
初めまして!
『ハル』といいます。
よろしくね!


初めまして!
漢方好き薬剤師の『のんびり太郎』です。
マルチーズの愛犬『ハルくん』と一緒に生活しています。
ハルくんはペットというより家族の中心です。
そんな家族にはいつまでも元気に健康でいてほしいというのが飼い主さんたちの共通の願いだろうと思います。
そこで今回紹介したいのが『ペット漢方』です。


”ペット漢方” を紹介したいと思った経緯・理由は次のような通りです。
漢方薬の愛飲者であり薬剤師でもある自分にとって、
漢方薬は自分にも効くのだから「ペットにも良いはず!」と思うのは必然のことでした。

新薬を開発する際には薬効・薬理などを実証するために「マウス」が使われることがあります。研究の段階ではマウスによって薬の作用の判定がなされているのだから、犬や猫などの動物にも同じように作用するはずなのです。
色々と調べてみると多くの動物病院で漢方薬が治療に使われていて、数多くのペットたちが漢方薬によって健康を維持できてるということなのです。

ブログ『のんびり太郎』では、
「ペットにおすすめの漢方薬」も紹介していきたいと思います!

お肉おいしそう…。
食べちゃおうかなぁ~

- ペットに対する漢方薬の投与量の基準とは?
- ペットに漢方薬を飲ませるポイントとは!
- ペットに漢方薬を使用する際の副作用について解説!
- ペット漢方薬と西洋薬との併用は可能なの?
- ペット漢方薬の急性毒性にはどのようなものがあるの?
- ペット漢方でよくある質問(FAQ)
- 漢方治療を行っている動物病院を探すにはどうすればいいの?
- 自宅で出来る漢方での全く新しい治療を提案!錦戸獣医科病院【ペット漢方研究会】とは?
- ペット用オリジナル漢方を販売している薬局【漢方専門薬局元気堂】
- 家族(ペット)との思い出をフィギュアで残してみませんか!【3Dペットショップ】
- 高齢犬と暮らしている飼い主さんに!高齢犬向けの通販サイト【ペットベリー】がおすすめ!
- ”ペット漢方” について書かれたおすすめの書籍を紹介!
ペットに対する漢方薬の投与量の基準とは?


ペットに漢方薬を使う場合、
どれくらいの量を飲ませたらいいの?

次の体重での換算式を利用してもらうと、
「ペットに飲ませる漢方薬の1日量」が計算できます!
体重を目安にした場合、成人人間の1日量が7.5gの漢方薬エキス剤では、ペットの体重1kgあたり漢方薬エキス剤0.15gが1日量としての目安になります。
ペット投与量(1日量)=漢方薬エキス剤0.15g×ペットの体重kg

これは人間の小児の体重換算と同じ計算式です。

例えば、
5㎏の体重の犬であれば 0.15g×5=0.75g(1日量)となります。

人間の場合ですが、中国では日本で使用されている漢方薬の10倍量を使用することがよくあります。
ことを考えれば、漢方薬の服用量にそこまでの厳密さは必要ないのかもしれません。
ペットに漢方薬を飲ませるポイントとは!


漢方薬って苦くて飲みづらいってイメージが強いけど、
ペットの場合はどのように飲ませているんだろう?

基本的に漢方薬と食べ物で混ぜてはいけないものはありません。
人間の子供と同じで、色々なものに混ぜてみたりして上手に飲ませてください。

何かに混ぜてごまかすと飲んでくれそうだよね!

チーズに漢方薬を包むとペロッと食べてくれることが多く簡単でおすすめです。
そのほか、自家製クッキーに混ぜ込んだり、カボチャや肉団子に混ぜ込むこともおすすめです!





漢方薬を混ぜる際の注意点があります!
人間の子供にも同じことが言えるのですが、
いつも食べているメインとなる主食にいきなり混ぜるのは避けてください。
今後その主食自体を嫌がって食べなくなるということがあります。

ペットに漢方薬を使用する際の副作用について解説!

