『美容院脳卒中症候群』って何???
自分も初めて聞いた言葉でした。
『美容院脳卒中症候群(スタンダール症候群)』とは、あまり聞き慣れない症状・病名ですが、どんな病気なのか調べてみました。
まず、『脳卒中』とは、脳の血管が詰まってしまう「脳梗塞」と、脳の血管が破れてしまう「脳出血」を総称した呼び名になります。
脳卒中がなぜ起きるのかというと、心臓が正常に働かない不整脈が原因となる「心原性脳梗塞」をはじめ、高血圧・脂質異常症・糖尿病などが原因のものなど脳卒中の原因は様々です。
例えば、脳の血管にコブ(脳動脈瘤)が出来てしまい、それが破裂してしまう脳出血などもあります。冬場には血圧が高くなりやすいため要注意です。
それでは、『美容院脳卒中症候群』とはどのようなことが原因で起きてしまうのでしょうか?
『美容院脳卒中症候群』は、稀な疾患なので世間一般には浸透されていませんが、首を過度に曲げる(屈曲する)ことが原因で起こる脳卒中を指しているようです。
首を過度に曲げることにより、椎骨動脈が狭窄、閉塞したり、最悪の場合は血管が裂けてしまうことが美容院脳卒中症候群の原因となります。
軽度の場合は、めまい、ふらつき、手足のしびれ、頭痛、首や後頭部の痛み、吐き気などの症状が一過性にあらわれますがしばらくすれば改善します。
首の左右には、椎骨動脈と呼ばれる血管が頸椎のなかを通っています。
首を過度に曲げている状態が、いわゆる「仰向けになって、美容室で髪を洗ってもらっている姿」と同じであるためこのような名前が付けられたようなのです。
美容室でも報告例は非常に少ないけれども『美容院脳卒中症候群』が実際に起きているようです。
これは、美容室に関わらず、医療や介護などの現場でも日常的に行われている行為であるため、医療介護従事者はこのことを認識して、首を過度に屈曲させないように心がける必要がありそうです。
美容院脳卒中症候群を考慮して、
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