、口腔異常感症などの症状が改善されたという報告もあがっています
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ストレスなどによる胃炎におすすめの漢方薬【四逆散㉟(しぎゃくさん)】

ストレスや精神的緊張などによる不快な胃腸症状(みぞおちがつかえたり、胃やお腹がキリキリ痛む)におすすめの漢方薬が『四逆散(しぎゃくさん)』です。大阪大学は、2020年3月6日に漢方薬である『四逆散』が、オートファジーの活性を抑えることを見出し、その機構を明らかにしたと発表しました。
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胃腸の調子がすっきりしない人におすすめの漢方薬【人参湯㉜(にんじんとう)】

なんとなく胃腸の具合がよくない、食欲がない、体力が低下した人などにおすすめの漢方薬が『人参湯(にんじんとう)』です。生唾が溜まるようなときが使用の目安の一つです。
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副鼻腔炎におすすめの漢方薬【葛根湯加川芎辛夷②(かっこんとうかせんきゅうしんい)】

副鼻腔炎や鼻炎におすすめの漢方薬が『葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)』です。風邪をひいた後の鼻づまりや・鼻水に効果が認められています。透明で水っぽい鼻水が出るようなときが目安です。
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クーラー病・冷え性におすすめの漢方薬【五積散(ごしゃくさん)】

クーラーのかけ過ぎや寒冷など、生活や職場の環境または気象の変化によって、体が冷えて神経痛・関節痛などの痛みが出たり、体の冷え、肩こり、疲労感、便秘、腰痛、手足のむくみ、肌あれ、睡眠不足、生理痛、月経不順、頭痛、めまい、のぼせ、だるさなど自律神経失調症におすすめの漢方薬が『五積散(ごしゃくさん)』です。
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インフルエンザ・かぜにおすすめの漢方薬【麻黄湯㉗(まおうとう)】

急性発熱性疾患(インフルエンザ・かぜ)の「初期」に、おすすめの漢方薬が『麻黄湯(まおうとう)』です。寒気・悪寒戦慄があり、まだ汗が出ていない様なときに使用すると効果的です。オリンピックなどで、時折耳にするようになった「ドーピング問題」ですが、アスリートが風邪の対応に服用した漢方薬が原因となり、ドーピング検査で陽性反応が出たという事例が起きています。
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)におすすめの漢方薬【清肺湯(せいはいとう)】

痰が切れにくく咳が続いているような慢性閉塞性肺疾患(COPD)におすすめの漢方薬が『清肺湯(せいはいとう)』です。COPDの最大の原因は喫煙であり、喫煙者の15~20%がCOPDを発症します。治療によっても元に戻ることはありません。
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動悸・息切れにおすすめの漢方薬【炙甘草湯(しゃかんぞうとう)】

慢性疲労状態で、動悸・息切れがあるひとにおすすめの漢方薬が『炙甘草湯(しゃかんぞうとう)』です。循環器科で検査したけれど異常は認められないのに、心臓がドキドキしたり、息切れするといった症状が強い人に適しています。精神の安定にも関わる生薬も配合されています。
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咳をすると胸が痛くなるひとにおすすめの漢方薬【柴陥湯(さいかんとう)】

咳をすると胸が痛くなるようなときにおすすめの漢方薬が『柴陥湯(さいかんとう)』です。咳をすると胸が痛いような場合は、炎症が強い状態であることが多いため、抗菌剤との併用など西洋医学的治療の補助的な位置となることが多くなります。