介護保険の利用には切っても切り離すことができない大きな存在である『ケアマネージャー』ですが、このケアマネージャー(ケアマネ)との付き合い方で悩んでいる人も多いようです。
”ひと対ひと” の関係ですので、どうしても相性ということがあると思いますが、ケアマネと上手に付き合う方法を提案してみようと思います。
”ケアマネージャー” とはどのような職種なの?
2000年開始の介護保険制度で創設された専門職で、正式名称は『介護支援専門員』といいます。
「ケアマネ」と略されることも多いですね。
介護を必要とするひとの心身の状態・生活状況を適切に把握して、必要な介護サービスを受けられるように『ケアプラン』を作成し、介護サービス事業者と連携し介護態勢を調節します。
また、ケアマネを利用したときに発生する料金は介護保険から支払われるために利用者の負担はありません。
ケアマネとの付き合い方のポイントとは?
良いケアマネの判断ポイントの一例!
- 相談を丁寧に聞いてくれるか
- ケアプランの内容を分かりやすく説明してくれるか(介護サービスの内容・費用など)
- ケアプランの内容を何パターンかの選択肢を提案してくれるか
- 連絡が取りやすく、行動が迅速か
- 最新の情報に通じているか
ケアマネは都道府県の試験に合格したひとが就くことが出来る専門職ですが、個人の能力の差が大きいといわれています。
また、介護を受ける側の当事者は、専門知識が無い場合が多い為に、ケアマネの言われるがままになってしまっていることも多いようです。
稀ではありますが、所属する法人の売り上げを優先して不必要なサービスを加えたり、ひとりでは適切なケアプラン作成を遂行するには無理な人数を担当しているような場合もあるようです。
例えば、デイサービスを利用する場合に、利用できる施設が数カ所あるのにも関わらず、選択肢を提案しなかったりする場合は注意した方が良いみたいですね。
最初は、2~3か月くらいの期間で担当のケアマネさんとの相性を確認してみてください。
ただ、介護を受ける方も無理難題を押し付けるのではなく、お互いが信頼できる関係を築き上げていくことで、ベストな介護サービスを利用することができるはずです。
もし、相性が合わなければケアマネを変更してもらうことも可能です。その際に費用はかかりません。
現役ケアマネージャーさんが、ケアマネの現状と選び方のポイントをYouTubeで解説してくれていました!
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