調剤薬局での支払いって安くなるの?【薬局節約術を解説】

調剤薬局での支払いって安くなるの?【薬局節約術を解説】 薬局で損をしない方法【薬局節約術】

病院で処方せんをもらって、隣の調剤薬局に処方せんを出す。内容は自分が決められるわけでもなく、「なるがまま」が一般的な患者さんの行動ですよね。

そこで、調剤薬局勤務の現役薬剤師が、医療費によるあなたの生計を少しでも軽くできるようにアドバイスをしてみようと思います!

ハルくん
ハルくん

そもそも、調剤薬局での『お薬代』ってどのように計算しているの?

のんびり太郎
のんびり太郎

いい質問だね!

ドラッグストアなどで普通の買い物をするときは、商品そのものに価格が決まっていて、「価格×個数」の合計が支払い額になるよね。単純でわかりやすいよね。

のんびり太郎
のんびり太郎

ところが、調剤薬局では、そんなに単純にはいかないんだよ。こと細かに「○○料」といって、いわゆる『手数料』のようなものが、色々とかかってくるんだ。

ただし、お薬そのものの価格は『薬価』といって、全国共通でどこの調剤薬局でも「同じ」なんだ。

ハルくん
ハルくん

なんだか、複雑で難しそう~

のんびり太郎
のんびり太郎

そうそう、だから患者さんはみんな明細書をみても???で、そのままゴミ箱にポイになるよね。(共感です)

ハルくん
ハルくん

じゃあ、どうしたら『お薬代』の内容が理解できるの?

のんびり太郎
のんびり太郎

おおっ!核心をついてきたね!

薬剤師って「お薬の効果」や「飲み方・使い方」「副作用」「健康状態」などの説明はするけど『お薬代』の説明やアドバイスをしてくれることは、ほとんどないよね。

ハルくん
ハルくん

そう言われれば・・・。

のんびり太郎
のんびり太郎

その理由は、個人的な主観が入ってくるけど、次のようなことだと思うよ。

のんびり太郎
のんびり太郎
  • 薬剤師って細かい業務がたくさんあって、忙しくてそこまで時間がかけられないということ。
  • 「○○料」が細かく規定されているので、説明するのか大変で、説明しても患者さんもすぐには理解するのが難しいこと。
  • いわゆる「○○料」といわれる手数料が調剤薬局の収益元(利益)であるために、自ら収益を減らすような助言はしたくない・出来ないということ。
  • 薬剤師は、処方せんの内容を勝手に変更することは出来ないため、変更する際は、必ず処方医の了承を得る必要があること(疑義照会)。
ハルくん
ハルくん

なんだか、理解するにはハードル高そう~

のんびり太郎
のんびり太郎

そうなんだよね。『お薬代を安くできる方法』を患者さんに話すと、経営者は大抵、苦虫を咬んだ様な顔をしてるし・・。

利益第一主義の経営者なんかは、どれだけ『○○料』を多く取ることが出来るかばかり考えているんだ。

ハルくん
ハルくん

ええええ~。そうなの~。じゃあ、どうすればいいの?

のんびり太郎
のんびり太郎

こんな調剤薬局は、利益第一主義の可能性が高いかもって思う「調剤薬局のあるある」を個人的主観で列挙してみるね。

のんびり太郎
のんびり太郎
  • 『かかりつけ薬剤師』の登録を何度も執拗に勧めてくる。
  • いかにも親切・サービスであるかのような感じで、だれにでも『1包化』を勧めてくる(手数料がかかることの説明はしない)。
  • 胃薬などに多いのですが、『2種類以上の粉薬』をだれにでも、いかにも親切・サービスであるかのような感じで『一つの袋にまとめる』ように誘導してくる。
  • 『お薬手帳』の提出を求めてこない。
のんびり太郎
のんびり太郎

一度、信頼できる話しやすそうな薬剤師さんに、患者さんの方から『この処方箋で何か安くできる方法はありますか?』って尋ねてみるといいかもしれません。

『問答無用!』で相手にされなかったり、はぐらかされたりしたら、そんな薬局だと思ってください。としか言いようがありません・・。

のんびり太郎
のんびり太郎

それでは、お薬を減らしてもらう際にも『お薬代を安くするコツ』がありますので、アドバイスしていきますね。

お薬代を安くするコツを紹介!

