『卵』を適度に摂取している人は、認知症を発症するリスクが低下していることが、東フィンランド大学の研究で明らかに!
アルツハイマー認知症の原因については未だはっきりとは解明されていませんが、アルツハイマー認知症を発症した患者さんは、神経伝達物質である「アセチルコリン」が低下していることが確認されています。
このアセチルコリンの材料となる原物質が『コリン』です。食事などからコリンを摂取すると、体内でアセチルコリンに変換されます。

認知症予防におすすめの食べ物ってなんだろう?


何かを食べていたら認知症にならないというわけではないけど、『卵』が認知症のリスク低下になるという研究結果が発表されました!

ホスファチジルコリンの摂取が認知症リスクを低下すると東フィンランド大学が研究結果を発表!

東フィンランド大学が研究によると、食事から摂取するホスファチジルコリンの摂取量が下位25%の群と比較して、上位25%の群では認知症リスクが28%低いことが示されました。
また、総コリン摂取量とホスファチジルコリン摂取量が上位25%の群では、記憶力と言語能力のテストでも成績が良いことが確認されています。
「コリン」とはどのような成分なの?
コリンは、リン脂質と呼ばれる脂質の一種で細胞膜の主要な構成成分です。 体内では細胞膜や神経組織を構成するレシチンの材料とし存在しています。
「コリン」は体内で作られるビタミンに似た物質です。
ビタミンA、B、C、D、Eなどの「必須ビタミン」とは分類が異りますが、高血圧の予防や神経障害改善など、体の健康にとって有効であることがわかっています。

栄養素としてのコリンは次の形で存在しています。
- ホスホコリン
- グリセロホスホコリン
- ホスファチジルコリン
- スフィンゴミエリンの一部
コリンを多く含む食品にはどのようなものがあるの?
コリンは牛乳や卵、レバー、大豆、ナッツ類などに多く含まれています。
アメリカ食品医薬品局(FDA)では、推奨するコリンの摂取量は成人男性で550mg/日、女性425mg/日、耐容上限量3.5g(3500㎎)/日とされています。
しかし、日本人が一般的な食事をとっている中でのコリンの摂取量は、およそ300mg/日程度とされており摂取量が不足している状態です。

日本人は、コリンの摂取量が足りていないようだね!



米国農務省のデータベースでは、食品100g中のホスファチジルコリンの含有量は、牛乳14㎎、たまご(全卵生)250㎎、鶏(肝臓、生)190㎎、大豆(完熟種子、生)120㎎、ピーナッツ(生)53㎎、アーモンド52㎎、バナナ9.8㎎となっています。
積極的なホスファチジルコリンの摂取が認知症予防に⁉おすすめのサプリメントとは?

推奨量のホスファチジルコリンを、通常の食事から摂取するのが難しい場合は、健康食品やサプリメントを利用するのも一つの方法です。
認知症の発症リスクが高まるのが60代以降と言われています。40代くらいから脳の変化が起きていると考えられているため、早めの予防が大切なのです。
『卵黄コリン』【キューピー】がおすすめ!

ホスファチジルコリンのサプリメントでおすすめの商品が、「キューピーマヨネーズ」で有名なメーカーである「キューピー」から発売されている『卵黄コリン』です!
『卵』のことを知り尽くした「キューピー」が開発した商品で信頼性は問題ありませんね!
キューピーの長年の研究によって、ホスファチジルコリンはビタミンB12と一緒に摂ることで効果がアップすることがわかりました。

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