最近、”NMN” というワードが話題になっているけどどのようなものなものなのかな?
NMNの正式名称は「ニコチンアミドモノヌクレオチド」といいます。
NMNは人やあらゆる生物に存在し体内で自然に生成されている成分なのです。
NMNは、本来は体内で自然に組成される物質なのですが、特に哺乳類の場合には、加齢に伴い体内でNMNの生産能力が減退し、身体内で加齢が始まり、様々な身体機能の修復機能が失われていくと考えられています。
NMNは7種類ある全ての長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)にエネルギーを提供すると考えられており、若返りや抗老化作用が期待できる物質なのです。
アンチエイジングや寿命の延長などは関心が高い話題だよね!
NHKスペシャルでも『ネクストワールド 私たちの未来』としてNMNが取り上げられていたよね!
まず最初に老化や寿命の研究は大きく ”細胞レベル” と ”個体全体” に分かれていています。
個体全体の老化の過程について、哺乳類における老化・寿命のメカニズムの研究及びその理解に基づく抗老化方法論を専門とされている慶應義塾大学医学部卒、米国ワシントン大学医学部教授である今井眞一郎教授が ”NMN” の第一人者と言われています。
今井眞一郎教授によると、老化・寿命が遺伝子によって制御されていることが次第に明らかになってきていて、サーチュインと呼ばれる遺伝子が老化と寿命の制御に極めて重要な役割を果たしていることを突き止めたとのことです。(2000年2月、Natureにて発表)
また、サーチュインが持つ酵素活性の名称は、NAD+(ニコチナミドアデニンジヌクレオチド)依存性タンパク質脱アセチル化酵素と呼ばれています。
サーチュインは、NAD+を使って遺伝子をオン・オフしたり、他のさまざまなタンパク質を活性化させたりする機能を持っていりようなのです。
このサーチュインですが、老化制御において、サーチュインとNAD+がどこで活性化されることが最も重要なのかが突き止められました。
その最も重要な部位は脳の視床下部と呼ばれる領域だったのです。
サーチュインとNAD+がどこで活性化されることが重要なのか研究され、次の組織が重要であることが報告されています。
- 脳の視床下部
- 脂肪組織(内臓脂肪)
- 骨格筋
老化・寿命と代謝の制御は、NAD+を介して全身的に統合されているのではないでしょうか。
私はこういう仮説を立てて、「NADワールド」と呼んでいます。
そして、多数の組織間コミュニケーションが働いて、個体としての全体的な老化がダイナミックに制御されているのだろうと考えています。
NMNが重要な働きをしていることは分かったけれど、安全な物質なのかな?
現在NMNは、ヒトでの安全性は確認が完了しております。
加齢由来疾病、慢性疾患、免疫系疾患、抗癌等(根治、転移抑制、延命効果)に関する臨床研究も世界中で行われており、これからの研究結果に期待が高まっています。
(引用:ミライラボバイオサイエンス株式会社)
NMNを摂取するにはどのようにすればいいの?
NMNを摂取するのには手軽に ”NMNサプリメント” がお勧めなのですが、製造メーカーによって価格帯がかなり幅があります。
それに加え、人においてNMNをどれくらいの量を摂取すればいいのかは現在では明確な数値が示されていないために、これからの研究結果が待たれている状況なのです。
YouTube【胃と腸の健康解説 内視鏡チャンネル】において、自称サプリマニア、横浜院 平島院長が今現時点で自らが推薦しているサプリメントTOP3に ”NMN” を挙げられていました!
ホリエモンこと堀江貴文さんも自らが ”NMNサプリメント” を飲んでいることを話していました。
日本抗加齢医学会専門医で、皮膚科医の神島輪先生が高品質NMNサプリ【KIRE-NA9000+】を推薦されていました!
その他、様々なメーカーからNMNサプリメントが販売されていますので紹介しておきますね!
高ければいいというわけでもないのですが、あまりにも極端に安いものは品質・管理の面で注意していた方が良いのではと個人的には思います。
日清ファルマからも【パワーサプライNMN®】という商品名で販売されています。
『ガー(GAAH)』の【インナー ビューティ+18000】は『医療従事者が推奨する NMN サプリ No.1』を獲得しているよ。
【インナー ビューティ+18000】は、健康補助食品GMP認証取得工場、ISO 9001:2018認証取得工場で製造していて、急性毒性試験と化学物質がDNAを傷つけて微生物に突然変異を誘起するか否かを調べるAmes試験を完全クリアしている点も安心だね。
まとめ
加齢由来疾病(認知症・心血管系など)、慢性疾患、免疫系疾患、抗癌等(根治、転移抑制、延命効果)などに効果が期待できると考えられ、世界各国で研究されている物質がNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)です。
NMNはこれからの研究結果が楽しみな物質の一つですね。
「宮崎県川南町」に位置する「ほどよい堂」において、「薬剤師×中医薬膳師×ペットフーディスト」として、健康相談を行っています。
代表の河邊甲介は、漢方医学、薬膳、そして腸活を組み合わせた独自のアプローチで、個々の健康に寄り添います。
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