薬剤師として勤務していてよく遭遇する便秘薬である『酸化マグネシウム』の場合を例に挙げてみます。

この「酸化マグネシウム」という便秘薬は、便を軟らかくすることを目的に処方されます。飲み方は1日1~3回、1回1~2錠という場合が多いです。

便の硬さに合わせて、調節しながら服用するお薬ですので、お薬が余ってくることもありますよね。それで余ってきたので減らして欲しいと話したと仮定します。

パターン1【調剤料が2倍になるのを避ける場合】

A錠・B錠・酸化マグネシウム錠を1日3回飲んでいる場合に医師に疑義照会して、酸化マグネシウムが1日2回に減らすことになったとします。

のんびり太郎
のんびり太郎

患者さんが酸化マグネシウムが余ってきたとのことです。

処方医
処方医

それじゃ、1日3回のところを1日2回にしてください。

『調剤料』は「飲み方」ごとに発生するので、減らす前では調剤料は1通り分だけ『調剤料×1』発生していました。

減らした後では、1日3回と1日2回の2通りになったので、調剤料は2通り分になり『調剤料×2』となり、調剤料という手数料が、2倍発生してしまいます

そこで、ポイントなのがこの場合は、1日の量を減らしてもらうよりも、日数を減らしてもらう方が、同じ錠数をもらった場合はお薬の支払額は安くなります。

酸化マグネシウム錠は1錠が数円ととても安いお薬なので、この方の場合は、お薬を減らしたのに今までよりも支払額が高くなってしまうような逆転現象がおこります。

いつもより、もらって帰るお薬は減ったのに、いつもよりお薬代が高かったなんてことを経験した方もいらっしゃると思いますが、実はこういう理由だったのです。

パターン2【重複投与・相互作用等防止加算を避ける場合】

調剤薬局に処方せんを持って来て、薬剤師に「酸化マグネシウムが余っているので減らしてもらえませんか?」と話した場合と仮定します。

患者さん
患者さん

お薬が余ってきたので、今回は少なめに出してもらえますか?

のんびり太郎
のんびり太郎

薬剤師は、ここで処方医にお薬が余っていることを伝え、医師からの指示を受けてからお薬の準備を始めます。

今回も同様に、A錠・B錠・酸化マグネシウム錠を1日3回飲んでいる場合ですが、A錠・B錠は最初の処方通りで、酸化マグネシウムだけ処方日数を減らしてもらうように薬剤師から処方医に疑義照会しました。

すると、今度は『重複投薬・相互作用等防止加算』が発生するため、最初に薬局に持参した処方内容でのお薬代より、減らした日数にもよりますが、減らした場合のお薬代の方が高くなってしまうという逆転現象が起こることもあります。

それでは、どうすれば良かったのかというと、ポイントは、薬局ではなく、処方医に直接余っている旨を伝えて処方日数を減らしてもらえば良かったということになります

のんびり太郎
のんびり太郎

今回のポイントは次の通りでした!

  • 服用法では無くて処方日数を減らした方が安くなった!
  • 調剤薬局では無くて、診察時に直接医師に話した方が安くなった!

まとめ

お薬代は、一般のひとには、理解しづらいことが多く、複雑です。ただ、そんなこともあるんだということを知っていれば、調剤薬局で「薬剤師」「医療事務のひと」にアドバイスをもらうことが出来ます!

このブログ『のんびり太郎』では、医療費が生活の大きな負担になっている患者さんに、アドバイスできるように情報発信していきます!

カテゴリー内の『薬局で損しない方法』で、詳しく解説していきますので、良かったら目を通してみてくださいね!

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