漢方薬は食べ物の延長線上にあるようなものなので、重大な副作用が起こることはかなり少ないと言えます。
しかし、小麦・蕎麦・ピーナッツなどの様に食べ物でも ”食物アレルギー” があるように漢方薬といえども ”副作用はゼロ” ではありません。

人間と異なり、ペットは体調の変化をしゃべって教えてはくれません。
漢方薬を飲ませた際にいつもとペットの体調が違うと感じたら一旦はすぐにやめましょう。
仮にその症状が漢方薬の副作用だったとしても大事に至るようなことはまずありません。
漢方薬で起きる副作用のほとんどは中止すれば治まるものがほとんどです。
ペット漢方薬と西洋薬との併用は可能なの?


他にも持病があってすでにお薬を飲んでいるような時、
漢方薬は一緒に飲んでもいいのかな?

何か別にお薬を飲んでいる場合でも、西洋薬と併用してはいけない漢方薬はありません。
逆に漢方薬が今飲んでいるお薬の副作用を和らげたり、西洋薬の効果を高めたりすることもあります。
ペット漢方薬の急性毒性にはどのようなものがあるの?

通常、市販されている漢方薬に使用されている生薬は120種類ほどあります。
マウスに対して唯一、急性毒性を示す生薬があります。
それが『山椒(さんしょう)』です。
マウスの場合では「山椒」を体重換算において人間の10倍量を投与すると、
3分後には死んでしまうことがあるようです。

ペット漢方でよくある質問(FAQ)

1. 漢方はどのくらいの期間で効果が出ますか?
回答:
漢方薬の効果が現れるまでの期間は、ペットの状態や個々の体質、症状の重さなどによって異なります。
一般的には以下のようなタイムフレームが考えられます。
- 短期効果:一部のペットでは、数日から数週間で改善が見られることがあります。これは特に急性の症状や比較的軽度の問題に対して顕著です。
- 中期効果:慢性的な疾患や体質改善が目的の場合、数週間から数ヶ月かかることがあります。この期間中、ペットの健康状態を定期的にチェックし、漢方の効果を評価することが重要です。
- 長期効果:漢方は自然療法であり、全体的な体質改善や免疫力向上を目的とするため、効果が現れるのに時間がかかることがあります。6ヶ月以上の長期使用で持続的な健康改善が期待できます。
2. ペットに漢方を与える際の注意点は?
回答:
ペットに漢方薬を与える際には、いくつかの重要な注意点があります。
- 獣医師との相談:漢方薬を使用する前に、必ず獣医師と相談してください。ペットの個々の健康状態や他の治療法との相互作用を確認することが必要です。
- 正しい投与量:漢方薬はペットの体重や症状に応じた適切な投与量が必要です。獣医師の指示に従い、正確な量を守って与えましょう。
- 投与方法:漢方薬をペットの食事に混ぜる方法が一般的ですが、嫌がる場合は水に溶かしてスポイトで与えることもできます。ペットが漢方薬を拒否する場合は、与え方を工夫することが重要です。
- 定期的なモニタリング:漢方薬の効果や副作用を定期的にモニタリングすることが必要です。異常が見られた場合は、速やかに獣医師に相談してください。
- 保存方法:漢方薬は湿気や直射日光を避け、涼しく乾燥した場所に保管してください。保存方法を守ることで、有効成分の劣化を防ぎます。
3. 他の薬との併用は大丈夫ですか?
回答:
漢方薬と他の薬を併用する場合、以下のポイントを考慮する必要があります。
- 獣医師の指導:他の薬をすでに使用している場合、漢方薬を併用する前に必ず獣医師に相談してください。薬の相互作用や重複する効果、副作用のリスクを確認することが重要です。
- 薬の相互作用:一部の漢方薬は、特定の薬と相互作用を起こすことがあります。
- 投与時間の工夫:併用する薬と漢方薬の投与時間をずらすことで、相互作用のリスクを減らすことができます。具体的な時間配分については獣医師に相談してください。
- 観察と調整:新しい漢方薬を導入した際は、ペットの健康状態を注意深く観察し、副作用や異常がないか確認します。必要に応じて、投与量や投与方法を調整します。
漢方薬はペットの健康管理において有益な選択肢の一つですが、正しい知識と適切な管理が重要です。
ペットの健康を守るために、獣医師との密な連携を保ちつつ、漢方薬の使用を進めてください。
漢方治療を行っている動物病院を探すにはどうすればいいの?


漢方治療を行っている動物病院を紹介します!


いい獣医師さんや、
動物病院が近所に見つかるといいね!

【日本ペット中医学研究所/JPCM】の会員病院を検索!漢方治療も行っている動物病院検索サイトとは

【日本ペット中医学研究所/JPCM】とは、”ペットと飼い主が少しでも長く楽しい時間を過ごせること” をコンセプトとして2013年1月に設立された団体です。

日本ペット中医学研究所(JPCM)とは、中国の伝統医学である「中医学」の理論を基に研修と臨床を重ね、ペット(犬・猫)を中医学的に弁証論治することを目的とし、中医師から学びながら、ペットの治療に当たっている獣医師を中心としたオフィシャルメンバー同士が経験交流を行う研究会です。
(日本ペット中医学研究所/JPCMより引用)

日本ペット中医学研究会(JPCM)は、中医師による研修会や獣医師の臨床経験などで得た情報を幅広く共有することで、健康と病気の間の状態をコントロールする養生法を発展させ、ペットと飼い主さんのために日々研鑽してくれている団体です。

あなたが住んでいる近所で中医学を取り入れ、
漢方治療もしてくれる獣医師さんを見つけられるサイトがありました!
気になる方は検索してみてくださいね!
ペットの健康について有益な情報発信しているサイト【老犬&老猫と暮らす】を紹介!


日本ペット中医学研究会(JPCM)監修のペットの健康長寿を願うペット漢方サイト
【老犬&老猫と暮らす】がおすすめだよ!

肉球の状態に『体質のヒント』が隠されているということで、肉球チェックの結果から、かかりやすい病気などの注意点・その原因・食養生に適した食材を紹介してくれる【中医学的肉球チェック!】も興味が出てくるよね!
自宅で出来る漢方での全く新しい治療を提案!錦戸獣医科病院【ペット漢方研究会】とは?


熊本県熊本市東区にある錦戸獣医科病院【ペット漢方研究会】では、癌や腫瘍、白血病・猫エイズ・伝染性腹膜炎などの免疫系の病気や、難治性皮膚炎やアカラス、脱毛・湿疹などの皮膚病、また心臓肥大や心臓弁膜症などの循環器系疾患など、難病治療を専門として、西洋医学と東洋医学の融合によるまったく、新しいペットの難病治療を提案してくれます。

獣医師、錦戸正己先生、2022年12月26日、午前2時26分 逝去されたようです。
お悔やみ申し上げます。
ペット用オリジナル漢方を販売している薬局【漢方専門薬局元気堂】


神奈川県相模原市にある【漢方専門薬局元気堂】では、ペット用オリジナル漢方を販売しています。
ペットだけではなく、人間に対しても漢方の本道を深めるためにも煎じ薬療法を中心にエキス剤、丸薬も取り扱っています。
なお、鍼灸療法も併設しているみたいなのでぜひ相談してみてくださいね!
家族(ペット)との思い出をフィギュアで残してみませんか!【3Dペットショップ】


【3Dペットショップ】では、ペット(犬/猫)の写真をもとに弊社デザイナーが3Dデータを制作し、世界に一つしかないオリジナル・フィギュアを作製してくれるよ!

フィギュアの素材を石膏から「フルカラー樹脂」に変更!。
石膏より細かい造形/色表現が可能となり、より壊れにくくなっています。

・現在ペットを飼われている方
・大切なペットを亡くされた方
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高齢犬と暮らしている飼い主さんに!高齢犬向けの通販サイト【ペットベリー】がおすすめ!

高齢犬向けの通販サイトペットベリー 楽天市場店は、高齢犬向けの通販サイトです!
犬も人と同じく高齢化が進み、平均寿命が延びている一方で、 痴呆や寝たきりなど「老犬介護」の問題も増えてきました。
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”ペット漢方” について書かれたおすすめの書籍を紹介!

新興医学出版社から ”ペット漢方” について書かれた書籍が出版されています!
獣医師版ということで表題がありますが、フローチャート式にまとめられていますので、一般の方が読んでも理解できないような難解な内容ではありません。
おすすめの書籍です!



「宮崎県川南町」に位置する「ほどよい堂」において、「薬剤師×中医薬膳師×ペットフーディスト」として、健康相談を行っています。
代表の河邊甲介は、漢方医学、薬膳、そして腸活を組み合わせた独自のアプローチで、個々の健康に寄り添います。
漢方相談や薬膳に関するオンライン相談も提供し、遠方の方々も利用できます。
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